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前年度王者の実力を発揮し、新人戦好発進

前年度王者の実力を発揮し、新人戦好発進

◇令和4年度新人戦第二戦◇対奈良女大◇3月26日◇関西大学弓道場◇

【試合結果】
○関大 59ー19奈良女大(全72射)

昨年、32年ぶりに新人戦で優勝を収めた関大。今年もシードで第二戦からの参加となった。初陣は奈良女大と対峙(たいじ)し、大江達也(社3)が十二射皆中を記録するなど、終始自分たちのペースで行射を披露。前年度王者の名に恥じぬ上々のスタートを切った。

1立目、関大は19中と好スタートを切る。落の大江が皆中を記録したのに加えて、大江以外も全員3中と安定した行射を見せた。

△大江

同じメンバーで挑んだ2立目も20中と好調を維持する。大江が再び皆中を記録したのに加え、参的・伊藤光翼(社1)と落前・吉村涼(人2)も皆中を記録した。

△伊藤
△吉村

3立目は弐的の岡田湖雪(法1)を白石幸斗(化生1)に入れ替え挑んだ。結果、大江と伊藤に加え大前・齊藤伊吹(情2)と四的・久保祐果(環都2)も皆中となった。再び20中となり、最終的には72射中59中と相手を大きく上回る的中数を記録した。

△齊藤
△久保

最終的には5人が皆中を記録し、的中率は8割を超えるなど圧巻の行射を見せた。来週行われる第三戦でも、好調を維持して行射に臨むだろう。一人一人が実力を遺憾なく発揮すれば、新人戦連覇への道も拓ける。【文/写真:𠮷村虎太郎】

▼大江
「(今日の行射について)試合前に監督から普段通りでいてくれと言われたので、全員チームの流れに乗っていつも通りの行射ができたと思います。だからこそ良い結果になったと思いますが、冷静に見ればこれくらいの的中は出るだろうという想定通りだったので、想定通りの実力を発揮できたのは個人としてもチームとしても良いことだと思います。(これからの新人戦に向けて)昨年のリーグ戦で男女共に苦戦を強いられ、悔しい思いを持ったままオフシーズンで練習して過ごしました。そんな中でようやく始まった公式戦の初戦からいきなり結果を出せたというのは良いスタートダッシュを切ることができた証ですし、新人戦に限らず今後続いていく試合においても良いことだと思います。しかし、新人戦は1試合しか終わっていないので、残りの試合も自分たちのできることをしっかりして、結果が伴えば優勝したいと思いますし、今後の公式戦でも同じように優勝を目指していきたいと思います」

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