◇第101回関西学生リーグ前期第8節◇対びわこ大◇6月4日◇皇子山総合運動公園陸上競技場◇
【前半】関大2ー0びわこ大
【後半】関大1ー0びわこ大
【試合終了】関大3ー0びわこ大
GK 山田和
DF 川島、谷岡、木邨、吉本
MF 堤、吉永、三木仁、菊地
FW 百田、大矢
前節、5得点快勝で久しぶりの勝ち点3を手にした関大。今節は、昨季2位のびわこ大と対戦した。前半から試合を支配し、幸先良く2点を先行。後半には途中出場のMF前田龍大(人3)がダメ押しの3点目を獲得し、勝負を決める。今季初のリーグ連勝でインカレ出場圏内の3位へ浮上となった。
前節からスタメンの変更はなし。ベンチには、前日に湘南でJ1初スタメンを記録したMF髙橋直也(商4)が合流。盤石の体制で試合に臨んだ。最初のチャンスは関大。DF吉本武(情4)のピンポイントクロスにFW百田真登(経4)が合わせるが、これはGK正面でゴールならず。
試合が動いたのは、前半20分。DF吉本とMF菊地孔明(人4)のパスワークで左サイドを崩し、最後はFW百田にラストパス。これを確実に決め、先制に成功する。
さらに、DF川島功奨(社3)がシュートを放つなど、得点後も攻撃の手を緩めない。すると、前半42分。MF堤奏一郎(社4)のクロスをMF菊地がダイレクトシュートで決め、ネットを揺らす。前半のうちに2点のリードを奪い、試合を折り返した。
後半も早々から攻め込む。MF三木仁太(政策2)が押し込み、追加点獲得かと思われたが、わずかにラインを出ており、オフサイドに。
その後は、得点チャンスを生かせない場面が続く。それでも、GK山田和季(社2)が集中してシュートブロック。安定した守りを見せる。
すると、41分にMF吉永陸人(商3)がシュート。GKが弾くが、途中出場のMF前田龍がいち早く反応し押し込む。ダメ押しの3点目で試合を決定づけた。そのまま失点もなく、終了。3-0で勝利を収めた。
今節の勝利で順位は3位に。今季初の連勝となり、2週間で8位から一気に上位進出となった。次週は宿敵・関学大との関関戦。勝利すれば、目標とするリーグ優勝の可能性も見えてくる。中断期間前最後の一戦。2021年春以来遠ざかっている関学大からの勝ち点3を必ずつかみ取る。【文/写真:大森一毅・写真:岩口奎心】
▼MF菊地
「前日に練習試合があって、サブ組中心であまりいい入りはできなくて。試合前にいい入りをしようと話して実際にいい流れができていたので良かった。(先制シーンは)サイドバックの武(=DF吉本)との崩しで相手が食いついていたので、裏に抜けることができた。中を見たら真登(=FW百田)がフリーだったので後はつなげるだけだった。(2点目は)そういち(=MF堤)とは普段から仲良くしてもらってて。練習でもあの場面は結構できているので、試合で生かせて良かった。(スタメンを外れた時期もあったが)スタメンを外れた時は悔しかったが、こうやって結果出せて次の浦和戦も出れたらいいなと思うし、まずチームが勝つためにできることをしていきたい。(今後に向けて)目標は日本一。次のリーグ戦は関学が相手なのでしっかり先を見据えてやっていきたい」
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