◇第71回全日本大学対抗選手権大会(2部)2日目◇11月2日◇はびきのコロセアム
[男子88㌔級]
12位 藤間 210㌔(93㌔・117㌔)
15位 金田 188㌔(83㌔・105㌔)
[男子94㌔級]
1位 下坂 288㌔(128㌔・160㌔)
インカレ2日目は3人の選手が出場。おのおのが自分の限界に臨んだ。男子94㌔級に出場した下坂尚也主将(法4)は夏に西カレを優勝してから練習を重ねてさらに調子を上げる。激戦となった上位争いだったが、スナッチでは128㌔、C&ジャークでは160㌔を持ち上げてトータル288㌔で優勝。高校から始めた7年間の集大成を飾った。
インカレ2日目は男子88㌔級から競技が開始。藤間健太(環都1)、金田拓樹(社2)が出場した。藤間はスナッチ1回目で88㌔をスムーズに持ち上げる。2回目は3㌔増量して91㌔に挑戦。持ち上げると同時に声を張り、気合で成功させた。3回目はさらに2㌔増量し93㌔を申請。苦しみながらも肩の上まで持ち上げ3回とも成功させる。スナッチの結果を93㌔とした。C&ジャーク1回目は111㌔を持ち上げたが、踏みとどまれずに判定は失敗に。2回目も111㌔に挑む。今度はしっかりと踏みとどまり成功させた。3回目は6㌔増量し117㌔に挑戦。3回目も踏ん張りながらとなったが持ち上げ記録を伸ばす。トータル210㌔で試合を終えた。金田はスナッチ1回目の試技で83㌔に挑戦するも立ち上がることができずに失敗。連続試技で臨んだ2回目は、同重量を持ち上げて成功させる。3回目は7㌔増量して臨んだが立ち上がることができない。スナッチの結果を83㌔とした。C&ジャーク1回目の試技は100㌔をスムーズに持ち上げる。2回目は5㌔増量し苦しい表情を浮かべながらも懸命に立ち上がり、成功させた。3回目の試技はさらに2㌔増量し、107㌔に挑戦。だが、立ち上がることができずC&ジャークのベストは105㌔に。トータル188㌔で試合を終えた。


男子94㌔級には今大会で引退となる下坂主将が登場。スナッチ1回目は125㌔を危なげなく持ち上げて成功させる。2回目は128㌔を申請。踏ん張りながらも持ち上げてスナッチ競技の1位が確定する。3回目は自身の限界にチャレンジすべく133㌔に臨むも立ち上がることができずに失敗。スナッチの結果を128㌔とした。C&ジャーク1回目は155㌔を肩まで持ち上げジャークに成功。2回目は5㌔増量し、160㌔に挑戦。部員の声援を力に変えて、勢いよく成功させる。3回目は165㌔を申請。これを持ち上げたら優勝が確定するが、立ち上がることができずに失敗。最後に3回目の試技で166㌔に挑戦した白土(日体大)が失敗に終わり、下坂主将の1位が確定した。

最後のインカレで優勝を果たした下坂主将。大学1年時のインカレでは表彰台に届かず4位。2年時に行われた西カレでも4位と決して実力があるわけではなかった。しかし、段々と実力は上がってきており、それが証明されたのは3年時の西カレ。首位には30㌔差をつけられたが、表彰台入りを果たす。それから練習を重ねて迎えたラストイヤー。春に肘の靭帯を損傷するけがを負う。しかし、部員や顧問など周りの支えもあり、西カレでは復活後に優勝を果たした。そこから日々、練習や食事を通して進化を遂げた下坂主将だからこそつかみ取った栄冠。また、後輩たちに成長し続けることを背中で見せた先輩だった。「自分が抜けてもどんどん上を目指して切磋琢磨(せっさたくま)して優勝を目指して頑張ってください」と後輩へのメッセージを残した下坂主将。その想いを受け取り、関大重量挙部はこれからも限界を超え続ける。【文/写真:木村遥太】
▼下坂主将
「(優勝した感想)率直にうれしいです。(スナッチでは2回目の128㌔を持ち上げる前に渡邉(桃山大)が127㌔を成功させたが緊張はあったか)今日は調子が良かったので、全然いけるだろうという気持ちで緊張はなかったです。(C&ジャークでは165㌔を失敗したものの、160㌔を持ち上げた)本当は3本目の165㌔も取りたかったので、そこだけ少し悔しいです。(西カレで優勝してからインカレに向けてどのような練習をしてきたか)毎年、夏頃から調子が落ちてきて秋はふがいない結果になっていたので。とにかくいっぱい練習することといっぱい食べることを意識しました。(西カレ、インカレともに優勝。飛躍の1年の要因は)最後の1年だったので、気持ちの面で負けないように心を奮い立たせてきました。(下坂主将にとって重量挙とは)始めたのが高校からで。成り行きで入ったけれど思いのほか熱が入って。最後は楽しい競技だったと思います。(後輩に向けてのメッセージ)自分が抜けてもどんどん上を目指して切磋琢磨して、優勝目指して頑張ってください」
コメントを送信