◇第71回全日本学生選手権大会◇個人予選◇7月1・2日◇関西大学弓道場◇
【最終結果】
予選通過者
[男子]久保祐果(環都3)・齊藤伊吹(情3)・吉村匡由(人1)
[女子]折戸千紘 (環都4)
全日本学生選手権大会(インカレ)まで残り2カ月弱。オンライン開催で個人本戦出場に向けた予選が開催された。1日目に男子45名、2日目に女子35人が出場。結果は男子3名、女子1名が予選突破を決め、本戦進出となった。
まずは男子の1次予選が行われた。下級生から順番に10人ずつ行射を行い、最終的に27人が1次予選を通過。続けて2次予選が実施される。始めに登場した10人の中で唯一、吉村匡が皆中を達成。本戦への切符を手にした。次に登場した10人からは久保、齊藤が皆中で予選を通過。昨年の通過者数を超える3人が決勝戦へ進んだ。
2日目には女子予選が実施される。一次予選は4射3中を記録した岡田湖雪(法2)ら計8名が突破。一手皆中が必要な二次予選に挑む。緊張感が切り詰める中、折戸が皆中を達成。見事、本戦出場を決めた。
男女合計4名が決勝進出となった予選。インカレ本戦では団体戦だけでなく、個人戦でも上位入賞を目指して戦う。【文:𠮷村虎太郎・大森一毅/写真:中吉由奈・大森一毅】
▼髙本真生主将(法4)
「一手は皆中になったものの、自分の足りない部分が出てしまったと思います。(全体を振り返って)通過した3人は全国で頑張ってほしいっていう部分もありますが、もっと通過できる選手もいたんじゃないかなという部分が大きくあります。なので、まだまだ足りない部分が今日出たなと思います。しっかり準備して3人に個人戦優勝を目指して取り組んでもらうのとともに、団体戦でも優勝を目指せるチームになれるよう頑張ります。(インカレに向けて)選抜では予選でうまく結果を出し切れずに、予選突破できなかったという悔しい思いをしました。インカレでは練習で自信をつけた上で試合に挑み、全国優勝を目指して全員で協力し取り組んでいきたいと思います」
▼久保
「自分が意識してることをやり切れて、結果がついてきたので良かったと思います。(今の調子は)かなり良くなってきました。(本戦に向けて)これからに向けてしっかりと調整をして、できることを最大限やりたいと思います」
▼齊藤
「自分のやるべきことをやり切って、結果が出たと思います。積み重ねてきた練習の成果がここで発揮できたということなのですごくうれしいです。今日、結果が出せたというのは自信にしていきたいと思います。(本戦に向けて)全国規模の大会に出ることができるので、優勝を勝ち取っていきたいと思います」
▼吉村匡
「結果は出たんですけど、内容的には僕は満足していません。試合前の練習の中でここが悪いから次はちゃんと引けるにしようというイメージをしながら入ったので、今回は全部あてたことが良かったです。(本戦に向けて)これからの練習で調子を上げていけるような練習をして、大会本番ではいい状態で入れるようにしたいと思います」
▼折戸
「正直、緊張はありました。この個人予選に向けて、絶対に通過するという思いで練習に取り組んできました。二次予選のところでは、関大として自分だけでも残らないといけないという責任感を持って引けました。(改善点は)自分は絶対にあたるというような選手にはまだなれていません。団体メンバーも目指していきたいので、周りから見て安心できる見本になれるようになりたいです。(本戦に向けて)自分にできることをやり切るので、応援よろしくお願いします」
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