◇2025近畿フィギュアスケート選手権大会1日目◇10月3日◇木下アカデミー京都アイスアリーナ
[ジュニア男子SP]
3位 織田 56.48
本格的に幕を開けたスケートシーズン。近畿選手権大会初日には、ジュニア男子のショートプログラム(SP)が行われた。関大からは織田信義(情1)が出場。転倒なしのまとまった演技を見せ、サマーカップの点数を大きく超える56.48をたたき出す。SP3位で表彰台圏内につけ、好発進を切った。

緊張が張り詰める中、第1グループの最後に登場した織田。『Black&Gold』が流れ始めると、音と振り付けをマッチさせながら全身を大きく使って滑っていく。冒頭の3回転ルッツ+2回転トーループを流れるように着氷。続く3回転ループもきれいに降りる。しかし、足替えキャメルスピンでは無得点になってしまうミスが。それでも高さのあるダブルアクセルを着氷させる。ステップシークエンスでは、柔軟性を生かした多彩な技を披露。演技後には、はじけるような笑顔を見せた。

全てのジャンプで加点を引き出し、SP3位につけた織田。演技構成点ではジュニア男子の中で1位に立った。「このカテゴリーで自信を持って終われるような成績と演技ができるように」。特別な思いを寄せる、ジュニア最後のシーズン。持ち前の表現力とこれまで磨いた技術で、唯一無二の輝きを放つ。【文/写真:中吉由奈】
▼織田
「(重点を置いて練習してきたこと)本当にジャンプを曲の中で全部跳び切る練習を心がけていて。成功率を底上げするような形で練習をしていました。(演技を振り返って)ジャンプを絶対に成功しようという気持ちでいったので、ジャンプは成功して良かったです。でも、その代わりにスピンの方がおろそかになってしまって、全部入っていないみたいな感じになったので、そこがすごく悔しいです。(振付への意識やこだわりは)曲の拍とかリズムに体を合わせるように動くことを意識しています。おじの信成(織田信成=11年度卒)にも『曲に合った振り付けとかポージングを頑張って』とよく言われていたので、そこを意識していました。(プログラムの選曲は)もともと知っている曲で、信成がたまたま好きな曲と同じものを持ってきたので、ぜひこれをしようということで決めました。(ジュニアラストシーズンへの思い)やっぱりジュニアという括りの最後ではあるので、自分が何年もやってきたこのカテゴリーで自信を持って終われるような成績と演技ができるように、心残りなくできたらなと思います。(FSに向けて)もうノーミスで失敗しないということと、スピンも気を付けることを意識します」
コメントを送信