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◇第50回関西学生選手権大会◇対桃山学院教育大◇4月22日◇於・東大阪アリーナ

[第1Q]関大27一6桃山学院教育大
[第2Q]関大22−6桃山学院教育大
[第3Q]関大27一17桃山学院教育大
[第4Q]関大21一16桃山学院教育大
[試合終了]関大97一45桃山学院教育大

リーグの1部から4部まで、幅広い実力校が集う関西学生選手権大会。負けたら終わりのトーナメント戦だ。初戦は桃山学院教育大と対峙(たいじ)した。攻守で副主将の讃井泰地(政策4)の活躍も光り、見事97一45という圧倒的なスコアで勝利を飾った。

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△讃井

試合は相手ボールからのスタート。第1クオーター(Q)開始直後、佐藤涼真(人3)がボールをカットし相手ゴールに迫る。そのままシュートを放つが、これは惜しくも得点にはならない。こぼれ玉を争う展開を制した大内一慶(社4)が相手をかわし、ゴール下まで食い込むとそのままレイアップシュートを決め、先制に成功。相手にフリースローを与えるなどの場面もあったが、関大の攻撃力が光る。西田倫太郎(シス4)の鋭いパスに反応した岩本悠太(経2)のシュート、佐藤のスリーポイントを筆頭に、試合開始4分にもかかわらず10点差をつけた。その後も得点を量産する。竹内綾哉(政策3)の速攻も決まり、応援のベンチが沸く。相手に6得点しか与えない完璧な内容で、第1Qを終えた。

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△佐藤
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△大内
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△西田
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△竹内
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△林龍之介(人4)
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△北岡雄斗(人1)

第2Qに入ってもその勢いは全く衰えない。佐藤がいきなりシュートを決めると、久保田凌平(情4)、森脇新大(安全4)も続いて得点し差を広げた。これには相手もすぐさまタイムアウトを要求。タイムアウト後も流れは関大のまま。西田のパスカットなど守備も冴え、5分経過しても相手に得点を与えない。玉造大誠(人3)の速攻も決まり、応援のボルテージも最高潮に。再び相手がタイムを取るが、最後まで関大が圧倒した。第2Qも得点を重ね、総スコアは49―12と突き放し前半を終えた。

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△森脇

第3Qは相手ボールからスタート。思い通りのプレーはさせず、パスカットした倉ノ下大吉(人2)がきっちりシュートを決めた。西田の速攻も決まり、前半の勢いそのまま終始圧倒するかと思われたが、ここから相手の士気が徐々にあがってくる。フリースローやシュートを連続で決められ、自陣に攻め込まれる時間が増えた。それでも前半に突き放した差は大きい。讃井がスリーポイントを連続で沈めるなど対応を見せ、これにはベンチも拍手。前半に比べると失点は増えたが、27一17と相手を上回るスコアで第3Qを終えた。

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△倉ノ下

最終Qも攻めのプレーを続ける。讃井のパスを受けた江川大智(社4)が丁寧にシュートを決め、先制に成功。その後スリーポイントを連続で決められる場面もあったが、点を取り返す。藤本惟央(政策2)が相手2人を交わし一気にゴール下へ攻め込むと、そのままレイアップシュートを決めた。江川の速攻も決まり、相手に隙を与えない。そのまま試合終了のホイッスル。97一45とダブルスコア以上の差をつけ圧勝。初戦を難なく突破した。

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△江川
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△藤本

3回戦はリーグ1部である強豪、近大との対決だ。そのために、2回戦も確実に勝利をつかみにいく。高みを目指す関大バスケ部の歩みは、まだまだ止まらない。【文:合田七虹/写真:村中望乃】

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△喜ぶ選手たち
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△試合中話合う

▼讃井
「元々チーム的に今日の試合に照準を合わすんじゃなくて、3回戦で当たる近大なんですけど、そこを絶対勝つために1週間練習してたんで、今日は絶対に勝つというところを前提にしていました。その試合のゲームの内容もちゃんと良い形で終われるようにということを、練習からコーチ陣も含め話し合っていました。そういったところで今日は多少のコミュニケーションミスとかはあったんですけど、全体的には速攻のスピードあるバスケットのスタイルもできていた面では、来週につなげることができたと思います。(自身のプレーについて)結構今日多く出たんですけど、個人的にそこまでいっぱい出るっていうのはあまり予想していなくて。途中で交代するのかなと思いながらプレーしていたんですけど、結局長く出たっていうところで、自分のプレースタイル的にディフェンスを前からハードにするという面と、コート全体使ったスピードあるバスケットをする面は、プレータイムに関係なくやることを常に意識していました。すぐにバテることもなく、終始思い描いていたバスケットができたっていうところは良かったのかなと思っています。(次戦に向けて)チームの目標が、このトーナメントでベスト4に入るっていうところで、来週1発目の試合はもちろんですけど、とりあえず近大を倒さないといけないので、そこに向けて相手の分析もしつつ、チーム的にも高めていけるようにしたいです。今日の試合の課題も、練習中に見つかった課題もいろいろあるのでそこを埋めていこうかなと思っています」

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