◇第99回日本学生選手権競技大会◇4日目◇9月4日◇東京アクアティクスセンター◇
[女子50㍍自由形予選]
吉田芽生(商1)4組6着26.67
林依茉(文4)5組10着27.86
[男子50㍍自由形予選]
和嶋優太(経3)4組4着23.89
[女子100㍍バタフライ予選]
瀧本真由佳(人2)2組8着1.03.84
宮崎いぶき(法1)3組9着1.03.68
[男子100㍍バタフライ予選]
桑島崚介(安全1) 1組2着55.46
[女子200㍍平泳ぎ予選]
天白愛菜(商3)3組3着2.35.55
霜中優希(人2)5組9着2.33.65
[男子200㍍平泳ぎ予選]
相馬海翔(経2)3組4着2.18.49
廣本新(法3)8組6着2.13.39
[女子4×200㍍フリーリレー]
関西大学(横田涼乃(社4)、林、吉田、瀬賀映佳(化生2))4組6着8.29.83
[男子4×200㍍フリーリレー]
関西大学(印南澄空斗(法2)、佐藤圭悟(化生2)、萩原涼介(社3)、廣本)4組8着7.38.99
4日間に渡って開催されたインカレも最終日を迎えた。廣本がB決勝進出を決めるなど活躍する。
今日の競技は女子50㍍自由形からスタートした。短距離であるため一瞬で勝敗が決すると共に、コンマ1秒が重要になる種目だ。
吉田は4組に登場。スタート合図とともにダイブ。速く腕を回し組内6着の26.67でゴールした。
続く5組に登場したのはラストイヤーとなる林だ。豪快な泳ぎで組内10着となる27.86でレースを終えた。
一方の男子50㍍自由形は4組に和嶋が登場した。念入りな準備運動をしてから、飛び込む。組内4着となる23.89でゴールした。
続いて行われたのは女子100㍍バタフライだ。
瀧本真は2組に出場。安定したリズムを取った泳ぎで50㍍の時点で9番目の29.60。他の選手と僅差の中、組内8着となる1.03.84でフィニッシュした。
3組にエントリーしたのは宮崎。少ない息継ぎにより50㍍を29.90で折り返す。こちらも僅差でのレース展開となった。タッチの差で組内9着の1.03.68でゴールした。
男子100㍍バタフライ1組には桑島が登場した。7名の選手と共に泳ぐ。50㍍は25.96で折り返す。組の前方をキープし組内2着の55.46でゴールした。
続いて、個人競技の最終種目となる200㍍平泳ぎが実施された。
3組に出場したのは天白。100㍍では4番目の1.14.87で折り返す。先頭集団を保って泳ぎ、組内3着となる2.35.55でレースを終えた。
霜中は5組に登場。100㍍では、9番目の1.14.90。前に一歩出ることが叶わない。組内9着の2.33.65でゴールした。
続いて行われた男子。相馬は3組にエントリーした。100㍍では、2番目の1.05.20で折り返す。僅差のレースで、タイムは2.18.49で組内4着となった。
決勝進出への期待がかかる廣本は、最終組の8組を泳いだ。100㍍では、組内6着の2.13.39でフィニッシュ。全体では14位となりB決勝への進出が決まった。
女子4×200㍍フリーリレーには、横田、林、吉田、瀬賀の布陣で挑んだ。トップバッターは横田。2.04.70で200メートルを泳ぎ切り、第2泳者の林に託した。先頭4人に出し抜かれるなか懸命に追いかけていく。第3泳者の吉田は6.22.57で瀬賀に引き継ぐ。瀬賀は2分7秒で泳ぎ組内6着の8.29.83でゴールした。
男子4×200㍍フリーリレーには、印南、佐藤、萩原、廣本のメンバーで出場した。第1泳者の印南は、7番目の1.53.66で第2泳者の佐藤に引き継いだ。その後は7番目や8番目を前後する展開が続く。第3泳者の萩原から引き継がれたアンカーは廣本。組内8着の7.38.99で終えた。
B決勝進出を決めた廣本。今大会で横田に続いて2人目だ。7レーンを泳ぐ。今日のレースは、3本目。しかしそれを感じさせない力のこもった泳ぎを見せた。1.04.60で前半を折り返す。2.15.49の7着でゴールした。
これにて4日間開催されたインカレは閉幕した。倉角岳人主将(商4)ら4年生は今大会で引退。日野嵩斗新主将(文3)ら3年生に引き継ぐ。新たな世代で躍進を遂げる。【文:写真/中村祐貴】
▼倉角主将
「今大会は学生の大会で最も大きな、各校の威厳をかけた試合でした。関大水上競技部は、男女合わせて21名の選手が出場しました。全体としてベスト率は高くはありませんでしたが、各々が自分に打ち勝つ最高なレースを繰り広げました。レースの裏には数々のドラマがあり、全員が己を「澄越」できた最高の試合でした。(主将としての一年を振り返って)この一年は、正直辛いこと、思い通りにいかないことだらけでした。自分の競技においては、自己ベストは常に更新し続けられたものの、全国大会標準を突破できなかったり、前年度よりも速いタイムで泳いでもレギュラー落ちしたりと、かっこいい姿を後輩たちに見せることが出来ませんでした。でも、それを決してマイナス面で捉えるのではなく、チームとしての競技レベルが上がったということなので、チームの長としては非常に嬉しいことではありました。カンカレの開催が近づくにつれ、新入生の入部や2年生の成長、そして3年生がチームに対しての愛を持ってくれたことで、最高のチームとなりました。(日野新主将へ)次はいよいよ第100代主将という記念すべき代になります。うちの後輩たちは少し生意気ですが、全員が確固たる芯を持った良い子たちです。きっとこの先運営に関して悩むことが出てくると思いますが、己の競技力、人望を信じて決して曲げずに主将をして欲しいと思います。競技力、人間力共に第100代に相応しい主将になってもらいたいです。嵩斗、後は任せたぞ。悩んだときはいつでも相談に乗るから、何万回でもお話ししておいで」
コメントを送信