◇2023年度関西大学連盟秋季リーグ戦第2日◇対神院大◇9月10日◇於・天理大学
[第1セット]関大25-17神院大
[第2セット]関大25-20神院大
[第3セット]関大25-18神院大
[セットカウント]○関大3-0神院大
秋リーグ初戦は同大に惜敗し、迎えたリーグ戦2日目。1戦でも多く勝利したい関大は神院大と対戦する。スタメンが2人不在という中、神院大にストレート勝利を果たした。
第1セットは好調な滑り出しを見せる。中村奨(社4)のサーブで始まると、久保田滉平(情4)のスパイクで先制点を決め、勢いそのまま関大は4連続得点。その後も久保田のサービスエースや川合涼太(人3)のアタックで順調に点を重ねる。途中、相手に何度か連続得点を許すが、陰下雄太主将(情4)や金子玄(人4)のアタックで相手を突き放し、8点リードで第1セットを終える。
第2セットは両校好プレーが飛び出した。金子が先制点を決めると、続けて中村のトスから久保田がスパイクを決める。その後、相手に守備の穴を狙われ点を取られるが、中村のブロックや陰下のサービスエースで点を重ねた。しかし、相手もフェイントやバックラインぎりぎりのショットで点を奪う。点差を詰められるが、中村のトスからの矢倉龍人(人2)の速攻や隅田嵐(社3)の交代直後のアタックで第2セットを逃げ切った。
第3ゲームでは今試合で始めて相手に先制点を許した。しかし、すぐに川合のアタックなどでリードを作る。その後は隅田のフェイント、中村や矢倉、川合のブロックといった技が光り、点を重ねた。また、久保田がネット前の甘い球をスパイクし、金子が何度も強いアタックを決め、リードを守る。最後は隅田がクロスを決め、この試合を勝ち取った。
スタメン2人が不在という状況下で見事ストレート勝利した関大。3回戦は強敵、天理大との対戦だ。今試合の勢いそのままに全員で攻め切り、勝ちにつなげたい。【文:西村果凜/写真:井藤佳奈】
▼久保田
「(今日の試合を振り返って)序盤から自分たちの良い形ができたので楽な試合運びにつながった。(守備と攻撃で心がけていたことは)自分が要になってくると思うのでサーブ、レシーブをしっかり返していき、コンビを作れる形に持っていくことを常に心がけています。(次の試合に向けての意気込みは)来週の土曜日に格上のチームである天理大と対戦するのですが、自分たちのバレーを展開して良い形で日曜日につなげられるような試合をしていきたいです」
▼金子
「(今日の試合を振り返って)今日はスタメンが2人不在という中で最初はどこか不安もあったんですけど、いざやってみるといつも以上の力を発揮できて、危なげなくしっかりとストレートで勝ち切れたのは大きかったと思います。今日はセッターが代わっていて、あまり合わせていなかったのですが、それでもいいテンポのバックアタックを2本くらい決められたので良かったと思います。次の対戦相手の天理大は格上のチームですが、守らずに常に攻める意識を持ったら勝機はあると思うので、全員で攻め切って勝ちにつなげていきたいと思います」
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