◇第51回関西学生選手権大会◇5月3日◇対京産大◇於・東淀川体育館
[第1Q]関大19―20京産大
[第2Q」関大18―19京産大
[第3Q」関大13―18京産大
[第4Q」関大15―20京産大
[試合終了] 関大65—77京産大
今大会で優勝を目指す関大に、昨秋リーグ1部2位の京産大が立ちはだかる。第3Q(クオーター)までは点の取り合いとなる激しい展開に。しかし、第4Qで徐々に点差が開いていき、惜しくも黒星となった。
関大のスターティングメンバーは佐藤涼真主将(人4)、玉造大誠(人4)、竹内綾哉(政策4)、岩本悠太(経3)、北岡雄斗(人2)の5人。リバウンドシュートを決められ先制点を奪われるも、すぐに佐藤主将がダブルクラッチで点を返す。しかし、相手の勢いにのまれ、開始5分で7-17の10点差にまで開かれた。西村宗大(経2)が得意のジャンプシュートやフリースロー、スリーポイントシュートで点差を縮める。野村吏希(シス理2)もチャージングを受けるナイスディフェンスで粘りを見せた。西山登馬(商4)のフリースローで逆転するも、スリーポイントシュートを決められ、1点のリードを許し第1Qを終えた。
関大ボールで始まった第2Q。開始早々、北岡がスリーポイントシュートを連続で沈めると、相手はたまらずタイムアウトを要求した。佐藤主将や西山がカットインを決め、リードを広げる。北岡が再びスリーポイントシュートを決め、ベンチも大盛り上がりとなった。竹内や野村がオールコートマンツーで相手にプレッシャーを与えるナイスディフェンスで、簡単にボールを運ばせない。リードをこのまま広げたいところだったが、相手に点を重ねられる。さらに、相手にブザービートでスリーポイントシュートを決められ、3点ビハインドで前半を折り返した。
第3Qも前半同様、拮抗(きっこう)した戦いに。相手に点を決められるも、すぐさま玉造がカットインを沈める。竹内がタップシュートやアンスポーツマンファールを受け、フリースローで点を重ねた。しかし、0度からのスリーポイントシュートを連続で決められ、関大はタイムアウトを要求する。その後、西山がスリーポイントシュートを決め返し、点の取り合いが続いた。そしてスコアは50-57。相手のリードで第3Qを終える。
ベスト4進出が決まる運命の最終Q。西村がカットインを沈めるも、その後は相手のペースで試合が進む。試合終了まで残り6分を切ったところで、52-65の13点差になると関大はタイムアウトを要求した。竹内や佐藤主将、玉造がスリーポイントシュートを決め、点差を1桁に戻すも、関大はファールが重なり思うようにプレーできない。そして徐々に点差が開いていき、最終スコアは65-77で試合終了。京産大を相手に敗北を喫した。
悔しい黒星となったが、今大会はまだ終わっていない。順位決定まで残り2戦。次戦も必ず勝利し、5位決定戦への切符をつかみとる。【文/写真:藤井海】
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