◇第71回 西日本学生選手権大会1回戦◇対福女大◇6月6日◇丸善インテックアリーナ大阪◇
[第1Q]関大28-16福女大
[第2Q]関大41-13福女大
[第3Q]関大33-19福女大
[第4Q]関大39-14福女大
[最終結果]関大141-62福女大
3年ぶりの西日本学生選手権初戦は、九州リーグ2部の福女大と対戦。リーグとは異なり広い体育館、久々の有観客、主将不在と慣れない環境下でのゲームになったが、第2クオーター(Q)に大量のリードを奪う。後半からは下級生が中心となり、ベンチメンバー全員が出場し初戦を快勝した。
先制点は関大。堀口葵衣(人4)のスリーポイントで先に得点を決めたものの、不慣れな広い体育館でシュートが決まらず一進一退の展開にされる。それでも山脇茉里(安全4)のリバウンドからのジャンプショットや、福井響(政策2)のパスカットからの速攻も決まり優位に試合を進めた。交代で入った日高さくら(1)の連続得点もあり12点リードで最初の10分を終えた。
第2Qは得点の勢いを加速させた。立ち上がりはやや苦戦したものの、29ー20から関大は7連続得点。福井のスリーポイントもあり、点差を20以上に広げた。その後も関大の勢いは止まらず、日高の4連続シュート、山口愛(法2)の3連続シュートで、このQ41得点。相手を圧倒し、試合を折り返した。
第3Qは、山口、塩澤小夏(文2)、福井、日高、新島怜侑(1)がスターティング。1、2年生中心に後半を戦った。福井や大屋結芽(商2)が積極的にスリーポイントを狙い相手ディフェンスを翻ろう。外れても日高を中心にオフェンスリバウンドからきっちり決めた。得点ペースはやや落ちたものの、リードを50点以上に広げ、最後の10分へ。
最後のQは、北川愛(人3)、上田花綾(1)のスリーポイントや、松木りん(1)のカットインで得点を重ねる。さらに田代怜奈(3)のスティールからの速攻もあり、141点までスコアを伸ばした。
初戦ということもあり、ダブルスコア以上で相手を圧倒。7日に行われる2回戦では九州の強豪、東海大九州と対戦する。高さのある相手に「平面的なバスケットでどこまで勝負できるか」と早川亮馬監督。強敵相手に、関大のバスケで立ち向かう。【文:牧野文音/写真:石井咲羽】
▼早川監督
「この2年間は新型コロナの影響で大会の中止が相次いでいたり、昨年まで2部リーグだったこともあって、こういった大きい体育館でゲームをやった経験がほとんどなかった。コートの奥行きや、天井の高さが全然違って、アップからシュートタッチが合っていなかった。声が通りにくっかったりもしたけど、今日全員出場したことで、その辺の感覚をつかめたのが収穫。キャプテンなど3人が教育実習でいなかったけど、堀口がまとめてくれた。3Qからは1、2年生しかほとんど使っていない。リーグ戦で主力として活躍できるように期待を込めて使っている。次は九州でも上位4つに入るチームだし、我々よりサイズが大きいので、そこに対してどこまで平面的なバスケでできるか、チャレンジしていかなければいけない」
コメントを送信