◇第101回関西学生リーグ前期第4節◇対桃学大◇5月4日◇三木総合防災公園陸上競技場◇
【前半】関大2ー0桃学大
【後半】関大1ー0桃学大
【試合終了】関大3ー0桃学大
GK 山田和
DF 桑原、谷岡、木邨、吉村瑠
MF 川島、吉永、三仁、真田
FW 百田、西村真
立命大、大体大に敗戦を喫し、リーグ戦連敗で迎えた第4節。相手は昇格組の桃学大となった。試合は、前半から関大が猛攻を仕掛け、幸先良く2点を先制する。後半にもMF三木仁太(政策2)の今季初ゴールでダメ押し。3-0と相手を寄せ付けることなく、快勝となった。
桃学と相まみえるのは早くも今季2度目。3月に行われた大阪選手権大学予選での対戦経験がある。その際には前半こそスコアは動かなかったが、後半に3点を奪って勝利。苦手意識のある相手ではなかった。
その印象の通りに前半から相手ゴールに迫る。スコアが動いたのは前半14分。FW西村真祈(法4)が浮き球で出したボールにMF真田蓮司(法1)が追いつき、クロスを上げる。それが相手DFに当たり、オウンゴールを誘発。開幕戦以来の先制に成功した。
その後もDF桑原航太(社1)、MF川島功奨(社3)、MF吉永陸人(商3)とスタメンでは初の組み合わせとなった右サイドがいい連携を見せ、相手DFを崩す。しかし、この場面は惜しくもオフサイドとなった。
守備でもDF谷岡昌(社4)とMF三木仁が後ろから組み立て、チャンスシーンを作らせない。DF木邨優人(政策3)も好判断で相手の攻撃の芽を摘むなど守備の安定感が目立つ前半となった。
すると、前半終了間際。CKのカウンターからFW西村真が絶妙なトラップで抜け出す。そのまま豪快に放たれたシュートに相手GKは触れることができず。ゴールに突き刺さり、追加点獲得に成功した。
後半開始時のメンバー交代はなし。追加点を狙う関大は、前節からの連続ゴールを狙うFW百田真登(経4)がゴール前に飛び込むも合わせることはできない。前半同様に攻め上がるシーンは多く見せたが、得点は動かずに時間は進む。
61分には、左サイドのDF吉村瑠晟(経2)、MF真田に代えて、DF吉本武(情4)とMF堤奏一郎(社4)を投入。ドリブラー2人で左からも打開を狙う。
ピンチシーンではGK山田和季(社2)が安定したシュートストップでゴールを死守。MF吉永に代わり、ピッチインしたMF上原壮(文2)も中盤でチームを支える。
終盤に投入されたFW菊地孔明(人4)、FW大矢瑞樹(情2)も週末の大阪選手権決勝への出場に向けて短い出場時間ではあるが、しっかりアピールをする。終了間際には、MF川島のクロスに飛び出したMF三木仁が頭で合わせ、決勝点。3得点快勝で試合を締めくくった。
絶対に避けたかったリーグ3連敗を阻止した関大。だが週末には大阪選手権決勝、さらに来週は好調を維持する京産大との対戦が続き、まさに正念場だ。重要な試合が続く5月だが、気持ちを1つに連勝を狙う。【文/写真:大森一毅】
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