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◇第74回全日本学生選手権大会◇女子団体1回戦◇10月7日◇対早大◇於・稲永スポーツセンター◇

[S1]石井0(6ー21 5ー21)2宇都
[S2]篠原0(12ー21 14ー21)2岡田
[D1]篠原・山田1(21ー12 18ー21 18ー21)3石崎・尾崎
[D2]松本・土田(打ち切り)宇都・岡本
[S3]山田(打ち切り)石崎

●関大0ー3早大

2021年に初めてインカレ出場を果たして今年で3年目。過去2年で打ち破れなかった初戦突破という壁を今年こそ越えたいものだ。

S1に出場した石井志歩(安全2)。石井のサーブでゲームが始まると、プッシュで先制点を決める。その後カットやスマッシュで連続得点を決めるが、相手にネット前を集中的に狙われ、連続得点を許す。またアウトによる失点も増え、6ー21で第1セットを終える。第2セットは第1セットよりも相手を動かすことを意識したプレーとなった。相手を前後に動かし、相手のドロップにも反応できるようになる。しかし、相手のサイドラインをせめたスマッシュに反応できず、失点を重ねた。最後はネット前に落とされたショットに反応できず、ゲームを落とす。

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△石井

S2に登場した篠原七緒(商3)は序盤、相手のミスを見逃さず、点を奪う。しかしその後はショットをアウトにしてしまったり、ネットにかけてしまったりなど相手に得点を許し第1セットを落とす。第2セットが開始すると、幸運にも相手のミスにより連続で得点する。その後は激しいラリーの末、ミスで点を落とす場面が増えた。終盤は相手に動かされ得点を許し、最後はヘアピンをネットにかけてしまい敗北した。

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△篠原

個人戦にも登場する篠原・山田桜生(人1)ペアはD1に登場した。ここでなんとか勝利し、後続につなげたい。第1セットの滑り出しは上々だ。2人の息の合ったプレーで得点を重ね、あっという間に第1セットを奪う。この勢いのまま第2セットも続けたかったが、徐々に相手も調子をあげてきた。相手に2人の間やコートの隅を狙われ、序盤に広げていた点差を埋められるも、2人による力強い連続スマッシュを決めまた点差を広げる。しかし相手のラインぎりぎりのショットやミスによりまたしても相手にリードを許し、第2セットを落とす。絶対に落とすことができない第3セット、取っては取られる展開が繰り広げられた。相手に前を狙われ点を落とすと、コーチから「足を動かせ!」と声が飛ぶ。しかし相手に流れを持っていかれ、相手のスマッシュがネットインするなどして点を取られる。終盤に山田がプッシュやスマッシュで得点するが、相手のプッシュを取れずゲームを落とした。

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△山田(左)と篠原

早大にストレート負けした関大。やはり初戦突破の壁は高かった。月曜には個人戦が控えており、関大からは篠原・山田組が出場する。2人の活躍に期待が高まる。【写真/文:西村果凜】

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△試合終了後の選手たち
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△集合写真

▼篠原
「格上の相手に対して向かっていく気持ちで試合にのぞんだが、フィジカルや技術全てにおいて一回りレベルが高く、自分たち100%の実力が出すことができなかった。その結果が現実であることを受け止めてまずは、全国大会に出た選手と競ることができるレベルまでになることが課題であると痛感した。(月曜日にある個人戦について)格上の相手になるが、この夏はドライブで返して簡単に上げない練習をずっとしていたので、攻めてきても、ドライブで攻撃して自分たちが一番強い形に持っていくことができたらいいなと思う。また、コミュニケーションをとりながら、2人で1点ずつ取って勝ちに行きたいと思う。シングルは初出場で緊張もありますが、気持ちで負けず、勝ちたいと思う」

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