◇令和5年度関西学生秋季リーグ戦第6節◇対京大1回戦◇於・ほっともっとフィールド神戸◇
関 大 001 010 301=6
京 大 000 000 000=0
1(左)藤原太
2(中)中井颯
3(捕)有馬
4(一)富山
5(右)岑
6(三)下井田
7(遊)山田
8(二)佐藤
9(投)金丸
前節の立命大戦から2週間以上空き迎えた今節。大一番を勝利し、優勝に向けて勝利を積み重ねたいところである。相手は春季の開幕試合でサヨナラ負けを喫した京大。先発の金丸夢斗(文3)が7回を無失点に抑えて試合を作り、打っては山田悠平(商2)が2安打2打点の活躍で勝利を収めた。「今日は、しっかり自分たちのペースで野球ができた」と有馬諒主将(商4)は振り返った。
3回、二死からこの日スタメンに戻ってきた藤原太郎(法3)が左安打で出塁。その後も安打と死球で、二死満塁とする。富山雄正(情3)が四球を選び、関大が先制した。5回にも、2死二塁から相手の失策間に追加点を奪う。5回を2-0で折り返した。7回にも藤原太が先頭打者でこの日初めて出塁し、チャンスを作る。有馬主将の左二塁適時打や四球と暴投間に2点を追加する。なお、走者を二塁に置き打席にはこの試合が初スタメンの山田が立つ。「1打席目にチャンスの場面で併殺打を打っていたので何とかしないないといけないと思った」(山田)振り抜いた2球目は詰まりながらも左中間に落ちて二塁適時打に。チームを勢いづかせた。7回に関大は3点を挙げて、京大を突き放す。さらに、9回にも1点を追加して10安打6得点の攻撃を見せた。
投げては、先発の金丸が6回まで安打を許さず、テンポよくアウトの山を重ねる。この日も7回で12個の三振を奪い自身の通算勝利数も18まで伸ばした。8回から登板した茶谷哲兵(経4)は2回を無失点で抑える好リリーフで試合を締めくくった。
投打が噛み合い関大らしく試合を運ぶことができた。優勝の2文字が少しずつ見えてきた中で1戦を勝つことの大切さを学んだ春。明日の試合も一戦必勝で戦い戦い抜く。2連勝で勝ち点を奪い最終節・関学大戦に挑みたいところだ。【文:永松愛/写真:湯浅あやか】
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