◇Substitute match of Kansai handball league第1節◇対大体大◇9月27日◇関西大学◇
【前半】関大3-24大体大
【後半】関大10-19大体大
【試合終了】関大13-43大体大
吉川歩里主将(人3)率いる女ハンの初リーグ戦が開幕した。1回戦の相手は強豪・大体大。前半は相手の攻防に圧され、なかなか点を取れない時間が続く。しかし、後半は自分たちのリズムをつかみ、果敢に攻撃を仕掛けた。13-43と20点差をつけられての敗北を喫したが、収穫のある試合となった。

開始直後に先制点を奪われてしまう。相手のディフェンスに苦戦し、なかなか攻撃することができないまま相手のペースで試合が進んでいく。「自分たちの練習してきたことができなくて」(吉川主将)。パスミスから逆速攻での失点が相次ぎ、どんどん差を引き離されていく。終始相手のペースにのまれてしまい、3-24と大差をつけられて前半を折り返した。

続く後半。開始早々、後半の1点目を奪った関大。そこから徐々に流れをつかみ始める。高岡咲良(法3)や村田七奈子(法1)が次々にシュートを決め、点を重ねる。また、GK山下汐香(社3)が相手の攻撃をしっかりとセーブ。「とりあえず、すぐ戻ることを意識していました」(吉川主将)と、前半での反省を生かしたプレーで必死の攻防を繰り広げた。しかし、前半で引き離された点差が大きく響いてしまい30点差での敗北となった。




初戦は黒星となってしまった関大。しかし、強豪校相手に自分たちのプレーができていたことは収穫だった。次戦の相手は福科大。今回見つけた課題を胸に挑み、必ず白星をつかみ取る。【文/写真:竹中杏有果】
▼中川昌幸監督
「女子はメンバーも少なくて、大変ですね。(後半は切り替えてプレーしていた感じがありましたが?)本当にそうですね。前半は気持ちの部分で負けてたからね。でも、最初が強い相手で良かったと思うよ。高岡とか、1年生の村田も頑張ってましたね。今日はとても良い感じで、良い経験ができてたとは思います。次に向けてレベルアップをしていきたいと思います」
▼吉川主将
「前半は全然、自分たちが練習してきたことができなくて。すぐ戻るとか、簡単なことができてなかったんですけど。でも、だんだん緊張もほぐれてきて、完璧ではないけどできてたのは良かったと思います。(後半は)とりあえず、すぐ戻ることを意識して。シュート打ったらとりあえず帰って。監督からは、『やるべきことを。気持ちで負けるな』って言われました。今練習で、(人数の関係もあって)試合形式のものができてないので。でも、試合で初めて試合形式ができるので。良かったかなとは思います。(新体制の手応えは?)相手が強かったですけど、微妙な感じです。でも、速攻とかも今日の反省を生かして、次の試合ができたらいいかなと思います。とりあえず、やるべきことをやって楽しんで戦えたらいいなと思います」
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