◇令和7年度全日本学生選手権大会◇グレコローマンスタイル◇8月21・22日◇駒沢オリンピック公園総合運動場体育館
〈60㌔級〉
[2回戦]
○奥野10-0榮山(中院大)
[3回戦]
●奥野0-8徳原(専修大)
〈63㌔級〉
[2回戦]
●中村2-11森川(大東文化大)
〈72㌔級〉
[1回戦]
○加藤5-3福田(中院大)
[2回戦]
○加藤9-1高岸(日本文理大)
[3回戦]
●加藤0-9深澤(育英大)
〈87㌔級〉
[3回戦]
○稲本9-2辻川(東農大)
[準々決勝]
○稲本-梅木(九州共立大)
[準決勝]
○稲本6-4佐藤(慶大)
[決勝]
●稲本0-7磯江(日体大)
4日間を通して行われる全日本学生選手権大会(インカレ)。1日目、2日目はグレコローマンスタイルの試合が行われた。
72kg級に出場した加藤航平(人1)は、初戦で中院大の選手と対戦した。前半はパッシブを奪って1点を先取。パーテレポジションから追加点を狙ったが得点には至らず、両者膠着(こうちゃく)したまま後半戦へ。序盤、相手の仕掛けで4点を失ったかと思われたが、関大のチャレンジが成功し2失点に修正される。最小失点で切り抜けた。しかし、その後は相手にパッシブで1点を奪われ、再びパーテレポジションの不利な状況に追い込まれる。だが加藤は粘り強い守りを見せ、追加点を許さない。その流れをつかむと、残り10秒で同点に追いつき、さらにローリングで2点を加えて逆転勝利を収めた。続く2回戦も危なげなく勝利し、迎えた3回戦。序盤にパッシブで1点を失い、相手にパーテレポジションを選ばれるが、ここでも守り切ってスタンドに戻す。しかし、その後は得点を重ねられ、0―5で後半へ。反撃を試みたものの4点を失い、黒星を喫した。

63㌔級に登場した中村心瞭(人2)は大東文化大の選手と対戦した。開始直後に中村が仕掛け、2点を獲得する。しかし、その後は連続で失点を許し、2―11と敗北を喫した。

60㌔級に登場した奥野登夢(人3)は初戦を中院大の選手と対戦した。開始1分半に相手にパッシブが与えられ1点を獲得。パーテレポジションを選択し、ローリングで2点を追加した。後半でも投げ技により得点を重ね10―0で勝利を挙げる。続く3回戦では場外に押し出され1点を失ってから連続で失点。0―8で敗北を喫した。

87kg級に出場した稲本喬弘(人4)は3回戦から登場。初戦となった東農大の選手との一戦を9―2で快勝し、2日目の準々決勝へ駒を進めた。続く準々決勝でも8―0のテクニカルフォールで圧勝し、その勢いのまま迎えた準決勝では慶大の選手と対戦。序盤に攻め込むも、逆にフォール寸前に追い込まれ、一挙6点を失う苦しい展開となった。だが直後に投げ技がきれいに決まり、そのままフォール勝ち。見事な逆転劇に、稲本はガッツポーズで喜びを表した。決勝では惜しくも敗れたものの、インカレ2位という好成績を残した。

2日間にわたり開催されたインカレ・グレコローマンスタイルの部では、各選手がそれぞれ奮闘を見せた。中でも1年生の加藤が2勝を挙げ、稲本は堂々の準優勝と好成績を収める。明日からはフリースタイルの部が始まり、関大からは8人の選手が出場予定だ。次戦の活躍にも期待が高まる。【文/写真:湯浅あやか】
コメントを送信