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◇第53回全日本学生遠的選手権大会◇女子の部◇8月13日◇全日本弓道連盟中央道場(至誠館第二弓道場)◇

【試合結果】
[予選通過者]
富田真央(文3)
宮本紗衣(文4)

[決勝射詰1本目]富田 ✕  宮本 〇
[決勝射詰2本目]宮本 ✕
→参加者全員が的中とならなかったため、決勝射詰3本目に進出
[決勝射詰3本目]宮本 〇
[決勝射詰4本目]宮本 〇
[決勝射詰5本目]宮本 〇
[決勝射詰6本目]宮本 ✕
→宮本 準優勝

[4~5位決定遠近競射]
富田 敗退

近的大会を終え、最終日は遠的大会が開催された。60㍍先にある、幅1㍍の的を狙う遠的。関大女子からは、吉村涼(人2)、小原沙輝(法3)、富田、宮本の4人が出場した。台風の影響で、試合は2次予選から開始。2射2中で予選通過という厳しい条件となったが、4人は果敢に挑んだ。

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△(左から)吉村、小原、富田

いつもとは感覚の異なる試合。距離が延びることで難易度も格段に上がり、的中音もまばらになる。関大勢も各々が集中して弓を引いていくが、吉村と小原は1本目を外してしまう。調整をして2本目は的に収めたものの、2人とも半矢止まりに。惜しくも予選敗退となった。多くの選手が皆中を逃す中、富田と宮本は見事2射皆中。決勝進出を決めた。

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△吉村
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△小原
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△富田
1D6C09D7-B88A-41A5-89D9-F8C63DFF5369-300x200 遠的大会、4名が出場し宮本が準優勝!
△宮本

決勝では1人1本ずつ引いていき、的中すれば次の射詰に進出できる。近的の個人決勝同様失敗は許されないため、一層緊張感が張り詰めた。まずは決勝射詰1本目。富田と宮本がこれに挑んだ。両者ゆっくりと弓を引いていくが、富田が離れを出した後に的中音は聞こえない。一方、宮本が放った矢は音をたてて的中を知らせる。富田はここで敗退し4~5位決定遠近競射へ、宮本は決勝射詰2本目へと駒を進めた。

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△富田
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△宮本

先に行われたのは決勝射詰2本目。挑んだのは宮本を含めわずか3名となった。この時点で入賞を確実にしたが、狙うのはやはり優勝。そのためには、2本目で外すわけにはいかない。緊張の2本目だが、無慈悲にも的中音は響かない。ここで敗退かと思われたが、3名の中に的中者はおらず。幸運にも全員が決勝射詰3本目に進出となった。続く決勝射詰3、4本目を、順調にあてていく3人。一発勝負というプレッシャーの中、互いが一歩も譲らなかった。しかし5本目、國學院大の選手が的中を逃す。6本目からは、宮本と同大の選手との一騎打ちとなった。

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△宮本

勝負の6本目。先に離れを出したのは宮本。ここまで確かな的中率を誇っていた宮本だが、放った矢はここで惜しくも的からそれる。勝負のゆくえは同大の選手に託された。会場内全員の視線が集まる中、同大の選手は見事に的を射抜く。ここで、宮本の準優勝が決まった。

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△宮本

続いて、4~5位決定遠近競射に富田が出場。同じ的を全員が1本ずつ交代で狙い、中心からの距離が近い者から順に上位入賞が決まる。中央を射止めたいところだったが、出場者中上位2名に入る距離にあてることはできず。力を尽くしたものの、富田は上位入賞とはならなかった。

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△富田

あと一歩優勝を逃したものの、準優勝をつかみ取った宮本。東京大会最終日、輝かしい成績で幕を閉じた。4日間にわたり、全国の舞台で奮闘した関大弓道部。悔しさの方が多く残る試合となったが、経験は成長へとつながる。この悔しさを糧に、リーグ戦では優勝し昨年同様に王座決定戦へ。そして1年後の同大会では、悔いのない結果で終われるように。まずはリーグ戦で、弓道部女子の強さを見せつけてくれるだろう。今後の活躍が楽しみだ。【文:横関あかり/写真:横関あかり・大森一毅】

▼宮本
「『楽しかった』。この一言に尽きます。試合結果を見ていると、例年遠的大会の射詰は3本程度で終わりがちです。それが今年は6本も続いて、しかも全員があてて射詰が続く的中合戦のような射詰だったので本当に楽しかったです!(準優勝という結果について)悔しいとうれしいが半々です。挑むからには優勝を目指していたので、やはり悔しいです。ある先輩に『関選優勝、20射皆中ときたら、次は日本一やな!』と言われていたので、巡ってきた大きなチャンスをものにできず悔しく思います。悔しい思いがある中でも、遠的自体ほぼ初めてという状態で全国2位という結果自体には満足しています。大学から弓道を始めて、全国で通用する選手になれたこと、これまでいただいた指導は正しかったことを結果で証明できてうれしいです。(自身の調子は)射技的な面ではいつも通りでしたが、いつもと違ったことは、『左脇腹と弓手が伸びて、馬手を潰さなければ矢は飛ぶ!』と根拠のない自信がありました。あとは、『個人戦はその日一番あてたもん勝ちや!』と強気な気持ちでいられたことも、いつも通りの自分にプラスに働いたと思います。(インカレ全体を振り返って)近的の団体予選から遠的まで、関大は男女とも思うような結果が出ませんでした。東京まで来て、手ぶらで大阪に帰るわけにはいかないと思っており、『なんとしても大きい結果を持って帰るぞ!』と思って臨んだ結果、最後に大きい結果を持って帰ることができて良かったです」

▼富田
「私にとって今回の遠的の試合が初めての公式戦となりました。その上遠的の経験も浅かったので不安もありましたが、本番までに練習を重ねて技術を高めていくとともに遠的の楽しさも味わうことができました!目標は高く優勝を目指して挑みましたが、入賞することができず悔しい結果となりました。ただ予選で一手皆中することができたのはとてもうれしかったです。本番で自信を持って気持ちよく引くことができたのはとてもいい経験になりました。(遠近競射の緊張感は)予選のときも緊張していましたが、そのおかげでより集中できていたのではないかと思います。ほどよい緊張でした。遠近競射では予選のときよりもさらにドキドキしていて、身体がこわばってしまいました。息を吸っても吸っても肺に入ってこないような感じでした。(自身の調子は)前日の練習で狙いを定めることができたので、当日からいい調子で臨めました。やることをやればあたるという状態に持ってこられていたと思います。なので決勝射詰めで緊張していつも通り引けなかったのは尚更悔しかったです。(今後への意気込み)今シーズンの大会は残すところリーグのみとなりました。今回は遠的での出場となりましたが、この大会で得た経験を力にして近的でもチームの力になれるよう頑張っていきます。日本一を目指して全力でがむしゃらに走り抜けます!」

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