Loading Now
×

◇2025年度関西学生リーグ戦第4戦◇対立命大◇9月21日◇龍谷大学深草キャンパス

[第1Q]関大15-20立命大
[第2Q]関大20-13立命大
[第3Q]関大23-24立命大
[第4Q]関大16-19立命大
[試合終了]●関大74-76立命大

初戦は勝利したものの、続く2戦を落としている関大。第4戦では、西カレの時に勝利を収めた立命大との再戦だ。両者ともスリーポイントシュートを中心に得点を重ね、2点リードで前半を折り返す。後半に突入しても、点差が広がらない大接戦となった。最終クオーター(Q)残り1分まで勝敗が読めない試合展開に。しかし、最後のシュートを決めきれず、74-76で惜敗となった。

ジャンプボールを制され、相手ボールから始まった第1Q。先制点を献上し、その後もシュートを決められる。開始2分で西村宗大(経3)がバスケットカウントを沈め、関大に最初の得点をもたらした。福間啓人(社4)のレイアップと倉ノ下大吉(人4)のスリーポイントシュートが連続で決まり、関大が4点をリード。しかし、速攻やフリーの状態でスリーポイントシュートを決められるなど、失点が重なる。関大の得点が伸びない時間が続くも、フリースローを沈め、なんとか食らいついた。さらに、途中交代でコートに入った池澤智史(法1)がドライブで切り込み、レイアップを沈める。しかし、残り1分で2本のスリーポイントシュートを決められた。相手に勢いが傾いた状況で第1Qが終了。

IMG_0920-200x133 【バスケットボール男子】立命大との激闘制せず、リーグ戦3敗目を喫した
△西村
IMG_0777-200x133 【バスケットボール男子】立命大との激闘制せず、リーグ戦3敗目を喫した
△倉ノ下

5点を追いかける形で始まった第2Q。福間が速攻を仕掛け、奥村将吾(安全2)がスリーポイントシュートを沈めた。池澤のシュートも決まり、開始早々同点に追いつく。関大の流れを断ち切るため、相手がタイムアウトを要求。タイムアウト明けは失点するも、池澤と山本晴大(安全2)、倉ノ下がスリーポイントシュートを沈める。福間がバスケットカウントを奪った時点で、相手が2回目のタイムアウトを使った。タイムアウト後は山本のシュートで6点をリード。しかし、残りわずかでスリーポイントシュートを許すなど、2点リードで前半を終えた。

IMG_3912-200x133 【バスケットボール男子】立命大との激闘制せず、リーグ戦3敗目を喫した
△ハイタッチを交わす選手たち

10分のハーフタイムを挟み、持久力が試される後半に突入。関大ボールから始まる第3Qの先制点は関大だった。奥村がゴール下に切り込み、アウトサイドに張った福間へパス。フリーの状態でスリーポイントシュートを沈めた。また速攻や複数のジャンプシュートが決まり、リードを8点に広げる。この勢いのまま関大が点差を広げるかと思われたが、そう簡単にはいかない。ディフェンスの隙をついたゴール下へのパスが連続で決まり、失点を許す。アウトサイドのシュートも沈められ、残り10秒ほどで56-57に。それでも、パスをつなぎ奥村がブザービートを決める。常に冷静な奥村であるが、決まった瞬間ガッツポーズを見せ、喜ぶ姿が見られた。

58-57の激闘も、残すは最終Qのみ。運命の10分間が始まった。相手のスリーポイントシュートが最初に決まるも、北岡雄斗(人3)のシュートで同点に追いつく。しかし、シュートを決められ追いかける展開に。それでも、福間が2本のスリーポイントシュートを沈めた。両手を挙げ、チームを鼓舞する姿も。関大の流れになったのは束の間、その後は1、2点のリードを奪い合う戦いとなる。最後の1分まで勝敗が分からない混戦に。相手のシュートが決まり、74-75で関大がタイムアウトを要求。タイムアウト明けは関大ボールから始まる。チームファールはすでに溜まっており、厳しい状況だ。残り時間はわずか1分であるため、最低でも2回の攻撃権がある。ホイッスルが鳴り、試合が再開。パスを丁寧に回し、シュートの好機を狙う。しかし、放ったシュートはリングを外れ、相手ボールに。相手のシュートは決まらなかったものの、フリースローを与えてしまった。1本を決められ、2点差に。2本目のフリースローを相手が外し、果敢にリバウンドを奪いに行くも取れず。相手がボールをつかんだ瞬間、関大の敗戦が決まった。まさかの惜敗にぼう然と立ち尽くす選手たち。74-76でリーグ戦3敗目を喫した。

IMG_0628-200x133 【バスケットボール男子】立命大との激闘制せず、リーグ戦3敗目を喫した
△北岡
IMG_0783-200x133 【バスケットボール男子】立命大との激闘制せず、リーグ戦3敗目を喫した
△福間

第2戦は13点差、第3戦は5点差、第4戦は2点差での敗戦となった関大。あと1本が遠く、接戦をものにできない試合が続いている。4戦を終え、1勝のチームは6校。次戦は現在1勝の流科大との対戦となる。中位リーグに入るためには、負けられない戦いだ。気持ちを切り替え、いざ連敗脱出へ。【文/写真:井藤佳奈】

コメントを送信