◇第70回関西学生リーグ戦◇対関学大◇10月15日◇関西大学たかつきアイスアリーナ◇
[第1P]関大2―0関学大
[第2P]関大3―0関学大
[第3P]関大2―2関学大
[試合終了]〇関大7―2関学大
前回の対京産大戦の結果を受け、予選首位通過が決定していた関大アイスホッケー部。この日も連勝を伸ばし、残る3戦の決勝リーグに向けて弾みをつけたいところだ。
これまでの戦いとは違い、第1ピリオド(P)開始直後から激しくパックを取り合う展開が続いた。38秒、パワープレー(数的有利な状況)となると、一気にアタッキングゾーンで攻めたてる。至近距離から何度もシュートを打ち込み、最後はFW相馬嵩士(しゅうと=社1)が決定打。1分でリードを手にする。その後DF小嶌翔大(情3)やDF久田晴貴(社2)らディフェンス陣の体を張った守りで相手に得点を許さない。18分にはFW山根早加(社3)のゴールが飛び出し2点目を手にした。
第2P開始のフェースオフでパックを手にした関大。素早くパスをつなぎ、ゴール右前にいたDF鈴木郁也(情4)がゴールを決める。キルプレー(数的不利な状況)となってもそれを感じさせない試合運びで、失点を防いだ。人数が元に戻り、自陣でのフェースオフからFW髙秀稜(社3)がパックを受け取ると、そのまま冷静に敵陣まで駆け上がり得点。16分にはDF熊谷天智(情3)もゴールを決めた。
5点リードで始まった第3P。開始直後、短い時間に2人が2分間の退場。関大のキルプレーの時間に。しかし、得点を許すことなく守り切った。その後、FW山根、FW髙秀のアシストによりFW高橋柊伍(人1)がパックを浮かせゴールを決めることに成功。6点目となった。関大の攻めの姿勢が続いていた今試合だったが、残り10分に得点を許してしまう。その後も、キルプレーの間に得点を決められ相手に攻めいられる時間が続く。流れが変わったのはGK常川渉稀(人2)がパックを正面でつかみ止めた場面。そこからFW高橋柊がシュートを決め、試合が終了した。
終盤に2点を失ったものの、関大が強さを見せつけた試合となった。リーグは残すところあと3戦。これまでと変わらず関大のアイスホッケーを展開し、全勝優勝を成し遂げたい。【文/写真:島田采奈、湯浅あやか】
コメントを送信