◇第63回全日本学生個人選手権大会◇9月20日◇夢の島公園アーチェリー場
[女子の部予選ラウンド]
10位 山田 638点
55位 仲田 595点
58位 松田 588点
64位 竹中 573点
夢の島で2日間にわたる個人インカレが幕を開けた。予選ラウンドで64位以内に入ることであすのイリミネーションラウンドに進出することができる今大会。関西個人ターゲット選手権大会(関個)準優勝の山田梨乃(環都4)は、順当に高順位で予選ラウンドを突破する。仲田聖(社2)、松田和瑚(文4)、竹中志香(文2)はボーダーライン近くをさまようも、なんとか64位以内に入り競技終了。4人全員がイリミネーションラウンド進出を果たした。
涼しい気温の中、予選ラウンドが幕を開ける。関大勢の中で唯一、地区地区予選の順位で個人インカレ進出を決めた山田。1エンド目から53点の高得点をたたき出す。その後のエンドでも50点台をキープし、高順位を維持。前半36射を317点で10位で折り返した。後半エンドでも山田の安定した行射は衰えず。30金を記録するエンドはなかったが、50点台を全てのエンドでマークし競技終了。予選ラウンドを10位で突破した。

リーグ戦を最前線で引っ張ってきた仲田は、序盤からあまり点数が伸びず。25点を超えるエンドもあれば、10点台にとどまるエンドもあり点数に乱れがあった。前半の36射を287点で63位で折り返す。後半戦は少しずつ点数が安定し始めた。「自分のやるべきことを考えて、奮い立たせた」と仲田。20点を下回るエンドは1度もなく後半戦を終える。トータル595点でイリミネーションラウンド進出を決めた。

個人インカレ初出場の松田。1、2シリーズ目は40点台にとどまり、いいスタートダッシュを切ることができず。だが、3シリーズ目からは緊張がほどけ、立て直すことに成功した。3エンドを50点台にまとめて順位を維持。36射終了時点で62位に位置する。後半戦でも40点台のエンドはあったものの、試合を通した得点の乱高下は少なかった。安定した行射を続け、最終エンドでは55点をたたき出し競技終了。イリミネーションラウンド進出を果たした。

松田と同じく個人インカレ初出場の竹中。前半36射は思ったように得点を伸ばすことができず。6エンド中3エンドは、50点台に達したものの、残る3エンドでは40点台にとどまった。6エンド終了時点で293点で54位に位置する。20分の休憩を経て迎えた後半戦。前半6エンドよりも50点台をマークするエンドが減る。イリミネーションラウンド進出のボーダーラインである64位付近を停滞する竹中。最終エンドは41点で競技を終える。65位の選手とわずか1点差で予選突破を決めた。

出場選手全員がイリミネーションラウンドに進出し、強さを見せた関大アーチェリー部。あすは全国ベスト32入りが決まる1/32イリミネーションラウンドから始まる。予選ラウンドの順位の結果、山田と仲田の同校対決が実現した。全国の頂まであと6戦。歴戦の強敵たちを相手にどこまで順位を伸ばすことができるのか。今こそ真価を発揮し、栄冠を手にする。【文/写真:木村遥太】
▽山田
「(インカレに向けて取り組んできたこと)この1カ月強く撃つことを課題にしていて。手の先で撃ってしまって、下の方に矢が行くことが多かったので、強く撃つことを意識していました。(予選ラウンドを10位で終えた)基本、テンポ良く撃つことを意識していて。1分30秒で6射撃ち切ることを目標にしている中で、たまに引き戻すこともあったけれど、すぐに撃つことができたので良かったと思います。点数については関個の時よりも高くて、前半と後半で同じ感じで撃てたのが良かったです。(初戦は仲田選手との同校対決に。意気込みは)最初から関大同士で対戦するのは予想していなかったけれど、あまり気にせず自分らしく撃って、後悔なく試合を終えたいなと思います」
▽松田
「(初の個人インカレで予選突破を決めた)めっちゃうれしいです。(インカレに向けて改善したこと)関個の時は、最初の36射は良かったけれど、後半の36射が良くなかったので、いいイメージを持って撃つこと。加えて、石井さん(=石井是コーチ)に教えていただいた撃ち方を練習して、インカレに臨みました。(今日の試合を振り返って)前半の12射は緊張が凄くあり、思うように弦を離せなくて外すことが多かったです。その後は、インカレに出場できることが想像以上だったので、この大舞台で撃てることに感謝して撃つという気持ちで切り替えました。(あすのイリミネーションラウンドでは上位の選手と対戦することに)1勝することも難しいとは思うけれど、関個決勝の時にうまく撃てなくて悔しい思いをしたので、今回は思い切って撃ち切れたらと思います」
▽仲田
「(インカレに向けて取り組んできたこと)8月から9月にかけて大分、調子が悪くて。点数もあまり伸びなかったけれど、まずは射に集中することを意識していて。点数を意識すると悪循環で悪くなってしまうので、自分のやるべきことを考えてから撃つように心掛けました。(後半から少しずつ順位を伸ばしていった)前半は自分のやるべきことが意識できていたようなできていないような曖昧な感じで。後半は自分のやるべきことを考えながら、自分を奮い立たせたことで当たっていったので、しっかり意識できていたと思います。(あすは初戦で山田選手との同校対決に)憧れの先輩と対戦できるのは楽しみですし、今まで梨乃さん(=山田)の背中を見て頑張ってきたので、この舞台で勝つことができればと思います」
▽竹中
「(初めての個人インカレで予選突破を決めた)点数はあまり伸びなかったけれど、イリミネーションラウンドに出られる点数で順位につけれたのは良かったです。(インカレに向けて取り組んできたこと)引き手がはねてしまって、いい体勢が崩れていたので、綺麗に抜けるように意識しました。(イリミネーションラウンドへの意気込み)すごい強い相手と対戦するけれど、自分の全力を出せるように集中して臨みます」
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