◇2021年度関西学生春季リーグ◇対福井工大◇5月23日◇天理親里ホッケー場◇
[第1Q]関大1-2福井工大
[第2Q]関大0-1福井工大
[第3Q]関大0-4福井工大
[第4Q]関大0-1福井工大
[試合終了]関大1-8福井工大
約1か月ぶりの春季リーグ戦。今季初白星と行きたいところだった。しかし第1Qに春季リーグ戦初得点が出るも、試合は7点差で敗北を喫した。

関大のセンターパスから始まった第1クオーター(Q)。開始2分でペナルティーコーナー(PC)を与えてしまう。相手のプッシュはGK平山雄大(情3)の左に流れ、先制点を奪われる。

しかしその後6分にFW粕渕正真(人3)につながると、相手GKの足元にボールをくぐらせ、同点に追いついた。


攻められはするものの、DF陣が粘り強い守備を見せてピンチを切り抜ける。だが第1Q残り2分でPCを許す。止めることができず、1-2でこのQを終える。
迎えた第2QはすぐにPCを許すもゴールを守り抜く。その後FW杉山涼(商4)が相手サークルに迫りチャンスをつくる。しかしロングコーナーを生かすことができず、得点には至らなかった。

残り2分の場面では左から攻められて、相手のパスがつながり2点差に引き離され、試合を折り返す。
第3Qは苦しい展開となった。相手FWのタッチに反応できずに序盤で1点を奪われる。4分、7分にPCで失点。GK若生知嵩(化生3)がファインプレーを見せるも、相手の勢いを止められずにこのQで4失点。

6点差で迎えた最終Q。2度のPCを許すと、相手のプッシュはゴールの1番上に入り1-8とされる。
しかし、このQを折り返そうとするところで、チャンスをつくった。FW柳田昴輝主将(情4)やMF森川瑤(人2)のドリブルで一気に攻める。相手サークルまで入りシュートを試みるも相手GKに止められ、ゴールすることができなかった。


残り4分から4つのPCを奪われるがGK平山もゴールを守り抜き、そのまま試合終了。1-8という結果に終わった。

春季リーグ初得点は出たものの、勝利とはならず悔しい2連敗。次週の1部2位の強敵・立命館大に食らいつく。
【文/写真:上田紫央里】
▼柳田主将
「前回のリーグ戦から今までの間、練習はできていたけど、コロナが怖くてこれないという部員がいたり、制限があったり、満足のいく練習ができませんでした。今日も主力メンバーが2人休んでいる。試合で使うプレス練習はこだわってやってきました。相手のプレスが速かったり、こっちもボールを持ったら焦っちゃうところで、うまく右から3対2や3対3が組めていなかったというのがあります。(今日良かったのは)3Q目、4Q目でバテてはいたんですけど、最後まで全員走り切ってプレスもかけ続けられたのはいいところだと思います。前からプレスをかけて相手の隙をついて1点取れたのも良かったと思います。フルプレスを練習していたのが、強豪相手に通用したのも感じることが出来ました。前までボールを運べないのが課題です。粘り強くは守れていたんですけど、相手が強いと自分たちも焦ってしまって、どんどんパスで崩せなくなりました。縦1本の奥まで通すのが多くなって、カットされるということが多かったのが課題だと思います。(次の立命館大戦に向けて)今日やった福井工大よりはレベルが上がると思うんですけど、今日は1点しか取れなかったので、これからもフルプレスにこだわってやっていくので、相手の陣地でボールを奪って点が取れるようにやっていきたいのと、しっかり最後まで走りきることで、最後の順位決定戦につなげたいと思います」
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