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◇令和7年度関西学生秋季リーグ戦大会第2節◇対親和大◇9月17日◇和歌山ビッグウエーブ

[S1]○向2(21-16,21-17)0澤田
[S2]●砂原1(21-10,16-21,23-25)2元持
[D1]○山田悠・山本2(21-12,21-12)0中野・山本
[D2]○山口・上林2(21-16,20-22,21-16)1兼田・元持
[S3]○山田悠2(21-8,21-9)0山本

〇関大4-1親和大

開幕戦を白星で飾った関大。第2節の相手は親和大だ。苦境に立たされる場面も何度かあったものの、ベンチからの大きな声援で乗り越える。完勝とはなかなかったが、最大限のパフォーマンスを発揮することができた。

第1シングルスに現れたのは、向竜生(商1)。試合開始直後から長いラリーとなった。緊張からか体が動かず、前に落とされたショットへの反応が遅くなる。クロスカットや左サイドラインを攻めたスマッシュを取ることができず、リードを許してインターバルへ。しかし、インターバル後は自身のペースを取り戻した。一挙11連続得点で逆転に成功。ヘアピンでさらに得点を重ね、第1セットをつかみ取った。第2セットに入ると、左右に振られたショットに対応できず、遅れを取る形に。それでも、後半はネット前のプレーに持ち込み得意の展開で得点。連続得点で勝利し、後続に勢いをもたらした。

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△向

第2シングルスには砂原泰斗(政策4)がエントリー。軽いフットワークでラリーを繰り広げる。クロスショットで相手を動かし、得点。また、ヘアピンで相手の体勢を崩し、スマッシュで得点する流れで相手を一気に突き放す。最後はスマッシュでセットを先取した。しかし、第2セットは様子が一変。ミスで連続失点をすると、クロススマッシュを打たれさらに得点を献上した。スマッシュを交えて相手を左右に動かして得点をつかんだものの、開いた点差を巻き返すことはできず。試合はフルセットにもつれ込んだ。3連続でスマッシュを決め第3セットで先制点をつかむと、ラリーで得点。その後は一進一退の攻防戦となり、試合はデュースへ。しかし、一瞬の隙に右サイドラインを攻めたスマッシュを打たれ敗北。勝利を目前にしていただけに、悔しい黒星となった。

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△砂原

第1ダブルスは山田悠太(商2)・山本勇誠(情2)組が出場。序盤は攻守の歯車が合わず、連続失点を許す。しかし、以降はスマッシュやプッシュで畳みかけ、大きく点差をつけた。また、ドロップも織り交ぜ相手を翻弄(ほんろう)。第1セットを手にすると、第2セットは10連続得点で点差を大きく広げた。ミスで何度か失点したものの、1度も相手を寄せ付けず。大差で白星を挙げた。

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△山田悠(左)・山本組

第2ダブルスは、山口俊平(情2)・上林翔大(情2)組。ミスをしたり、相手のスマッシュに苦戦したりして得点を献上する。それでも、ショットを積極的に前で触り、攻撃を仕掛けた。チャンスでスマッシュやプッシュを決めて得点を返し、逆転に成功。勢いそのままに、第1セットをつかみ取った。第2セットも攻撃的な姿勢で挑んだものの、ミスで失点しデュースにもつれ込む。そこから連続で得点を与えてしまい、試合の結果はファイナルセットへ委ねられた。取って取られての試合運びになり、中盤まで試合の行方が分からない展開に。「全部触れるよ」とベンチからの声を受け、積極性が増す。7連続得点で21点を先取し、関大の勝利を確定させた。

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△上林(左)・上林組

第3シングルスは、瀬藤智史主将(政策3)に代わって山田悠が出場。力強いスマッシュで相手を圧倒し、連続得点を挙げる。また、ラリーが続いた際は決めに走らず、カットやヘアピンで相手を一気に突き放した。第1セットを手にすると、第2セットも勢いは衰えない。連続得点で相手と点差を広げる。危なげなく白星を挙げ、4-1で親和大に勝利した。

IMG_4065-200x130 【バドミントン男子】連勝でリーグ上位に王手をかけた
△山田悠

リーグ連勝を果たし、2部上位リーグへ進出が濃厚となった関大。だが、気を抜くことはできない。明日も勝利し、Bリーグ1位で上位リーグへ突き進む。【文:西村果凜/写真:川元咲季】

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