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新体制での初試合は悔いの残る結果に

新体制での初試合は悔いの残る結果に

◇第1回若木杯関西学生剣道大会◇11月7日◇東和薬品RACTABドーム

[女子5人戦の部]
【2回戦】 ○関大1-0甲南大
△宇都宮0-0
○平 1-0
△徳田0―0
△松本0-0
△長谷0-0

【3回戦】 ●関大0-2大教大
△宇都宮0-0
●平 0-1
●徳田0―1
△松本0-0
△長谷0-0

[男子7人戦の部]
【2回戦】 ●関大0-3近大
△恩賀0-0
●栗原0-1
△範國0―0
●藤井0-1
●宮本0-1
△内城0-0
△舘井0-0

新人戦に変わり、若木杯関西学生剣道大会と称し開催された今大会。多くの下級生選手が出場し、新生剣道部の活躍が期待された。しかし、男女共、強豪校に力の差を見せつけられる結果となった。

最初に行われたのは女子の部。関大は5人戦の部で出場した。2回戦では甲南大と対戦。次鋒の平小雪(経3)が出ばな小手を奪い1本勝ちを収めると中堅以降は引き分けでつなぎ、次に駒を進めた。

△平

3回戦は全国から実績を持つ選手が集まる大教大と対峙(たいじ)した。先鋒の宇都宮彩花(経1)が互角の戦いを繰り広げ引き分けに持ち込むも、次鋒の平が合い面で敗れ先制を許す。続く中堅の徳田華(情3)も出ばな小手を奪われ、一本負けを喫する。後半は巻き返すことが出来ずに3回戦での敗退となった。

△長谷緋菜(情3)

女子の部の後に行われた男子の部。関大は1回戦から強敵である近大と当たった。先鋒の恩賀奏伍(経1)は互角の戦いで引き分けに終わる。次鋒の栗原蒼空(経1)は試合終了間際、抜き胴を打ちに行くも面を捉えられ1本負けを喫する。それ以降も果敢に攻めるが相手を崩すことが出来ない。男子は悔しさの残る初戦敗退となった。

△恩賀
△範國
△藤井魁大(人2)

男女共に新体制で迎えた最初の大会は悔いの残る大会となった。女子は1週間後に全日が控え、今大会出場した選手も出場する。関大剣道部の大暴れに期待したい。【文/写真:荒川拓輝】

▼長谷
「(試合を振り返って)今日の試合は流れは良かったです。相手に圧倒的な差は感じなかったですが、強いとことするので怖いという気持ちが勝っていました。気持ちの面で負けていた部分があります。向こうは(大教大)強豪校が集まっている大学なので技術が高いです。自分たちはいいところを打てていますが決め切る力、一本にする力が足りてないです。特に剣風を変えるとかはないですが、次は気持ちを入れ替えていきたいと思います。(1回戦は1本と1勝で上回った状態で)1回戦の相手は大教と違って強豪校が集まっているわけではないので気持ちの面では勝ちたい、負けられない気持ちでした。だから緊張気味でガチガチでした。大教の方が取りに行くぞという気持ちで柔らかかったです。ここでは負けられないという気持ちでした。大将ですが無理せず個人戦という気持ちでした。守ろうという気持ちではありませんでした。いけるところをいこうと思っていました。(来週の目標)トーナメントで全国優勝しているような山に入っているのでどれだけ当たって砕けられるか。技術に関しては強いので、馬鹿を馬鹿で返せるか。全国の舞台で暴れるのが目標です」

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