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なかなか書き始めることができなかったコラム。自分で最後だと、引退すると実感したくなかったから。カンスポでは内容の濃い幸せな3年間を過ごすことができたと思う。KAISERSのかっこいい姿に引かれ入部を決めた1年生。KAISERSの言葉で関大スポーツ編集局(カンスポ)を続けると決意した2年生。ラストイヤーの今年は、特に担当させてもらった競技をより大好きになった1年だった。最後のコラムでも担当した弓道部男子、バレーボール部男子、剣道部について語って終わろうと思う。

昨年は女子、今年は男子を担当させていただいた弓道部。高校時代、弓道部に所属していたこともあり、一番楽しんで取材をしていたと思う。インタビューや記事のチェックなど、協力してくださった部員の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいだ。今年はほぼ全ての取材に行かせてもらい、いろいろな瞬間に立ち会うことができた。高い的中率で勝利をつかみ取る姿。選手が今さっきまで戦っていた場所で賞状を受け取る姿。撮影のために同じ場所に立ち、インタビューや喜び合う選手たちをカメラに収められたことが嬉しかった。リーグ最終戦で主将にインタビューをさせていただき、泣きながら文字起こしをしたのもいい思い出だ。部員の皆さん、記事を見てくださった皆さん、関係者の皆さんに感謝を伝えたい。部員の皆さん、これからもずっと応援しています。

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△弓道部の皆さん

バレーボール部男子は今年から担当させていただくことになったが、1年生の頃からよく取材に行っていた。全員でボールをつなぎ、得点を重ねていく。試合中に笑顔で喜ぶ姿をレンズ越しに見て心が躍った。印象に残っているのは秋季リーグ戦最終戦。今までにないくらいの大混戦で最後までどうなるのか分からなかったが、3連勝でリーグを締めくくり2年連続の3位に輝いた。私のカンスポ人生最後の取材もバレーボール部男子のインカレ。今までよりもコートにも控えの選手の方々とも一番近い距離で取材したと思う。もともとバレー観戦が好きだった私は、わくわくしながら取材していた。試合を見るのに夢中になって、メモや写真を撮るのを忘れたことは今では笑い話だ。試合告知や号外、選手名鑑など一番関わらせてもらった部活でもある。担当したのは今年1年のみだったが、本当に濃い1年間だった。

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△バレーボール部男子の皆さん

1年生の秋、たった1回取材に行った剣道部。今まで剣道を見たことすらなかったが、張り詰めた空気の中で、集中力を研ぎ澄ませる選手たちの姿に圧倒された。その1回の取材で、絶対に剣道部を担当したいと決めた。その後引退までの2年間ほとんど全ての試合に行かせていただく。325号では4面で取り上げさせていただき、初めてカラー面を書いた。紙面に載る記事を書いたことが少なかった私にとって、本当にありがたい経験だ。11月にあった4年生の引退試合では文字通り大号泣した。試合回数が少なく、部員の皆さんとすごく関わりがあったわけではない。自分のことを覚えていただけているのか不安になっていたほどだった。話しかけて誰と思われたらどうしよう。ずっとそんな思いを抱えていたにも関わらず、最後の試合では「カンスポの写真いつも楽しみにしてたよ。2年間ありがとう」と伝えていただき、涙があふれた。あの場所で出会えた時間と景色は、私の宝物。取材者であるはずの私の方が、何度も勇気をもらっていた。本当にありがとうございました。

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△剣道部の皆さん
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△4年生と撮っていただいた1枚

全部活を応援しているとはいえ、やっぱり担当競技には特別な思いがある。引退した後も試合を見に行きたい、応援したい。3年間を通して本当にKAISERSが大好きになった。カンスポでの私の活動はもう終わりを迎えた。寂しさはあるものの、これからへの楽しみもある。ここで過ごした時間を胸に、これからもKAISERSを見守り続けていきたい。【速水咲良】

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