◇第65回西日本学生選手権大会◇団体1、2回戦◇9月2日◇北九州市総合体育館
【1回戦】
[S1]○向2(21-8,21-6)0岩城
[S2]○砂原2(21-9,21-6)0宮﨑
[D1]○小山・瀬藤2(21-2,21-5)0河原﨑・森島
[D2]山田悠・山本(打ち切り)岩城・宮﨑
[S3]瀬藤(打ち切り)森島
【2回戦】
[S1]●小山0(6-21,19-21)2川口
[S2]●瀬藤1(16-21,21-15,9-21)2西前
[D1]●山田悠・山本1(21-10,9-21,14-21)2永田・衣川
[D2]小山・瀬藤(打ち切り)阿部・笹井
[S3]向(打ち切り)衣川
ついに西日本学生選手権大会(西カレ)が開幕した。1回戦を勝利すると、2回戦で格上・立命大と対峙(たいじ)。健闘したものの、3回戦につなげることはできず。2回戦敗退となり、全国への道は閉ざされた。
1回戦の相手は京外大。第1シングルスに出場した向竜星(商1)は、試合開始直後から長いラリーとなった。バック側の前を狙われ失点するも、好機でスマッシュやプッシュを決め得点。また、相手に動かされても粘り強さを見せ、逆に相手のミスを誘った。後半は3失点のみで、第1セットを手にする。第2セットは攻撃がかみ合わず、アウトやネットなどのミスで点を献上。それでも、軽々としたフットワークでラリーを続けた。終盤には疲れを感じさせないプレーで連続得点。ジャンプスマッシュも決め、波に乗った。最後は相手のショットがアウトであることを見極め、勝利。チームに勝ち星を持ち帰った。

向の隣のコートでは、砂原泰斗(政策4)がコートイン。序盤から試合を優位に進め、3連続得点で一気に流れを引き寄せた。その後も、相手を前後に動かして体勢を崩し、チャンスで攻撃を決めるなどで点を量産。21-9で第2セットへ。第2セットは、ショートサービスライン上を狙ったサーブで先制すると、左右に振ったスマッシュで連続得点。相手のミスも相まって、一気に点差を広げた。また、ラリーでは地力の高さを見せ、失点はほぼ自身のミスのみ。向より早く試合を終え、勢いをそのまま第1ダブルスにつなげた。

砂原の試合後、同コートで行われた第1ダブルス。小山志月(文4)・瀬藤智史主将(政策3)組が現れた。安定したコンビネーションで次々と点を重ねる。圧倒的な実力差を見せつけ、第1セットをつかんだ。第2セットでは、ややミスが増えたものの勢いは衰えず。試合時間約10分という、脅威の早さで勝利した。

