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サッカー

[なでしこ]FW田中杏、FW瀧沢雪の得点で1部残留!秋リーグで全国目指す

◇2022年度関西学生女子春季リーグ1部2部入れ替え戦◇対親和女大◇7月30日◇

【前半終了】関大1-0親和女大
【後半終了】関大1ー1親和女大
【試合終了】関大2ー1親和女大

GK 井上沙
DF 徳弘、山田志、中尾、真木
MF 田中光、塚原、𠮷尾、村上菜
FW 瀧沢雪、田中杏

春季リーグは得点不足に悩み、1部リーグ7位に終わった関大なでしこ。なんとしてでも勝利を収め1部残留を決めたいところ。対戦したのは2部リーグ2位で入れ替え戦に挑む親和女大だ。前半から積極的に相手ゴールに迫りチャンスを作り続けると、MF田中光紀(安全3)が待望の先制点をもたらす。さらに後半には、FW瀧沢雪乃(人3)のボレーシュートで相手ゴールネットを揺らし勝利をたぐりよせた。終盤相手の猛攻で1点を返されるも、最後まで集中力を切らさず見事にリードを守り抜いた関大なでしこが1部残留を果たした。

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1部残留に向けてできるだけ早い時間に先制点をあげたい関大は、序盤から積極的に相手陣内に迫り攻撃を組み立てる。開始早々、FW瀧沢雪とFW田中杏実(人4)のパスワークでゴール前まで迫ると、今度はDF真木悠花(文4)が右サイドを切り崩しドリブルで突破。そのままシュートを放つも相手GKに止められる。これが関大のファーストシュートとなりさらに攻撃を勢いづけた。

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△FW田中杏
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△DF真木

その後もMF村上菜月(人1)が高い位置で相手のパスをカットするとそのままドリブルで持ち運びMF𠮷尾香音(社2)へつなぐ。MF𠮷尾のシュートは惜しくもGK正面となるも序盤から果敢にシュートを放ち関大が主導権を握る展開に。15分には再びMF村上菜が右サイドで起点となりMF真木へスルーパス。反応したDF真木が中央へ折り返すとFW田中杏がシュート。しかしこのシュートはゴールの枠を捉えることができず先制点とはならない。

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△MF村上菜
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△MF𠮷尾

すると今度は一転、守備の時間を迎える。自陣右サイドを攻め込まれると、そのままこの試合のファーストシュートを放たれる。しかしここはGK井上沙季(商4)ががっちりキャッチ。相手の攻撃はさらに続きゴール前にボールを供給され続けるもDF中尾純菜(社3)が冷静に対応し、相手の攻撃にリズムを作らせない。18分には左サイドを攻め込まれクロスをあげられるもDF徳弘海羽(人1)がクリア。DF陣の好守が光る。28分にはこの試合1番のピンチを迎える。相手のロングボールからカウンターを仕掛けられそのままフリーでシュートを許すもGK井上沙がファインセーブ。チームのピンチを救った。

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△DF中尾
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△GK井上沙

反撃に転じたい関大は前半終了間際、この日キャプテンマークをつけたMF塚原碧衣(政策4)が中央で相手を集めると今季初スタメンのDF山田志穂(人1)へ展開。左サイドからクロスをあげるもここはGKに阻まれる。今度は同じく左サイドからMF田中光が攻め込む。ドリブルで一気に相手陣内までかけあがると放ったシュートはそのままゴール左下へ。関大に待望の先制点をもたらした。ここで前半終了のホイッスル。1点リードで前半を折り返す。

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△MF塚原
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△DF山田志
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△先制ゴールを決めた
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リードして迎えた後半も関大は攻撃の手を緩めない。開始早々からMF村上菜のスルーパスにDF真木が抜け出す。7分には右サイドを上がったDF真木のクロスにFW瀧沢雪がボレーで合わせる。後半の早い時間帯に追加点を奪い流れに乗る関大。クロスバーに嫌われたもののDF山田志の積極的なシュートや、セットプレーでのチャンスが続く。

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△FW瀧沢雪
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△追加点を獲得

相手のカウンターからピンチを迎える場面もあったが、DF徳弘のブロックでシュートは打たせない。さらに、DF林祐里(人4)に代わって今季初のCBで起用されたDF真木も攻守に躍動し、相手のチャンスの芽をつんでいく。

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△DF徳弘

その後も、関大がボールを多く持って試合を進めるとMF𠮷尾、MF村上菜の連携でシュート。立て続けにコーナーキックを獲得すると、DF中尾のキックにMF田中光が頭で合わせる。しかしこれは惜しくも枠を捉えきれない。だが飲水明けも流れを渡さず、FW田中杏のパスにFW瀧沢雪が抜け出しシュートを放つなど関大ペース。

