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◇2022年度 第1回大阪府学生男女優勝大会◇予選グループ戦/対大体大◇11月6日◇大体大◇

【第1試合】
[第1セット]関大C15ー25大体大B
[第2セット]関大C22ー25大体大B
[セットカウント]●関大C0ー2大体大B

【第2試合】
[第1セット]関大B21ー25大体大C
[第2セット]関大B16ー25大体大C
[セットカウント]●関大B0ー2大体大C

【第4試合】
[第1セット]関大B25ー21大体大D
[第2セット]関大B15ー20大体大D
[セットカウント]◯関大B2ー0大体大D

初開催となる大阪府学生男女優勝大会。今大会は3セットマッチ制のため、1セットでも落とすと途端に不利になる。関大からは関大Bと関大Cの2チームが出場した。2チームとも新しい顔ぶれが多く見られ、来年以降の試合で弾みをつけられるよう全員が奮闘した。会場は相手のホームグラウンドでもあるため、応援の数も多く、気合いの入った相手チームの雰囲気に圧倒され、終始やりづらそうだった関大チーム。しかし部員たちも応援に駆けつけ、声援や拍手で選手たちを鼓舞する中試合が行われた。

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第1試合は関大Cと大体大Bが対戦。第1セットはサーブミスで始まったが、中村奨(社3)のトスに合わせて青谷一樹(安全4)がアタックですぐさま得点を取り返す。勢いそのままに喜多優心(情2)がサービスエースを決める。しかしスパイクによるネットミスや相手のクイックで失点が続く。神野誠大(安全2)のクロスや相手のサーブミスで得点を稼ぐが、1度開いた差を埋めることができない。そのまま15ー25で第1セットを落とした。

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△中村
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△青谷
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△神野

ここで勝たなければ敗北が決まってしまう第2セットは、青谷のフェイント攻撃で先制する幸先のいいスタートを切った。そこから相手に3連続得点を許したが、エンドラインギリギリに放たれたボールを見事に見極め得点につなげるなど冷静さを保つ。長いラリーでは、床に落ちる寸前のボールにも食らいつき粘りを見せる関大。10点台前半まで点を取っては取られる状態を繰り返していたが、相手の威力のあるスパイクやサービスエースで差を広げられる。ブロックや池上天翔(人1)のクイックで得点を重ね、あと1点のところまで巻き返した。ここで相手がタイムアウトを要求し、関大の流れが止められてしまう。相手のセットポイントを迎え、喜多がクイックを決めて踏ん張るが、サーブミスであっけなく試合は終了した。第2セットはあと一歩のところまで相手を追いつめたが敗北し、ストレート負けを喫した。

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△池上
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△喜多
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第2試合には、主に1、2年生で構成されたBチームで挑んだ。第1セットは先制点は取られたものの、文字直輝(商4)のスパイクなどで4連続得点し、関大のリードでスタートした。矢倉龍人(人1)がブロックされながらも何度もクイックを仕かけ得点する。3点リードの状態で試合が進んでいたとき、サーブ権が相手に移る。相手の速くてキレのあるサーブに苦戦し、試合は一気に大体大が主導権を握る展開となった。追い上げを見せられた関大はタイムアウトを要求。うまくタイムを生かし、三枝夏海(社2)がスパイクを決め相手の流れを止めたと思われたが、再び連続失点で相手は早くも20点台に。試合終了間際に、隅田嵐(社2)が相手コートのわずかな隙にプッシュやスパイクを打ち込み得点するも、またしてもサーブミスで第1セットを落とした。

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△文字
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△三枝
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△隅田

なんとしても奪い返したい第2セット。井上桜佑(人1)が上げたトスに合わせて矢倉がクイックで攻めたり、ブロックで得点を決めるなど1年生コンビの息の合ったプレーが光る。リベロの下﨑大輝(情1)もどんな球も拾い上げる守備の強さを発揮するが、相手に難なく返球されてしまう。序盤は攻防を繰り返し両者一歩も譲らない戦いが続く。変わって終盤は相手のサービスエースやネットにかかるミスでなかなかサーブ権が回ってこない。回ってきても痛恨のサーブミスが続きチャンスをものにできない。完全に相手のペースにのまれ、16ー25と差をつけられて負けてしまった。

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△井上(左)と矢倉
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△下﨑

第4試合は第2試合に続いてBチームが出場。この試合に勝てば決勝トーナメント進出が決まる大事な試合だ。激しいラリーで始まった第1セットは、文字がダイレクトアタックで得点するなど臨機応変さを見せる。井上が常に動き続けて球を拾い、何度もトスを上げてチャンスを作る。このチャンスを文字や三枝が生かし得点を稼ぎ、6点の差を広げた。ベンチで見守る池田勇太郎主将(法4)も声を出して選手を応援。先に20点台に乗ると、相手も焦りからか踏ん張り連続得点。マッチポイント後に2得点されたが、なんとか逃げ切り第1セットを奪った。

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△池田主将

迎えた第2セットは関大が先制点を決めたが、そこから4連続失点した。現状打破を試み、開始早々にタイムアウトを要求。タイムアウトのかいもあって、文字が相手を翻弄(ほんろう)し、隙を狙って井上がスパイクを決める。矢倉は取れないと相手が油断した球を拾い上げて得点する意地を見せ、会場からは拍手が湧き上がった。13点目までは相手の後を追う形だったが、隅田のスパイクで逆転すると、アタックや相手のミスなどで得点を重ねる。勢いそのままに、最後は文字のサービスエースで勝利を収めた。

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見事、決勝トーナメント進出を決めた関大Bチーム。決勝トーナメントは13日に行われ、今月には関カレも控えている。新たな顔ぶれたちの活躍に期待が高まる。【文:貴道ふみ/写真:稲垣寛太・貴道ふみ】

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