◇第3回近畿学生フィギュアスケート競技選手大会◇2月11日◇大阪府立臨海スポーツセンター
[6級女子]
1位 滝野 72.95
4位 西田 64.09
[7級男子]
1位 朝賀 131.15
[7級女子]
3位 鈴木 80.36
6位 木下 73.51
12位 田邊 59.59
今シーズンも佳境を迎えているアイススケート部フィギュア部門。近畿学生選手権大会の1日目は、6級女子、7級男女の計6名が出場した。6級女子の滝野晴日(社4)と7級男子の朝賀俊太朗(文2)が1位に、7級女子の鈴木なつ(人4)が3位に輝く。それぞれが集大成を見せた。
朝早くから始まった6級女子。第1グループには滝野が出場した。冒頭のダブルアクセルをきれいに成功させると、そのまま全てのジャンプを着氷。情感たっぷりに『Romeo+Juliet』を表現していく。自己ベストとなる72.95点をマークし優勝を果たした。第3グループの西田琴海(社4)は、リラックスした表情でリンクへ。『ナルニア国物語』に合わせて伸びやかに滑り出す。後半にかけてジャンプの精度を上げるとともに、3つのスピン全てでレベル4を獲得。最後の大会で4位に入賞した。


続いて男子7級に朝賀が登場。前半は着氷に乱れが見られたものの、徐々に立て直し、コンビネーションジャンプや最後の3回転サルコーを決める。研ぎ澄まされた集中力で観客を引き込み、1位となった。

次に7級女子が始まる。第1グループに出場したのは田邊理緒(人1)。回転不足となるジャンプが続くも、後半でコンビネーションジャンプを成功させる。可憐ながらも芯のある『Beethoven’s 5 Seacrets』を披露した。続く第2グループには木下咲良(文4)と鈴木が連続でリンクイン。木下は持ち前の表情の豊かさで『The Little Mermaid』を鮮やかに表現する。3回転を含むコンビネーションジャンプを決めるなど確かな実力を見せ、6位に入賞した。鈴木は、今季力を入れてきたコンビネーションジャンプを全て着氷。『Les Misérables』の曲調に合わせた表現で世界観を作り上げ、表彰台入りを果たした。

リンクサイドからの大きな声援で選手の力を引き出す関大。1日目の出場者が残した結果も、明日以降出場する選手を後押しするはずだ。2日目もチーム一丸となって広い銀盤に臨む。【文:川元咲季/写真:金佐康佑】
▼滝野
「(今日の演技を振り返って)今日は大学の試合として出るのは最後なので、とりあえず楽しもうという気持ちで行きました。ジャンプを降りたことはもちろん嬉しかったし、関大の子が応援してくれる機会もないから、とにかく楽しく滑れたのがよかったなというふうに思っています。(最後の大会で優勝して)最後という気持ちでここ半年くらい練習していたので、要素でまだ不足している部分もありましたが、順位として1位を取れたのはうれしかったし、この大会で1位を取れたことはまだなかったので、いい最後の試合になったなと思っています。(関大スケート部で4年間過ごしてきて)私は高1くらいまで競技としてスケートをしていたんですけど、大学生になってから部活としてスケートをするのは初めてで。自分の競技のことだけではなくて、大学から始めた子や選手権の方たちと一緒に練習したり、それぞれ教え合って応援し合ってという空気で練習することが今までにない経験だったから、難しいこともたくさんあったけど、でも楽しくスケートができた4年間だったなというふうに思っていて。今までは「1人で頑張らないと」という感じ、自分と先生みたいな感じだったけど、部員同士で応援しながら練習できる環境になってから、試合でもジャンプを降りられる頻度が上がったし、楽しく滑れるようになったのがアイススケート部で練習できるようになってよかったことです」
▼西田
「(今日の演技を振り返って)大きなミスなくまとめられたのは良かったなと思います。今挑戦中のジャンプを何個かやっていたので、それが自分の中では一番いい出来のものが出せなかったのは悔しかったけど、それ以外のスケーティングやスピンでレベルを取りこぼさなかったなど、細かいところで点数を取れたのは良かったと思います。(最後の大会で4位に入賞して)今まで大学生の大会だと順位にこだわるわけではないけど、あまりいい点数、順位が出ませんでしたが、ここに来て4年間の学生の大会では一番いい順位になれたので、それはよかったなと思います。(関大スケート部で4年間過ごして)最初はなんとなく「昔ちょっとやっていたからやってみようかな」と思って入っただけでしたが、大学関わらず6級の子や、部活の先輩や同期と後輩もですが、すごく刺激をもらって。だんだん自分の中で「うまくなりたい」とか「本気で頑張りたいな」という思いが強くなっていったのは驚きという感じです。部活だから厳しいところもたくさんありましたが、その中でもこの4年間、けがで休んだりとかあったんですけど、最後までしっかりやり切れたかなと思います」
▼朝賀
「(今日の演技を振り返って)全体的に体が動き切っていなかったですが、その中でも自分の出せる最大限のものを発揮できたかなとは思います。(最後の3回転サルコーが決まって)けがが明けてから演技をまとめることがなかったので、最後までパンク、大きなミスなく滑り切れたというのは今後につながるものかなと思います。(近畿フリーと全大阪に出場する理由)出られる試合は全部出ようと今シーズンは思っていて。試合でしか得られない経験値だったり、感覚もあると思うので、小さい大会、大きい大会関係なくいろんな大会に出て何か掴めたらなと思っていて、それが今後につながると思っています。(来シーズンの目標)アクセル2本を今日は完璧に決めることはできなかったんですけど、ただ国体では決めることができて、今後につながる結果にはなっていたので。今シーズンけがもあり大変なシーズンでしたが、その中でもアクセル2本が試合でできるようになりつつあるので、来シーズンはそこを完璧にするっていうのを1つの目標にして、プラスで4回転の取り組みや成功を1番大きな目標にして来シーズンは挑みたいと思っています」
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