◇2022年関西学生秋季リーグ順位決定戦◇対聖泉大◇12月3日◇天理親里ホッケー場◇
[第1Q]関大0-0聖泉大
[第2Q]関大0-0聖泉大
[第3Q]関大0-0聖泉大
[第4Q]関大0-0聖泉大
[SO戦]関大2-3聖泉大
[試合終了]関大0(2-3)0聖泉大
インカレから1ヶ月、リーグ目標の5位を達成するべく挑んだ今試合。序盤から拮抗(きっこう)した状態が続いた。0-0で後半に突入すると、関大が主導権を握る。だが、チャンスをつくるも決定打が遠く、試合はシュートアウト(SO戦)にもつれ込む。だが、サドンデスで惜しくも決められ、敗北が決定した。
関大のボールで試合開始。だが、いきなりボールを奪われシュートされる。しかし、ここは切り抜けて次はチャンスに。パスカットからディフェンス陣を中心にパスを回していくが、惜しくもサークルインとはならず。さらに、FB森優吉(商2)とFB和田陽向(人1)でクリアすると、ロングパスがつながりMF紀野来音(人3)に渡る。FW粕渕正真主将(人4)と2人でサークルに入るがゴールには近づけず、先制のシュートを放てない。徐々に攻撃のペースをつかみだした関大は、前線を押し上げていく。左サイドから攻めていき、コート中央にいたMF森川瑤(人3)へのパスで一気に振ると、スイープでボールをサークル内へ。だが、FW粕渕のシュートは決まらず、このクオーター(Q)は無得点に終わる。
第2QではFB和田のスクープからFW釘﨑響(外3)が走ってボールを受け取ると、ドリブルで進む。だがサークルには入れず、その後すぐにこの日初めてのペナルティーコーナー(PC)を奪われる。ここはGK若生知嵩(化生4)がセーブし、ゴールを死守。そこからディフェンス陣でパスを回して好機をうかがう。するとボールが前へ渡りPCを獲得。1度目は決まらないが、再びのPCでは乱れながらもFW吉田有我(法2)がヒットを放つ。だが堅守に阻まれ、このチャンスを生かすことができず。さらに、MF杉本逸綺(商3)のパスからMF森川がドリブルでゴールを目指すが、あと一本がでず直後にはカウンターを食らう。MF水川幹也(経4)が1人で時間を稼ぐが、セットプレーから攻められてシュートを許す。だが、鉄壁の守備を見せつけゴールを守り抜く。さらにFB田中溫人(商4)からFW釘﨑にボールが渡ると、PCを獲得。MF水川がリバースヒットでゴールを狙うが、得点を奪えない。その後押され気味となるがGK若生を中心に好守を見せ無失点に抑える。
相手ボールで後半が始まると、関大はボールを支配。ディフェンス陣も前へ上がり積極的に仕掛けていく。FW中川光(経1)、FW吉田、MF森川がそれぞれサイドからドリブルで攻めるも、ゴールに近づけず。さらに、MF森川はヒットでもシュートを試みるが、先制とはならない。決め切れないもどかしい時間が続くが、0-0のまま最終Qへ。
1点が欲しい関大は最終Q序盤、ピンチを迎えるも粘りの守備を見せる。だが、なかなか攻撃の糸口をつかめない。両者譲らない攻防を繰り広げ、MF紀野が態勢を崩しながらもリバースヒットを放つなど好機があるも、スコアは0のまま。SO戦にもつれ込む。
関大は後攻。GK若生が好守で1番手を抑えると、FB和田が力強いスイープで先制。しかし、その後関大は連続で外してしまい、1-2で4番手・MF紀野の番を迎える。ここを冷静に決め、同点に追いつく。5人では決着がつかず、サドンデスとなる。先攻となった関大はFB和田が相手GKと再び対峙(たいじ)。態勢を崩されながらスイープするも、惜しくもゴールをとらえきれずあとはGK若生に託された。だが、相手のターンについていけずプッシュを決められる。勝利をつかむことができなかった。
攻めの時間が多かっただけに、悔しい敗北に。目標の5位はかなわなかったが、連戦となる7位決定戦を全力で戦う。【文/写真:上田紫央里】
コメントを送信