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◇2021年度関西学生体重別選手権大会1日目◇8月21日◇堺市立大浜武道館

[女子63㌔級]
河合葉菜(法2)1回戦敗退
鍋谷泉(法1)1回戦敗退
清水菜々子(政策4)2回戦敗退

[男子60㌔級]
高木優希(政策3)2回戦敗退
浜崎誠大(人3)2回戦敗退
豊永奏太(人2)ベスト4

2日間行われる関西学生体重別選手権の1日目。関大からは6選手が出場した。男子60㌔級の豊永は強敵を相手にしても勝ち進み見事ベスト4入り。全日本大会への出場を決めた。

女子63㌔級の最初の出場者は河合。開始直後に技ありを取るも、相手の反撃で技ありを返される。そのまま一進一退の攻防が続き、延長までもつれ込むが、足技を決められ黒星となった。続く鍋谷は、寝技をかけられ粘りを見せるもしのぎ切ることはできず。清水女子主将は初戦を危なげなく突破するが、2回戦では相手のペースに持ち込まれ勝利を挙げることはできなかった。

-300x200 豊永がベスト4で全学出場決める!
△河合
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△鍋谷
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△清水

男子60㌔級には3選手が出場。高木は初戦こそ勝利を収めるが、2回戦で今階級優勝を果たした天理大の古志と対峙する。相手の速い攻めに倒され、締め技での黒星。浜崎は1回戦を不戦勝で進み、迎えた2回戦。積極的に前へ詰めるが、攻め切ることはできず。指導を3つ取られてしまい、反則負けとなった。

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△高木
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△浜崎

そして、1回戦で勢いのある柔道を展開した豊永が快進撃を見せる。2回戦では終了間際に小内刈りで技ありを決め、3回戦でもキレのある投げを決めた。迎えた4回戦では強豪天理大の兵頭との対戦となる。お互いに攻め切れない時間が続き、連戦で体力も辛くなる状況。拮抗した試合展開となったが、そこを破ったのが豊永だ。相手に投げられるも、うまく体を使い抑え込みに持ち込む。そのまま勝利を収めた。

-300x200 豊永がベスト4で全学出場決める!
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△豊永

準決勝では天理大の古志に敗れてしまったものの、ベスト4で全日本学生体重別選手権の出場権を獲得した豊永。「先のことは考えず1、2回戦で一つずつ勝てるようにと思っていたからうれしい」と、予想以上の結果を残し、関大を沸かせた。明日は他階級の男子選手が登場。豊永の作った勢いに乗り、より一層の活躍を見せる。【文:宮本晃希/写真:宮本晃希・松尾有咲】

▼豊永
「きつい試合になるとは思っていて、我慢してチャンスを作り勝っていこうと考えていた。(今回の結果について)大満足(笑)。正直、先のことは考えず1、2回戦で一つずつ勝てるようにと思っていたからうれしい。準々決勝は格上の相手だったけど、自分の得意なところに持っていくことができて耐えて勝てたのはよかった。セコンドからも岡本コーチや、二階堂さんに声をかけてもらって、それを意識して頑張れた。(今後について)次の大会につなげることはできたので、練習でもっと追い込んで、全学でいい成績を残せるように頑張る」

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