◇第62回西日本学生選手権大会◇8月8日◇対琉球大◇於・スカイホール豊田
[前半]関大20-6琉球大
[後半]関大19-10琉球大
[試合終了]関大39-16琉球大
ついに西日本学生選手権大会(西カレ)が開幕。大会最初の3日間は予選リーグが行われる。関大の初戦は琉球大と対戦した。開始直後から5連続得点で試合の主導権を握る。前半の終盤には9連続得点で、14点差をつけ試合を折り返した。後半は選手を大幅に入れ替えながら試合を進める。前半と変わらず、中盤には再び9連続得点を挙げるなど、勢いは止まらず。39-16と、圧倒的な結果で初戦勝利を収めた。
試合は相手の先制点から始まった。直後に相手のルーズボールから松本大昌(文4)が速攻を決める。上ノ原龍哉(人4)や松本主将、木村道人(文4)が得点を重ね、開始から5-1とリードを広げた。ディフェンスでは、羽渕晴一朗(情3)の相手にシュートを打たせない好守備や、GK田中星矢(人2)との連携で失点を抑える。その間に、小田航平(人2)、白井祐登(人3)が得点。開始12分のところで、相手はすかさずタイムアウトを挟んだ。
タイムアウトが明けた後も、関大の猛攻は続く。途中出場の福島悠大(文3)や、上ノ原、小田を中心に得点を量産。相手にほとんどシュートを打たせず。9連続得点で相手を引き離した。
20-6と大差をつけて迎えた後半。開始直後は取っては取られての展開だったが、すぐに関大がペースを握る。後半は、攻めのディフェンスで相手を崩し、攻撃のチャンスを作り出した。途中出場の有本晃人(法4)の得点から、福島、田原蓮(人4)が続けざまにシュートを決め、一挙9連続得点。33-13と、中盤には点差が20点に。終盤は山本薫(情4)や、小柳貴裕(人1)がシュートを決める。そして、39-19で初戦を圧勝した。
次戦は9日、東海地区の朝日大と対戦する。【文:松尾有咲/写真:村中望乃】
▼上ノ原
「(初戦に向けてチームで話していたこと) 西カレ予選でというところで、相手は自分たちの実力を出せば勝てるというところなんですけど、練習の段階でも細かいミスが目立ちました。(細かいミスのせいで)練習試合とかでも勝てる試合を落としたりしてたので、予選から気を引き締めて、100%でしようという方針で初戦を迎えました。(今日の試合を振り返って)やっぱり初戦ということもあり、少しミスは多かったかなという印象があったんですけど、前半の後半くらいで修正できました。自分たちのハンドボールができたんじゃないかなと思います。(要所で見られた速攻について)前半は相手に合わせて、相手が攻めてくるのを待つという感じだったんですけど、後半になってディフェンスから攻めの姿勢を見せる、アグレッシブなディフェンスをしようというところでした。それがはまって、うまく機能したんじゃないかなと思います。(意気込み)明日はずっと言っていたミスを少なくというところもあるんですけど、まずアップの段階から気持ちで負けないようにしっかり準備して本番を迎えたいなと思います。西カレ全体としては、試合に出ているメンバーだけじゃなくて、ベンチもベンチ外も全員一体となって声出して盛り上げられるようなチームで優勝まで行きたいです」
▼小田
「(どんな気持ちで試合に臨んだか)今週に法政大と練習試合した時は、スタートじゃなかったので、今回もスタートじゃないと思っていたら、まさかのスタートで。やれることをやろうと思いました。(試合を振り返って)先輩方についていかないと、という気持ちです。(先輩の雰囲気は)4年生は最後の西カレなので気合いも入っているし、チームを盛り上げるとか、初戦が大事なので意識していたと思います。(自身のプレーを振り返って)全然でした。(ディフェンスを)抜けた時とかに安心してシュートを適当に打って外してしまったり。なので、そういうところをちゃんと決め切りたいです。大事な場面で決め切るためには、相手によらず決め切れないといけないと思います。(西カレの意気込み)予選リーグを突破した後が一番大事な試合だと思うので、それに向けてこの予選リーグでどう自分の調子を上げていくかを意識したいです。明日の試合が直近なので、それを頑張って、予選リーグを突破した後の1発目の試合で自分の力を全部出し切れたらなと。チャンスは少ししかないので、頑張りたいです」
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