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◇2020年度関西大学連盟秋季リーグ戦第3日◇対京産大◇10月11日

(会場は非公開)

[第1セット]関大25-21京産大

[第2セット]関大31-33京産大

[第3セット]関大22-25京産大

[第4セット]関大25-16京産大

[第5セット]関大10-15京産大

[セットカウント]関大2-3京産大

台風の影響で前日の同大戦は中止となり迎えた第3日。関大は京産大との一戦に臨んだ。

IMG_9103-300x200 フルセットの末、京産大に惜敗。青木主将「いい入りはできていた」

第1セット、「先週よりいい入り方ができていた」と青木佑介主将(社4)が語ったように、開幕戦の反省を踏まえ、序盤からブロックがはまり関大が主導権を握る。この日はリベロを阿茂瀬大樹(文3)と久保田滉平(情1)の2枚で使い分け、レシーブ面を強化。青木のトスからアタッカー陣が次々と点数を重ね、セット先取に成功する。

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△久保田
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△阿茂瀬
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△藤原誉基(人4)
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第2セットは1セット目の流れを引き継ぎ、序盤からリードする展開に。だが、相手のアタッカーも関大のブロックをかいくぐり始め、その後は一進一退の攻防戦となる。苦しい場面でエース・南本一成(商3)も決め切り、先に関大がマッチポイントの場面を迎える。しかし、攻撃面で精彩を欠き、そこを相手も見逃さなかった。30点を超える接戦は相手に軍配が上がった。

IMG_9141-222x200 フルセットの末、京産大に惜敗。青木主将「いい入りはできていた」
△青木
IMG_9246-300x200 フルセットの末、京産大に惜敗。青木主将「いい入りはできていた」
△南本
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セットカウント1-1で迎えた第3セット。相手アタッカーに連続でポイントを重ねられ、劣勢でのスタートに。反撃したい関大は南本にボールを集めたが、相手ブロッカーを崩しきれず。相手の流れで進み、途中セッターを池田勇太郎(法2)に変更したり、初出場の陰下雄太(情1)の連続ポイントで追い上げを見せたが、詰め切れなかった。

IMG_9384-300x200 フルセットの末、京産大に惜敗。青木主将「いい入りはできていた」
△陰下
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後がない第4セット。金子玄(人1)の強烈なサーブがはまり、3セットとは打って変わって関大のペースで試合は進む。池田と息の合った連携から岡田大雅(経2)のクイックも飛び出し、点差を広げる。阿茂瀬の好レシーブから南本も決め切り、終わってみれば25-16と大差でこのセットを奪った。

IMG_9338-300x200 フルセットの末、京産大に惜敗。青木主将「いい入りはできていた」
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△金子
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△古仲将真(人4)
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△池田
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△岡田
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勝敗を分ける最終セットはまさかの4連続失点から始まる。すぐにタイムアウトを取り、主将がメンバーを落ち着かせる。その甲斐もあり、アタッカー陣が奮起し同点に追いつく。だが、痛恨のサーブミスで相手が勢いに乗ると、立て直すことができず、相手に勝ち星を譲った。

IMG_9413-300x200 フルセットの末、京産大に惜敗。青木主将「いい入りはできていた」
IMG_9424-300x200 フルセットの末、京産大に惜敗。青木主将「いい入りはできていた」

この敗戦で2連敗となった男バレ。「自分たちが取るべきところで取れなかった」と主将は敗因を語る。残り4戦、勝ち切れるバレーを。青木男バレは逆襲はここからだ。【文/写真:北島大翔】

▼青木主将
「先週よりはいい入り方ができていた。1セット目取って、2セット目は31-33となって、そこを取り切れていたら勝っていたと思う。そこの部分で差が出たのが今日の敗因。ムードとか、みんなで声を掛け合って勝つ雰囲気にしていこうということは心掛けていた。そこが出て1セット目は楽しくできた。第2セットはお互いに取り合う展開で、自分たちが取るべきところで取れなかった。その流れが第3セット目にも響いてしまった。1点の甘さや勝ち切るところをもっとみんなで意識していきたい。来週以降当たるチームも京産ぐらいの実力だと思うので、自分たちのいいバレーをして勝ちたい」

▼岡田
「自分と一成さん(南本)と伸哉さん(田中)はアタッカーで去年から出てるメンバーなので、その分決めないといけない。チームの核が、去年やったら垂水さん(垂水唯人=19年度卒)や平城さん(平城諒太=19年度卒)のところが決まっていたけど、そこが抜けて1年生や他のみんなでカバーしている状況。そこは去年みたいに絶対的な存在ではないからもっと助け合いはしていかないといけない。今日は序盤、一成さんばかり打数が多くて、途中から読まれてきていた。そこがしんどかったけど、その分自分も位置取りとか工夫しないといけなかった。第3セットからはミドルが中心になって、自分が打ちやすいところに上げてくれた。そこで実際に決めることができていた。セッターとかの問題じゃなく、自分がもっと序盤から合わせていかないといけないと感じた。池田は同期だからこそ信頼というか、先輩とか後輩にも言えないことでも言える存在。その分信頼があるかな。今日は序盤からクイックが打てなかったので、そこをこの1週間見つめなおして、自分はブロックがチームで一番求められていることやから、それをもっと指示出したり、自分のブロックで貢献したいと思う」

▼池田
「練習の段階から、途中で入れるように準備しておくように指示があったので、今日はずっと準備できていた。1、2セット目で真ん中のクイックが決まっていなかったので、そこを大雅(岡田)と合わせれたのと、トスのリズムを変えれたので第4セットは取れたかなと思う。大雅は真ん中から1部相手にも決めれるので、同期やし頼れる存在。年齢的には若いメンバーやからもっとフレッシュさというか勢いがもっと欲しいのかなと。そういうのが出てきたらチームの雰囲気とかも変わると思うし、フレッシュさももっと出していきたい。今日みたいに、青木さんとは違ったトスのリズムで、途中からでも流れを変えれたらいいかなと思う」

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