◇2024年全日本学生選手権◇8月23〜26日◇駒沢オリンピック総合公園
【61kg級】
[1回戦]
●奥野0-10佐藤(中大)
○浜本4-2葛城(明大)
[2回戦]
●浜本1-6伊藤(日大)
●橋本0-10志村(同大)
【65kg級】
[1回戦]
●原 0-10池端(専修大)
【70kg級】
[2回戦]
●中村4-15岡田(青学大)
【86kg級】
[1回戦]
●稲本2-5合田(東洋大)
●渡邉0-10八木澤(神奈川大)
駒沢オリンピック総合公園で始まった今大会。1、2日目はグレコローマン、3、4日目はフリースタイルの試合が行われた。関大からは7人の選手が出場。全国の舞台で奮闘した。
1日目に行われたグレコローマンには関大から3人の選手が出場した。最初に登場したのは奥野登夢(人2)。開始1分は膠着(こうちゃく)した状態が続く。そこから相手に積極性で1点が追加され、奥野がバーテレポジションになり試合が再開された。奥野が不利な状況に陥り、相手に連続得点を許してしまい黒星を喫する。
続いて登場した中村心瞭(人1)は、バーテレポジションからローリングなどで得点を失い勝利とはならなかった。グレコローマン最後に登場したのは稲本喬弘(人3)。序盤から積極的に攻撃を仕掛けるも、相手に場外ポイントで1点を奪われる。そこからバーテレポジションになるも粘りを見せ、相手に得点を許さない。そのまま2点ビハインドで後半へ。続く後半では1点を追加し、残り1分から攻撃を仕掛け同点に追いつく。しかし、残り3秒で相手に得点を許してしまい惜しくも敗北。
続いて行われたフリースタイルには関大から7人の選手が出場した。最初に登場した奥野は序盤から積極的な攻撃を展開する。しかし、なかなか得点に結びつかず相手に連続得点を許した。6点を追いかける形から始まった後半戦へ。背後を取られ連続で失点。テクニカルフォールで黒星を喫する。続いて奥野と同じ61㌔級に登場したのは浜本歩主将(人4)。序盤に2点を獲得し、リードする。そこから追い付かれることなく、終盤にも得点を追加し勝利を挙げた。続く2回戦では、序盤に1点を獲得する。しかし、両者得点が動かず均衡した状態が続きそのまま後半戦に。そこから背後を取られ2点を失う。その後も背後を取られ、1-4でタイムアップ。勝利とはならなかった。
61㌔級最後に登場したのは橋本翔喜(経1)。開始30秒で背後を取られて2点を失うも、そこからのローリングを阻止する。しかしその後、連続でローリングを決められテクニカルフォールで黒星を喫した。
奮闘するも悔しい結果となってしまった今試合。次への課題が見つかった試合だった。次の試合は西カレ。全国からの飛躍に期待が高まる。【文/写真:湯浅あやか】
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