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◇2021年度関西学生個人選手権大会◇7月10・11日◇新西宮ヨットハーバー◇

【470級】

7位 井堰威瑠(人4)・笹木竜斗(情2)
18位 山田咲良(人2)・戸川屋陽生(環都2)
21位 久保旬也(商1)・後藤滉介
25位 西川哲正(化生1)・西田カビ―リア桜良

【スナイプ級】

4位 福田新之介(経3)・竹中麻結(安全1)
10位 田代彩子(商3)・奥村悠大(法1)
18位 増田光(経2)・松岡千咲(人2)
23位 児玉沙耶佳(商3)・三品祐里子(社2)

先週行われた関西選手権では思うような結果を残せなかった関大ヨット部。各々が反省を生かし、470級とスナイプ級で8ペアが今大会に挑んだ。

IMG_7689-300x200 1日目から好順位、福田・竹中ペアが全国決めた!

天候の乱れもなく、定刻通りレースが開始された。最初にスタートしたのは下級生中心のメンバーで挑んだ470級。井堰・笹木ペアは第1レースを6位でフィニッシュするが、他の選手たちはなかなかそこについていくことができない。苦しい展開を強いられてしまう。

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△井堰・笹木

一方、スナイプ級は福田・竹中ペアが奮闘。第1レースで序盤から積極的な走りを見せ1位でのフィニッシュとなる。先週の大会で圧倒的な強さを見せ優勝した関学大の石川・曽我部ペアを抑える立ち上がりを見せた。終盤のレースでこそ首位を譲るが、5レースすべてを4位以内に収める大健闘で1日目を2位で折り返した。

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△福田・竹中
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2日目は3レース行われる。定刻通りの出艇となったが、風が強く、体重が軽い関大ヨット部には苦しい気候だった。

470たち-300x200 1日目から好順位、福田・竹中ペアが全国決めた!

470級では、前日の流れを断ち切るかのように井堰・笹木ペアが好成績を残す。第6レースを2位でフィニッシュし、続く2レースも上位でゴールした。他ペアも奮闘するが、思うように順位を上げられなかった。

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△井堰・笹木
470の21①-300x200 1日目から好順位、福田・竹中ペアが全国決めた!
△久保・後藤
470の9-300x200 1日目から好順位、福田・竹中ペアが全国決めた!
△西川・西田

スナイプ級では、第6レースで全艇スタートが出遅れてしまい、全体的に順位を落としてしまう。福田・竹中ペアは、前日のような調子が出ず結果が振るわない。田代・奥村ペアが巻き返しを図るも、入賞とまではならなかった。

19-300x200 1日目から好順位、福田・竹中ペアが全国決めた!
△福田・竹中
20①-300x200 1日目から好順位、福田・竹中ペアが全国決めた!
△田代・奥村

今大会では6位以上が全日本大会への出場権を得る。470級では、井堰・笹木ペアが関学大の林・塚本ペアと2点差で7位。惜しくも全国を逃してしまった。スナイプ級では、福田・竹中ペアが前日の2位より順位を落としてしまうも、4位入賞で全国を決めた。「2日目は風が強く、体重の軽い私たちには厳しいレースになった。強風への対応が課題」と福田。弱点を乗り越えた2人が、全国で関大の名を轟かせるだろう。【文:宮本晃希、小西菜夕/写真:上田紫央里】

▼福田
「初日は自分でも驚きの成績を残すことができました。平日にもコツコツペアと練習してきて、その結果が出てくれたのだととても嬉しかったです。その中でもトップを走っていながら最終は2位に落ちてしまったりしたのでそこは改善していきたいです。2日目は、初日よりも風が強く、体重の軽い私たちには少し厳しいレースになりました。スタートも上手くいかず、成績も振るう事なく総合2位から4位に落ちてしまいましたが、なんとか4位入賞にとどまることができてホッとしました。(全国を決めた今の気持ち)昨年は470で同じ大会に出場させていただいて、昨年よりも一つ順位をあげての出場決定ということで少しながらも成長を感じることができました。蒲郡は強風が予想されるのでとにかく体重をつけて全日本でも前を走ることができるように生活にも気を遣っていきます。(今後の課題)初日はフィニッシュ前の順位を落としてしまうこと、2日目はスタートと強風への対応に課題を感じました。これはどれも練習あるのみなので、がむしゃらにしつつもしっかりと自分の考えを持って練習に臨みたいと思います。今年は昨年の470級と違いスナイプ級で、関大の中では私達のみの出場とはなりますが、全国のレベルを身をもって体感しつつも、しっかりと前を走り、他大学を観察して自大学にフィードバックができるように全日本に臨みます。強風が予想されるため、増量に全力を注いでいきたいと思います」

▼竹中
「1日目は1レース目でトップを取れたので、今日はそのままの勢いで楽しく走ることができました。新之介さんのおかげです。自分が1回生で初心者で何もわからないし、何をすればいいのかも全く分からない状態だったんですけど、3回生で副将の新之介さんがやってくださったので、本当にありがたいです。2日目は風が強くて、強風は体力を使うので自分の努力不足だなと感じる部分もあったんですけど、まだまだやることがたくさんあるなと感じました。(今後の課題)もっと周りの艇を見れるようにすることと、しんどい時に負けないように自分の精神力を鍛えることと、体力や体重を増やすことをもっと頑張りたいと思います。(全日本選手権への出場が決まって)1回生で未経験で、この時期に全国大会を経験できるのはうれしいし、楽しみです。練習あるのみなので、もっと練習してうまくなりたいです。本当は1位を取りたくて、4位じゃ悔しい結果だなと思います。3位までに入りたかったし、もちろん優勝を目指したうえでの4位だったので、悔しい気持ちのほうが大きいです。(全日本選手権に向けて)今よりも確実にうまくなって、必ずトップを取れるように頑張りたいと思います」

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