◇第45回総合関関戦◇対関学大◇6月14日◇関西大学千里山キャンパス東体育館◇
[第1Q]関大15−28関学大
[第2Q]関大13−29関学大
[第3Q]関大17−26関学大
[第4Q]関大18−22関学大
[試合終了]関大63−105関学大
3年ぶりの総合関関戦は平日にもかかわらず、多くの観客が駆けつける中での開催となった。西日本ベスト16の勢いに乗り、全関西では敗れた強敵相手に力を発揮したい一戦だったが思い通りの展開にはならず。高さとスピードがある相手を前に勝利とはならなかった。
先制は関大。乕田優香里(経4)がスリーポイントを決めた。山脇茉里(安全4)のシュートもあり互角の展開に持ち込みたいところだったが、フリースローや速攻で点差をつけられる。それでも山口愛(法2)のオフェンスリバウンドから新島怜侑(社1)が決めると、堀口葵衣(人4)、山脇のジャンプショットもあり12ー16と再び2点差に迫る。しかし、開始約5分のタイムアウト明けから相手に連続で決められ、13点差となった。
第2クオーター(Q)は、山脇のスリーポイントや、福井響(政策2)の得点で食らいつく。しかし、相手の速攻が連続で決まり苦しい展開に。乕田がゴール下でバスケットカウントを決めるなど見せ場はあったものの、さらに点差を広げられ試合を折り返した。
後半も相手コートにボールを運んだものの、なかなかシュートが決まらない時間が続く。開始約4分で堀口がフリースローを2本とも沈めると、福井も決めやや流れに乗る。さらに、堀口、塩澤小夏(文2)の早いパス回しから、乕田が決めると、乕田は3連続得点。相手のタイムアウト明けにもバスケットカウントを決めるなど、会場を沸かせるプレーを見せた。だが、その後は得点を重ねることができずリードを広げられた。
最後のQは序盤から山脇がフィジカルを発揮し得点。さらに、福井の連続シュートとフリースローでも得点を重ねる。中盤からはメンバーを入れ替えると、大谷結芽(商2)が獲得したフリースローを2本ともきっちり決めるなど交代選手が活躍する場面でも。守備ではインサイドでのプレーが得意な相手に対応したが、スリーポイントも決められ苦戦。結局大差をつけられ勝利には及ばなかった。
総合関関戦の勝敗は17日の男子の結果で決まる。昨秋は全国がかかった試合で敗れたものの、今年の四私大定期戦では勝利している相手。快勝に期待したい。女子部としては、7月には大阪学生選手権、秋にはリーグ戦と大会が続く。西日本学生選手権や関関戦で戦った経験を生かし、より多くの勝利につなげる。【文:牧野文音/写真:村中望乃】
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