◇第101回関西学生リーグ前期第6節◇対大経大◇5月24日◇大阪経済大学第二グラウンド◇
【前半】関大0ー1大経大
【後半】関大1ー0大経大
【試合終了】関大1ー1大経大
GK 山田和
DF 桑原、谷岡、木邨、吉村瑠
MF 川島、髙橋直、三木、真田
FW 百田、西村真
天皇杯出場の影響で日程が延期した第6節。平日開催となり、中3日でのゲームとなった。前半、1点を失い追う展開となる。しかし、後半にFW西村真祈(法4)のゴールで同点に。その後も攻め続けたが、追加点は奪えず。両者痛み分けとなり、勝ち点1を分け合った。
関大は、天皇杯と同じメンバーで挑む。それでも、疲れを感じさせない勢いのある攻撃を前半から見せた。MF川島功奨(社3)とMF真田蓮司(法1)が両サイドから前線に上がり、相手ゴールを脅かす。
FW西村真、FW百田真登(経4)にボールを集めてほとんどの時間で関大の攻撃が目立ったが、相手にワンチャンスを仕留められる。最終ライン付近でフリックしたボールをそのままシュートに持ち込まれ、ゴールイン。先制点を許した。その後も好機を演出したが、決めきれずに0-1で試合を折り返す。
後半、何とか同点に追いつきたい関大。徐々にゴールに迫ると、中盤にFW西村真のゴールで同点に追いつく。さらに、逆転弾を狙うがここでアクシデント。MF髙橋直也(商4)がこの日2枚目のイエローカードで退場となる。
10人での戦いを強いられたが、MF吉永陸人(商3)を投入し、すぐにテコ入れを図る。しかし、終了間際に関大のペナルティーエリア内でハンドの判定。相手にPKを与えてしまう。決められれば、敗戦濃厚となる大ピンチだが、相手のシュートはバーに当たりゴールラインを越えず。その後もピンチを招いたが、GK山田和季(社2)のビッグセーブもあり、同点で試合終了。同点で勝ち点1を分け合った。
リーグ2戦連続のドローとなった関大。中2日で大院大戦を迎えるハードスケジュールだ。しかし、優勝に向けては、これ以上勝ち点を落とせない。総力戦で3連戦の最終戦を勝利で締めくくる。【文/写真:大森一毅】
▼前田雅文監督
「アルテリーヴォに引き続き、流れは良くなかった。最後の方は盛り返した部分もあるが、トータルで見た時にはそれほど良くないという印象。(ハーフタイム指示は)しっかり連続して動くこと、相手の弱いところを徹底的に突いていくという話をした。(GK山田和のセービングは)守備の弱みが出たり、穴を開けてしまったりはしたが、GK山田和がしっかり止めてくれたところもあるし、そこからの攻撃についても良かった。(過密日程の影響は)大学生は慣れていないのもあるし、精度は落ちてしまうと思う。(次戦に向けて)総力になってくる。明日からの練習を見ながら、メンバーも考えていきたい」
▼GK山田和
「GKとして、前半のような1つのピンチを守れるようにならないといけない。準備のところなどもっと改善できることはあった。(後半は)クロスの守備のところでDFの動かし方は前よりは良くなった。自分は最後にボールを決めるところだけなので、そこにポイントを当てていた。(攻撃面は)自分がキャッチした時は、真祈くん(=FW西村真)とか狙いながら攻撃につなげられた。今日のグラウンドはボールがはねたので、テンポを落とさないことを意識した。(次戦に向けて)失点が重なっているので、0に抑えて勝てるようにしていく」
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