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『言葉』

『言葉』

『分かり合えないことは絶対にある。他人のことをかわいそうに思ったり間違ってるって否定したくもなる。それでも一緒にいたいと思う人と一緒にいるために言葉があるんだと思う』

これを聞いてピンとくる方は多いはずだ。今季のドラマで話題となった『silent』の台詞である。カンスポの中でももちろん流行。ドラマ好きの私はこの作品を見て、伏線や解釈に明け暮れた。

ろう者を題材としたドラマ。耳が聞こえようが、聞こえまいが関係ない。誰にだって分かり合えないことがある。分かり合えないことを分かり合う言葉ではなく、分かり合えなくても寄り添うための言葉なのである。言葉と言っても話し言葉だけではない。手話や文字などさまざまな言葉があり、その人に合った言葉で伝えていけばいい。私は冒頭の台詞をこのように解釈をした。

私たちカンスポにとっての言葉は記事や写真だと思う。私たちの活動はKAISERSの活躍を記事や写真として、応援してくれる人々に伝える。伝えるために、KAISERSをもっと知ってもらうために私たちがいると考えていた。記者と選手。全てが分かり合えるわけではない。だが取材終わり、選手たちに「いつもありがとうございます!また来てください」と言われた時、私たちの活動は選手を応援してくれる人々に伝えるだけではない、KAISERSに寄り添うものではないかと感じた。選手たちの笑顔や涙、様々な表情を見てきた。近くで応援しているからこそ、選手たちの熱量も感じた。選手たちの想い全てを理解することは不可能だ。だが記事や写真を通してカンスポとしてKAISERSに少しでも寄り添うことができていたらうれしく誇りに思う。

選手たちに記事や写真という『言葉』で寄り添い、私たちが目に焼き付けた選手たちの活躍を、応援してくれる人々に『おすそわけ』をする活動ももうすぐ終わる。これからは別の形の言葉で、おすそわけをもらう立場として、KAISERSを応援していきたい。【中山秋桜津】

△2部優勝を果たし、インカレ出場を決めた試合終了直後の4回生
△先制点を奪い、応援席で喜び合う選手たち
△関関戦で関学に勝利し、喜びが爆発する男子エイト
△最初で最後の取材である少林寺拳法部の集合写真

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