つい先日、最後の取材が終わった。正直、実感が湧いていないのが本音。関大スポーツ編集局(カンスポ)での3年間は本当に一瞬で過ぎ去った。しかし、いろいろなことがあった3年間。振り返ればたくさんの思い出がよみがえってくる。
コロナ禍の高校生活を終え、始まった大学生活。何か今までとは違うことをしてみたい。漠然とそう考え、いろいろなサークルなどを見に行った。その中で一際引かれたのがカンスポだった。体験取材で行ったバレーボール部男子の取材。カメラがすごく楽しかったのと自分の下手さを今でも覚えている(今でも写真がうまいとは言えないです)。でも、「もっと試合を見たい、写真を撮りたい」そう思い入部を決意した。正直、1年生の頃は何をすればいいのかわからないことが多く、バタバタしていたことしか覚えていない。でも、辞めるという考えは1度も浮かばなかった。
2年生になった春、私は初めて担当競技を持つことになった。ゴルフ部、相撲部、レスリング部の3競技。ゴルフ以外は未知の世界で、最初の取材の緊張感は今でもはっきり覚えている。
レスリング部の初取材は、神奈川で行われたJOCだった。人生初の遠征、人生初のレスリング取材。右も左も分からず、横浜武道館の入り口で「帰りたいな」と立ち止まってしまったことは、ここだけの話にしたい。しかし、いざ取材が始まると不思議なほど緊張は消え、「来て良かった」と心から思えた。

ゴルフ部の初取材は春季リーグ戦。男子選手が放った打球の音が、今でも耳に残っている。シューっと一直線に伸びていくボール。テレビ越しでは伝わらない迫力に引き込まれた。

相撲部では、女子選手の試合が初めての取材に。力強く相手の足を取り、豪快に投げる姿に、終始「かっこいい」という言葉しか浮かばなかった。また部員の方々が温かく迎えてくださり、その優しさがとてもうれしかった(今ではその女子選手とご飯に行けるようになる程仲良くなってたり)。

担当競技を持ったことで、遠征にも数多く行かせていただいた。ゴルフ部の北海道での全国大会、レスリングの東京で行われたインカレ、相撲部の両国国技館でのインカレ。それまで1人で行動するのが苦手だった私だが、カンスポに入部したことで、1人行動への耐性が確実についたと思う。同時に、同期との距離もぐっと縮まった1年だった。編集終わりにご飯を食べに行ったり、お泊まり会をしたり。同期とたくさん遊んで、より仲良くなった。

そして迎えた最終学年。新たにアイスホッケー部を担当することになった。1年生の頃から取材に行き、すっかり魅了された競技。氷上でのスピード感や迫力に圧倒された。最後の大会では気づいたら涙が出るほど大好きな部活になった(誰が泣いてるねんというのは置いといてください)。
最初は記事を書くことで精一杯だったが、2年生からは、「選手一人ひとりの魅力をもっと伝えたい」と思うようになった。その思いから、試合告知や企画を数多く制作した。アイスホッケーやレスリングの選手名鑑は大変だったが、それ以上に楽しかった。そして、部員の方から感想をいただけたときの喜びは、今でも忘れられない。

本当にあっという間の3年間。選手たちのひたむきに頑張る姿を間近で見て、何度も元気をもらった。これからは「カンスポ」としてではなく、1人のファンとしてKAISERSを応援していこうと思います。
3年間、本当にありがとうございました。【湯浅あやか】
p.s.私が担当していた競技の皆さんへ。
最初から最後まで本当に温かい雰囲気で迎え入れてくれてありがとございます。取材に伺うたびに優しく声をかけてくださり、気づけば試合に足を運ぶのが楽しみになっていました。大会では、迫力ある試合に思わず息をのみ、気づけば声を上げて喜んでいました。また担当していたのがあやかちゃんで良かったとメッセージをいただいた時は本当にうれしかったです。試合で真剣に勝負する姿や、試合前の仲の良い姿など、皆さんのいろいろな姿を写真に収めさせていただけたこと、本当にありがとうございました。
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