2回戦の相手は、今年の春季リーグ戦で2位になった立命大。第1シングルスの小山は、ラリーが続くとミスが出てしまい、リードを許す。また、テンポが早くなると決めに走ってしまった。相手の思い通りのプレーをさせてしまい、第1セットを落とす。インターバルでは、コーチから「我慢しよう」と声をかけられた小山。第2セットでは決めに走らないよう意識し、開始から4連続得点を挙げた。その後、コートの隅を狙われ同点に追いつかれたが、冷静にショットを対処し2点リードでインターバルへ。味方からの「自分から攻めよう」というアドバイスを受け、粘り強くラリーし相手のミスを誘った。また、早いショットを自分から仕掛け、好機を作って得点するなど、流れを作る。終盤まで2点リードを守っていたが、18-18で同点に並んだ。それでも攻めの姿勢を捨てず、積極的にスマッシュを放ったがアウト。逆転を許し、敗北となった。
第2シングルスは瀬藤主将がエントリー。先制点を入れると、その後もサイドラインを攻めたショットで得点を重ねる。だが、相手の早いショットに苦戦。果敢に食らいつくも、ヘアピンがネットにかかるなどあと1歩届かず。それでも、インターバル後は得意のヘアピンで相手の体勢を崩し、浮いた球を決めて連続得点。しかし、体の中心を狙ったスマッシュなどを打たれ、点差を縮められず。第1セットを落とした。第2セットでは、相手を左右に動かすなどして体勢を崩し、流れを作っていく。順調に試合を進めていたが、状況が変わったのは12-9の時。小山の試合が終わり、相手の応援が勢いを増した。それに応じるように相手の調子が上がり始め、点差を縮め始める。それでも気持ちを途切れさせず、前後に相手を動かすなどラリーで得点。逃げ切り、ファイナルセットへつなげた。セットの初めはチャンスでミスするなど、攻撃が上手くはまらない。中盤あたりから相手をななめに動かし得点したものの、終盤は一瞬の隙を打たれ失点。最後まで点差を埋められず、黒星を喫した。
部員の期待を背負い、コートに立ったのは第1ダブルスの山田悠太(商2)・山本勇誠(情2)。相手は昨年のインカレでベスト16の永田・衣川組だ。序盤からスピード感のある試合展開に。積極的に攻めながらも相手の守備の穴を確実に突き、得点を重ねる。また、山田のサーブで4連続得点を挙げ、一気に点差をつけた。大差で第1セットを手にする。しかし、第2セットは開始直後に4連続で失点。さらに、スマッシュミスなどが続き、点差をさらに広げられた。得意のスマッシュで得点を巻き返そうとしたものの、大きく広がった点差を埋めることはできず。勝負の行方はファイナルセットに委ねられた。相手のショットを前で触り、試合を優位に進めようと努める。しかし、相手の勢いのあるショットを上手く返せず、逆に打たれてしまう場面も。激しい攻防戦が繰り広げられたが、最後はサーブレシーブをネットにかけ失点。格上相手に白星を持ち帰ることはできなかった。

悔しくもインカレ出場権をつかむことはできなかったバドミントン部男子。だが、個人戦はまだ残っている。4日から始まる個人戦では、1人でも多くの選手が全国の切符をつかんで欲しい。【文:西村果凜/写真:西村果凜、中山桜希】

▼瀬藤主将
「(今日の自身のプレーを振り返って)2回戦目が山場になると分かっていたので、1回戦目はしっかり会場の感覚などを確認して2回戦目に臨みました。個人的には2回戦目の出だしは別に悪くなかったんですけど、ところどころで集中力が切れていたというか。大事な場面での簡単なミスが相手よりも多くなったので、結構な点数の差になったのかなと思います。特に3セット目の後半で相手が少しスピード上げてきた時に、自分が対応できなくて。焦ってやらなきゃいけないと思って逆にミスをしてしまう展開が多かったので、そこが反省点です。でも、ラリーができている時は自分のペースに持っていけたので、そこは練習してきたことができたと思います。良かった点と悪かった点もあった感じです。(メンバーの様子)隣でプレーしていた小山さんのシングルスはあまり見れてないんですけど、2セット目は自分のプレーができていたと思います。第1ダブルスの山田と山本も練習でやってきたことを忠実にできてたかなと思います。(立命大と対戦して)試合のレベルは格段に上がりました。でもその分、気楽に向かっていく気持ちでプレーができました。向かっていく気持ちがあったからこそ、いいプレーもできたのではないかと思います。勝たなきゃいけないというプレッシャーではなくて、挑戦者のつもりで挑めたので、各々がいいプレーをすることができたのだと思います。(個人戦に向けて改善したいこと)いいラリーをしていても簡単なミスが多いことが春季リーグ戦から課題として挙げていたことなので、自分に流れが来てる時や逆に相手に流れを渡すような簡単なミスをなくしていきたいです。(個人戦の意気込み)インカレが懸かっているので、シングルスでベスト32に入って出場権を得ることと、その上を目指していきたいです。また、ペアを組んでいる小山さんは4年生で、1年生からずっと組んできたので、一緒にインカレに行きたいです」
コメントを送信