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◇2023年度関西学生秋季リーグ8日目◇対天理大◇9月24日◇於・びわこ成蹊スポーツ大学

[前半]関大18-13天理大
[後半]関大17-13天理大
[試合終了]関大35-26天理大

黒星が続くハンドボール部女子。インカレ出場のためにも、1勝を挙げたいところ。リーグ戦8日目は天理大との対戦となった。前半は拮抗(きっこう)した状態が続く。しかし村田七奈子(法4)が途中出場すると、得点を量産。また、後半はディフェンスを立て直し、相手に主導権を渡さず。9点差をつけての勝利とした。

IMG_8596-300x200 天理大に勝利!秋リーグ3つ目の白星を挙げる

先制点を決めたのは関大。上川華奈(商2)がバウンドシュートを決めた。その後は石坪彩瑛(社3)の倒れこみながらのシュートや、戎井琴音主将(商4)のサイドからのシュートで得点。しかし相手も食らいつき、なかなかリードできない展開に。そんな中、村田が戎井に変わってコートに入ると、いきなりシュートを決める。石坪も得点を決めると、そのまま相手との点差を離す。5点リードで前半を終えた。

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△上川
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△石坪

関大ボールで始まった後半。序盤は両者シュートが決まらない時間が続く。しかし、村田が7㍍スロー、ロングシュートで得点を量産。打てば決まるといったような状態で、関大に流れを持ってきた。また、石坪からのパスで望月瑚雪(社1)が得点。先に30点に乗り上げると、相手はたまらずタイムアウトを要求する。それでも関大の勢いは止まらない。GK大西葵(商3)がセーブすると、小嶋彩華(商2)の鋭いシュートで得点を追加。最終スコアは35-26で試合終了となった。

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△望月
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△村田

インカレ出場に向け、貴重な1勝を得た関大。しかしまだ安心はできない。次戦は、何度も練習試合を行ってきた近大との対戦だ。勝利のために、全力を尽くし戦う。【文:森奈津子/写真:松尾有咲】

▼戎井主将
「(試合を振り返って)前半は自分たちのミスで相手と競っていた時間があって、私のシュートミスもあって波に乗り切れずという感じでした。後半からはシュートも決まって勢いに乗れたと思います。(課題点として)個人の能力は高いのですが、日によっての波があるというところです。例えば今日は、村田が何点も連続得点を決めていましたが、調子が悪いときは0点だったりします。ふり幅が大きくなると勝っていくのは難しいので、各々がモチベーションを管理してコントロールできるようになれば、毎試合平均していい試合ができるのかなと思います。(次戦に向けて)インカレに出場するためには最終試合で勝たないといけないという展開には本当はしたくなかったですが、近大は何度も練習試合をしてきた因縁の相手でもあるので、こうなったからには絶対勝ちます」

▼村田
「先日のびわこ戦が前半しか出られてなくて、全然チームに貢献できなかったので、天理戦ではチームに貢献して、勝利に導けるようにという意識で臨みました。(後半に大量得点を挙げたが)私はフェイントとかよりもロングシュートが得意です。どの面で自分が貢献できるかを考えた時に、自分が引き寄せてロングシュート打つということが私にはできることなので、ロングシュートを特に意識して打ちました。(自身の調子は)悪くはなかったと思います。同じ学年の山田コーチが座ってくれていたんですけど、そのアドバイスを聞きながら打ち分けを意識していました。(リーグ最終戦への意気込み)最終試合は、私の引退もかかっているし、後輩たちをインカレに連れて行けるかどうかもかかっているので、私がみんなを勝利に導けるように頑張りたいです」

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