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△MF田中光

後半31分にはキャプテン・DF林祐がピッチインすると声でチームを鼓舞。試合終盤には交代で入ったMF冨田歩花(政策2)もシュートを放ち試合の強度を落とさない。後半42分に自陣の高い位置のでビルドアップでボールを失い、1点を返されたもののリードを守り抜き1部残留を決めた。

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△DF林祐
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△MF冨田

長年1部と2部を行き来していた関大だが、昨シーズン春2位、秋にはインカレまであと一歩の5位と快進撃を見せた。だが、今季は4度のスコアレスドローなど得点力不足が課題となり、入れ替え戦に回るという不本意なシーズンに。それでも皇后杯大阪予選では4位に上り詰めるなど、実力は確かだ。「チームの目標はインカレに行くことと、リーグ優勝」(DF林祐)。関大なでしこ初の全国へ、秋リーグでさらに強くなった関大を見せつける。【文/写真:牧野文音、稲垣寛太】

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▼DF林祐
「部活が止まってしまったり、入れ替え戦に向けて最高の準備ができたかといったら『はい』とは言えない状況だった。でも絶対に負けたらあかん試合だったので、チーム全体としての入りの良さとか、勢いは良かった。ただ前半の最後の方まで点が入らなかったので、もうちょっと早い段階から点取れたら。自分たちがボール持ってつないでというのはリーグから意識していたけど、皇后杯の大阪予選を通してまた1つ1人1人がボールを持ってつなぐという意識が強くなった。今日はそういうシーンが多かったので、それは良かった。(春を振り返って)リーグ優勝を目指して春リーグに挑んでいたので、入れ替え戦に回ったこと自体悔しかったけど、そこは切り替えてしっかり残ろうと話していた。男子もすごく応援してくれていて、実際声かけてくれたりとか、TOPチームが結果を出していていい刺激をもらったりとか、そういう存在は大きかった。(秋に向けて)春リーグは2敗しかしてないけど入れ替え戦に回ってしまった。やっぱり勝たないとこういう状況になるというのは身に染みてわかった。無失点の試合が多かったのは個人的には良かったかなと思うのでDFからでも攻撃につながるようなプレーを積極的にできるようにこの夏でレベルアップしてきたい」

▼MF田中光
「今日の試合全体を通して向こうも1部に上がりたいという気持ちが強くて、メンタル面での戦いも結構あった。でも練習でやってきたことをみんなが出せたことが2得点につながって勝てた。(先制シーン振り返って)いつも前半で決めきれず、後半耐えきれずやられてしまうということがあって、今回も前半は結構攻めているけど得点が入らなくて結構焦っていた。けど、自分の変な得点が入ってちょっとだけほっとした。今回は1得点取れたけど、得点も取れて、内容もこだわれてというのが一番いい選手かなと思うので、引き続き秋に向けて自分自身を高めていきたい。(秋に向けて)まずはインカレを目標に置いているので、そこに目指して1試合1得点は絶対に取っていきたい」

▼FW瀧沢雪
「自分たちが目指している日本一のためには残留して、秋インカレを争うことが必要。今日負けたらインカレという舞台に出れる可能性もなくなるので、今日は絶対に残留しようという強い思いを持ってできた結果。リーグ戦は結構キーパーで出て、皇后杯と今日の入れ替え戦はFWで出て。自分としてはキーパーとしてやった経験をFWで生かせればと思ってプレーしている。最近FWとしてスタメンとして出してもらっていて、結果としては2点しか決められていないし、自分のプレーとして全然納得いってないので、点取れただけという感じ。(今日の得点を振り返って)クロスに合わせるというのは自分が背が高いのもあるので、ヘディングとか、サイドの人にはクロスを上げてほしいという話をよくしている。今日はたまたまいい形でゴールにつなげられた。(最近の練習で意識していることは)練習の中でポゼッションを多く取り組んでいて、その中で次のつながりを意識することを全員が意識してできているので、まだ技術は低いけどそれが試合でも少しずつ出せてきているかな。でも相手のレベルとかもあるので、これがインカレ出場しているチームとかとやったときに、自分たちがそれが出せるかが自分たちの課題。(秋に向けて)皇后杯大阪1位とった追大が秋は1部に上がってくるので、勢いをもってきているし、それ以外も自分たちより格上だと思って、チャレンジ精神を持って、全部の相手を倒すぞという勢いも大切にしつつ、それ以前に技術とかチーム力もつけていかないとまた入れ替え戦とか2部降格とかになっていくと思うので、これから秋リーグ始まるまでは皇后杯の関西大会とかもあるので、一丸となって戦っていきたい」

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