◇2025年度関西学生秋季リーグ戦第3戦◇9月6日◇対関学大◇田辺中央体育館
[前半終了]関大15-17関学大
[後半終了]関大16-16関学大
[試合終了]関大31-33関学大
現在、1勝1敗の関大は西カレ2位の関学大と対峙(たいじ)。先制点を取り流れを引き寄せると、特に後半はリードする展開に。しかし、残り2分で3連続得点を許し、逆転される。試合終了間際にさらに追加点を入れられ、悔しい逆転負けとなった。
選手の平均的な身長が高く、角度のあるクロスのシュートが脅威となる関学大。相手ボールから始まった前半、互いにシュートまでボールを運べずターンオーバーしてしまう。得点が動かない状態が続いた。均衡を破ったのは関大。前半6分に相手のこぼれ球を森野瑠菜(商1)が拾い、そのまま江藤華(法2)が速攻を決めた。また、北川結生(法2)、小田真子(法4)が得点を重ねる。さらに同9分には7㍍スローを獲得し、矢野真尋(人2)がゴールフレームに当てながらネットを揺らした。その後相手に2連続で得点を許したものの、向理緒(人1)が続けてボールをゴールに収め、リードを維持する。しかし、以降は互いに得点を奪い合い、シーソーゲームの様相を呈した。その間も攻守共に積極的な姿勢を見せ、格上相手に食らいつく。流れを変えるべく、同26分に関大はタイムアウトを要求。再開直後、上村華奈(商4)がターンで相手の守備をくぐり抜けシュートした。流れが変わったかと思われたが、その後は一転して数的不利となる。その間に2点を入れられ、逆転された。残り13秒、相手の攻撃ターンで相手がタイムアウトを要求。タイムアウトが開けると、一気に攻められ追加点を許す。2点ビハインドで前半を終えた。


後半が始まると、開始すぐに向が速攻で得点。流れを引き寄せた関大は、そのまま2連続で得点を挙げる。さらに、後半3分には7㍍スローを髙木茉美(文1)が止め、勢いはさらに増した。相手の意表を突くようなシュートで連続得点し、逆転に成功。守備の面では森野や上川ら矢野が活躍し、相手を足止めする。さらに同11分に7㍍スローを獲得し、これを矢野が決めた。同18分、関大はまたしても数的不利となってしまうが、積極的な守備で失点を最少限に抑える。その後も得点を重ね、2点リードで関大はタイムアウト。関大の流れそのままに最後まで行きたかったが、再開後すぐに相手もタイムアウトを取る。タイムアウト明けは、窪田葵(法3)を追加して守備を強化。投入直後から窪田の守備が光り、相手の足止めに成功する。また、池田真都心(法3)も2連続ブロックで味方を援護した。しかし残り2分、相手が一気に追い上げを図り、一瞬の間に3連続得点で逆転される。ここで関大はタイムアウトを取り、相手の勢いを止めようとした。しかし残り1分、ディフェンスのターンで相手がタイムアウトを要求。再開後は一気に攻められ、シュートを1度止めたが、リバウンドをキャッチされそのままシュートを放たれた。追加点を許し、点差は2に。関大は1点でも巻き返すべく、残り5秒で森野のパスから望月瑚雪(社3)がシュート。相手ディフェンスの壁はなく、キーパーと1対1の勝負となったが、軍杯が上がったのは関学大。逆転負けとなり、悔し涙を流した。


一時はリードし勝機を感じていただけに、あと1歩及ばず涙した関大。それでも、格上相手に引けを取らない、実りのある試合展開だった。次戦の武庫女大も、春に敗れている相手。ここで勝ち星を挙げ、インカレ出場権に少しでも近づきたい。【文:西村果凜/写真:吉野日菜多】
▼向
「(オフェンス面を振り返って)バックプレーヤーに対してマーク強かったり、ディフェンスが強いというのは分かっていたので、自分をずらしてくれたり、シュートを打てる場面があったら思い切り行こうという気持ちでシュートに飛び込みました。(ディフェンス面を振り返って)春に関学大と当たった時に上からミドルで打たれることが多かったので、学生コーチ2人が来てくださってからシステムを変更したので、ちゃんと生かせるように意識してやりました。(関学大戦は追う展開が多いが、今回は追われる展開が目立った)最初にリードができたからこそ追われる展開になって。関大の課題である立ち上がりは改善できたと思うので、追われる立場になった時に、自分たちが余裕を持ったプレーをすることや、相手のディフェンスが仕掛けてきた時に1本を切れる力が必要だと思います。(次戦に向けて)春からどんどん力をつけて、勝負できるだけの力があると思います。ビビることなく、チャレンジャーとして思い切りプレーして勝ちたいと思います」
▼北川
「(オフェンス面で振り返って)いつも相手のディフェンスと近くなってシュートが打てないので、ディフェンスと距離を少し置きました。相手のディフェンスは3枚目が高かったので、いつもよりも距離を置いて自分の腕をしっかり振り切れるようにしました。(ディフェンス面を振り返って)1枚目なので全体的に足を動かしました。相手のチームがクロスのシュートが多いことを前から分かっていたので、それに対して真ん中の2、3枚目がよく当たることができていたので、本当に助けられました。(今日は立ち上がりから攻められていた)いつも自分たちが守りから入って、攻めは相手の動きに対して後から反応するという攻め方をしていました。春季リーグ戦や西カレで立ち上がりもっと意識しようとなり、自分たちから攻めることを意識して前の2戦と今日の試合に挑みました。関学大の立ち上がりが悪かったので、自分たちの思うように立ち上がりはできたのかなと思います。(関学大戦は追う展開が多いが、今回は追われる展開が目立った)リードした時に自分たちが焦って相手に得点を与えるという場面が多かったです。1戦目の同大戦でも自分たちがリードした時に詰められてしまうことが多いです。自分たちが勝っているのだから、チームの雰囲気や攻めるタイミングも自分たちの思うように攻めれるように意識していきたいです。(次戦の意気込み)春季リーグ戦で負けている相手なので、挑戦者の気持ちでチャレンジして、今日と同じようにどんどんシュートを狙って、コートを大きく使えるようにしていきたいなと思います」
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