◇RIGAVILCUP2025関西大学連盟秋季リーグ戦◇対近大◇10月11日◇立命館大学茨木キャンパス
[第1セット]関大17-25近大
[第2セット]関大22-25近大
[第3セット]関大21-25近大
[試合終了]●関大0ー3近大
昨週は大産大にストレートで敗北を喫した関大。一つでも上の順位に行くために、これ以上負けることはできない。迎えたリーグ7戦目は強豪・近大と対峙(たいじ)。ここまでリーグ全勝と勢いに乗る相手に、堂々と自分たちのプレーを貫く。スパイカー陣の多彩な攻撃で得点を重ねたが、一歩及ばず。リーグ2連敗となった。

第1セットは相手の先制点でスタートしたが、すぐに小山海皇(みこと=人2)がサイドアウトで取り返す。3-4では池田幸紀(商3)が、仲間がはじいたボールに素早く反応しつなぐなど、序盤からレベルの高い攻防戦を展開した。その後もエース・小山がストレートに打ち抜いて得点すると、永澤諒(人1)も速攻を決めるなど3連続得点で食らいつく。レシーブが乱れた場面では山本大稀(経4)が相手の空いたスペースに軟打を落とし、巧みに得点を奪った。しかし11-11から相手がブレイクすると、徐々に差を広げられる。小山・永澤を中心に得点したが、17-25で第1セットを落とした。

第2セットは多彩な攻撃で得点を量産。中島康介(文4)の速攻や森歩夢(政策3)のアタックなどあらゆるポジションからの攻撃を織り交ぜ、得点を奪う。10-11では井上桜佑(人4)がネット際に上がったボールをダイレクトで叩んだ。永澤のブロックも決まり、2連続得点で逆転。しかし、20点台を超えたところで相手の鋭いスパイクに苦戦を強いられる。取り切ることができず、連続でセットを落とした。


第3セット序盤は関大が先行する。小山、永澤、山本のアタックで着実に得点を重ねた。足で拾うなど、全員でボールをつなぐ場面も。しかし13-13で相手にサービスエースを決められると、流れが一変。試合は相手のペースになり、なかなか得点することができない。それでも相手のブロックを上手く使った攻撃を見せる。しかし、先にセットポイントを握られると、小山が相手のブロックに阻まれ試合終了。全員で戦い抜くも、勝利をつかむことはできなかった。

黒星となったものの、荒木陽仁(文3)、川内歩人(商3)、石山智哉(人3)が交代で登場するなど選手層の厚さを見せる。明日はブロック予選で敗北を喫した天理大と対戦。全員バレーで勝利へ。悔しさを胸に、一戦一戦を全力で戦い抜く。【文/写真:速水咲良】
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