◇2024年全日本学生選手権大会2日目◇11月14日◇於・大山崎町体育館
【男子サーブル個人戦】
上村 プール戦敗退
椿 プール戦敗退
【女子サーブル個人戦】
眞正 トーナメント戦進出
【男子エペ個人戦】
澁谷 トーナメント戦進出
遠藤 トーナメント戦進出
【女子エペ個人戦】
●木部13-15四元(関学大)
インカレ2日目に行われたのは、男子サーブル個人戦、女子サーブル個人プール戦、男子エペ個人プール戦、女子エペ個人戦。各々が健闘を見せるも、関東勢の実力を感じる内容となった。
男子サーブル個人戦に出場したのは、上村明武(社2)と椿樂(経1)の2名。プール3の上村は1つ白星をつかむが、その後勝利することができない。惜しくもあと1歩及ばず、プール戦敗退となった。プール10の椿は、関東の強豪を前に1勝も挙げることができず。トーナメント進出とはならなかった。
女子サーブル個人戦には、関大から唯一、眞正樹理(人1)が出場した。新進気鋭のエースが、インカレの舞台でも実力を見せる。全5試合のうち見事2勝をあげ、プール戦を突破。あすのトーナメント戦進出を決めた。
男子エペ個人戦には、澁谷和典(シス理4)と遠藤駿斗(安全2)が出場。プール11の澁谷は2勝。プール6の遠藤も2勝を挙げ、順当にプール戦を突破。あすのトーナメント戦進出を決めた。
女子エペ個人戦には、関大エペのエース・木部紅華(政策2)が出場。強敵がそろう組で見事3勝を挙げ、プール戦を突破した。トーナメント1回戦は、四元(関学大)と対戦。今年の関カレでは2回戦で対戦し、僅差で敗北を喫している相手だ。開始の合図から飛び込むことなく、両者様子を見合う。スタートから40秒後、勝負を仕掛けたのは木部。先制に成功した。その後は点の取り合いとなり、スコアは3-3に。しかしここから相手が勢いに乗り始める。クードゥブル(両者同時得点)も含めて失点が重なり、初めの3分間終了時点で4-7となった。次の3分間でも徐々に差は開き、11-14と追い込まれた木部。執念で2点を返すが、追いつくことはできず。13-15で敗北し、惜しくも1回戦敗退となった。
インカレ3日目となるあすは、女子サーブル個人戦、男子エペ個人戦、男子フルーレ団体戦が行われる。関大フェンシング部の実力を発揮し、さらなる高みを目指せ。【文/写真:合田七虹】
▼木部
「(プール戦を振り返って)プール戦は、関西の選手が誰もいなくて関東の選手ばかりで、最初の1試合目は緊張して体が固まっていて動けなかったのが反省点です。その後の試合は、昨年当たった人に対しても昨年より点が取れていたり、フットワークを生かして点を取れたので、そこは良かったと思います。(1回戦を振り返って)当たった時にどうしようか考えていたのが、関カレの反省点で、最初に飛ばし過ぎて体力不足で最後の方にバテてしまったことでした。今回は、最初から飛ばし過ぎずに、落ち着いて技術面で攻めようかなと思っていましたが、最初の出だしで相手を見過ぎてしまって、自分のペースにならなくて相手のペースにされてしまったところがだめでした。(今回の試合で見つかった課題や収穫)今日の試合でうまくいかないなと思ったのは、いつも突いてる足突きとかポイントがつかなくて外してしまった点です。相手だけついて自分はつかなくて、本来ならついてるはずなのにつかないといけないところをつけなかったりして、そういうプレーがとても多くて、そこを次の試合までには改善したいです。15本勝負となると、5分本勝負は練習でいつもしていますが、15本勝負は流れのつかみ方から長いので、その中での自分の戦い方がまだ確立してなかったので、今度から15本勝負の練習も普段の練習に混ぜてやってみたいと思いました。(女子エペ団体戦に向けての意気込み)相手が日大なんですけど、すごく強い人達ばかりでだいぶ厳しいですが、自分の技が関東の人達にどのくらい通用するのかというのと、自分達のプレーをできればいいかなと思います」
▼上村
「(プール戦を振り返って)実力に差を感じる部分があったが、勝ちたいところで勝ち切れなかったりしました。知り合いが同じ組にいて、勝負強さというところでその子に劣っていたかなという点で、思った通りのプレーができなかったのが悔しかったかなと思います。(関東の人と戦ってみて)実力の差はあるにはあるが、すごく離れて全員強いわけではなくて。もちろん弱い選手も関東にはいるわけで、自分がしっかり戦えばいい勝負をしたり勝てる選手とかいる中で、気持ちの部分でまず負けてたのかなとは思いました。(今日の試合で見つかった課題や収穫)サーブルとフルーレに関しては、フレーズがあって、サーブルは特にフレーズがシビアなので、その違いや駆け引きの部分で自分の中で課題が見つかったかなと思います。(男子フルーレ団体戦の意気込み)個人で出ていない分、プレッシャーというかやらなきゃいけないという気はあるんですけど、そこで焦り過ぎず自分の思い切ったプレーでしっかり点数重ねて、勝てるように頑張りたいと思います」
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