◇2022年度関西大学連盟秋季リーグ戦◇対大体大◇9月17日◇立命館大学大阪いばらきキャンパス◇
[第1セット]関大25―22大体大
[第2セット]関大22―25大体大
[第3セット]関大24―26大体大
[セットカウント]●関大0―3大体大
秋リーグ3戦目は、春リーグで勝利した大体大と対峙(たいじ)した。2連敗を喫している関大は何としてでも1勝を挙げたいところ。第1、2セットともに序盤は1歩リードしていたが、終盤の連続失点でそのままセットを落としてしまう。反撃はかなわず第3セットも逃し、悔しいストレート負けとなった。


第1セットは安平瑠也(商2)のライトからのスパイクで1点目を獲得するも、直後に3連続失点で苦しい立ち上がりに。しかし、長いラリーを陰下雄太(情3)が決め切ると流れを取り戻し、金子玄(人3)のスパイクなどを含む攻撃で4連続得点。逆転に成功した。川合涼太(人2)のクイックや安平のクロスで点を重ね、リードを保ったまま試合を進める。このまま逃げ切りたいところだったが、20点目前でミスが目立ち始める。相手の強烈なスパイクにも押され、逆転された後連続失点。先にセットポイントを握られ、隅田嵐(社2)や井上桜佑(人1)の投入で巻き返しを図るも、第1セットを逃した。




第2セットは序盤から拮抗(きっこう)した展開が続いた。安平や金子がサイドから、岡田大雅(経4)がセンターから素早い攻撃で得点。相手も守備の隙間を狙うスパイクやブロックアウトをうまく使い、関大にブレイクを許してくれない。中盤でサーブミスやスパイクミスが続いてしまい、たまらずタイムアウトを要求した。タイムアウト明けも相手の勢いに押されたが、隅田がコートインすると安定したレシーブでチームを救う。攻撃へとつなげ、安平や岡田が点をもぎ取った。同点に追いついたものの相手が5連続で得点し、セットポイントに。リリーフサーバーとして中村奨(社3)が登場したが、得点につなげることはできず、またもセットを落とした。



後がない第3セット。開始直後に3連続失点となり、その後も徐々に点差を離されてしまう。交代で入った隅田が2連続で得点し、関大に勢いをもたらしたかと思われたが、サーブミスや相手のサービスエースで点差は開いたまま。金子がサイドから強打で点を奪うなど奮闘するも、少しの差が埋まらない。またも先にマッチポイントを握られたが、関大が粘りを見せる。岡田のクイックや隅田のクロス、相手のスパイクミスも相まって土壇場の4連続得点。しかし、最後は相手にスパイクを決められ、セットを落とす。ストレート負けを喫した。



開幕3連敗、春リーグで勝利した相手だっただけに悔しさが募る。しかし、落ち込んでばかりはいられない。あすは春2位の立命大と対戦。1勝目を挙げるため、格上相手にも立ち向かう。【文/写真:小西菜夕】
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