◇2023年度関西大学連盟春季リーグ戦第4日◇対関福大◇4月23日◇於・親和大
[第1セット]関大25ー23関福大
[第2セット]関大22ー25関福大
[第3セット]関大22ー25関福大
[第4セット]関大25ー22関福大
[第5セット]関大12ー15関福大
[セットカウント]● 関大2ー3関福大
リーグ戦第4日は関福大との一戦に臨んだ。昨秋はストレートで勝利した相手だったが、力強い攻撃を前に、決定機をつかみきれなかった。
児玉光涼主将(文4)のサーブで試合がスタート。日野美里(人4)のブロックや、伊関万絢(文2)のブロックアウトで得点を量産していく。相手に先に20点台に乗せられてしまうが、内田千晴(人2)の鋭いスパイクで勢いを取り戻し、第1セットを先取した。
第2セットは先制したものの、その後はノータッチエースなどで5連続得点を許してしまう。内田のスパイクや、川上良江(文3)の速攻で相手のミスを誘い、点を取り返していくが直後にも6連続失点。終盤には2点差まで追い上げたものの、追いつくことはできずこのセットを落とした。
細かい点の取り合いが続いた第3セット。伊関のネットと水平に落ちていく返球などで相手を翻弄(ほんろう)する。途中出場の土屋美咲(情1)のスパイクも光り、接戦を展開するが、終盤に相手の勢いが増し、このセットも落としてしまった。
もう落とせない第4セット。嶺明華(人3)のブロックや、相手のサーブミスで得点を重ねていき互角の戦いが続く。最後は児玉主将がネット際の駆け引きを制し、3連続得点で喜びを爆発させた。試合の行方は第5セットへ。
15点先取の第5セット。両チームの力がこもった攻撃がぶつかり合う。相手の強烈なスパイクを何度も拾ったのが田中結姫(人1)だ。田中のレシーブから、スパイクで何度も攻めたてるが、相手の勢いを止めきれず。接戦を落とし、2連敗となった。
試合後、児玉主将は悔しさをにじませた。チーム力に大きな差が無かっただけに、痛い敗戦だ。それでもこの悔しさで、チームはさらに成長するだろう。【文/写真:島田采奈】
▽児玉主将
「特に相手にやられすぎたわけではなかった。自分たちの雰囲気を作れていなかったわけではないが、得点や相手のミスから、完全に自分たちの流れに持っていくことができなかった。同じような失点の仕方をしてしまったり、対策を臨機応変に変えることができなかったりした。(来週に向けて)ブロックとレシーブ、後衛の関係をしっかり詰めていく。来週はホーム戦もあるので、自分たちの勢いを作れる2戦にしたい」
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