◇2023年度関西大学連盟秋季リーグ戦第9日◇対関学大◇10月15日◇神戸親和大学
[第1セット] 関大25-18関学大
[第2セット] 関大22-25関学大
[第3セット] 関大19-25関学大
[第4セット] 関大25-23関学大
[第5セット] 関大10-15関学大
[セットカウント]● 関大2-3関学大
現在リーグ7位の関大は6位の関学大と対戦。総合関関戦で勝利を収めた相手に対し、今回も勝利をつかみにいく。
第1セットは笹野文乃(文2)のサーブから始まった。序盤はスパイクをブロックされたり、トスがつながらなかったりして点を落とす。しかし中屋ちひろ(人4)がサービスエースを決めチームを盛り上げると、日野美里(人4)がドシャットを決め客席を沸かせた。そのまま相手を引き離し、7点差で第1セットを手にする。
勢いに乗りたい関大。第2セット序盤はフェイントを読まれて押されたり、相手にメンバーの間をつかれるスパイクを打たれたりして、リードを許す展開に。その後笹野のツーアタックや中屋のクロス、笹野と日野による速いテンポでのアタックにより逆転し、点差を広げる。しかし終盤はブロックアウトされたり、真ん中を狙ったスパイクを打たれたりして逆転され、このセットを落とした。
第3セットは序盤、中屋や川上良江(文3)の強いスパイクでリードする。しかし中盤はトスがつながらず、スパイクもアウトになることが増え連続失点。後半、冨井綾音(人3)が交代で出場したことをきっかけに、関大の流れを持ってくる。しかし点差を埋められないままセットを終えた。
第4セットは何度もブロックされるが何度もスパイクを打ち、攻めの姿勢を崩さなかった。伊関万絢(まひろ=文2)が相手ブロッカーをはじく強烈なスパイク、土屋美咲(情1)、日野のドシャット、冨井と日野の速いテンポでのアタックで得点を稼ぐ。一進一退の戦いを制し、試合はフルセットにもつれ込む。
最終セットは両者ともに粘り強いプレーを見せ、長いラリーが何度も続く。両者とも強いスパイク、レーシーブを見せた。しかし最後は足元を狙ったスパイクを打たれ、敗北する。
今回は実力が互角の相手と厳しい戦いとなった。秋季リーグは残り2試合、相手は大国大と京橘大。今日の試合の反省を踏まえ、1つでも多くの勝利を目指す。【文:西村果凜/写真:中吉由奈】
▼中屋
「関関戦という伝統ある試合だったと思うのですが、前回勝っていた分今回勝ちたいという気持ちが強かった。相手は技術的にも高くて、簡単に勝てる相手だとは思っていなかったため自分たちの力を出し切ったが、勝てなかったのはすごく悔しかった。今試合は上級生で入っているのが2人しかいなかったため、下級生が気持ちよく思い切ってプレーできるように常に笑顔でプレーすることを意識した。またレフトエースとして、自分にトスが上がってきたときは絶対に決めてやるという思いを強く持ってプレーした。自分たちの代でできる秋リーグもこれで最後になるんですけど、残りの2試合は次の関カレやインカレでの目標を達成するためにとても大事な試合となるため、これまでの課題をもう1回見直して、チームとして1戦1戦勝っていけるように頑張っていきたい」
コメントを送信