◇第24回全日本学生室内個人選手権大会◇イリミネーションラウンド◇長崎県立総合体育館◇2月28日
[リカーブ部門女子総合順位]
仲田 2位
山田 6位
竹中 17位
予選ラウンドから一夜が明け、32名によるイリミネーションラウンドが始まった。山田梨乃(環都4)は1/4イリミネーションラウンドで敗退するも6位入賞。仲田聖(社2)は、見事全国準優勝に輝いた。
竹中志香(文2)は予選ラウンド6位通過の古藤(愛産大)と対戦。4セット目までは接戦となり、セットカウントを4-4とする。迎えた最終セットでは、相手に1点上回られゲームセット。イリミネーションラウンド初戦敗退とはなったものの持ち味の安定感を見せつけた。

山田は今大会が大学生最後の試合となる。初戦を難なく突破し、1/8イリミネーションラウンドでは福﨑(関学大)相手に安定した命中力で勝利。次戦は竹中を倒した古藤と相まみえる。なかなか調子が上がらない山田に対して古藤は着実に点を重ねていった。最終セットも古藤に30点を取られ、惜しくも6位入賞で戦いを終える。

予選ラウンド首位通過の仲田は、初戦でピンチに陥ることとなった。最終セットを終え、セットカウント5-5のためシュートオフで決着がつく。仲田が9点、相手は8点でなんとか勝利した。続く2戦は、ともに同大の選手が相手に。「攻めのアーチェリーをすることができた」と仲田。快勝を収め、ベスト4進出を決めた。続く1/2イリミネーションラウンドでは、「気持ち的に乗っていた」とセットカウント6-2で勝利。

運命のゴールドメダルマッチ、相手は林(同大)だ。1セット目は、相手にミスショットも生まれ、セットカウント2-0とする。続く第2セットは僅差で下回り、3セット目は互いに30金を射抜いた。4セット目でも相手に上回られ、セットカウント3-5となる。最終セットは仲田が30金を打つも、相手は動揺することなく30金を射抜いた。予選ラウンド首位通過というプレッシャーに耐え、決勝まで勝ち進んだ仲田。良かったところ、悪かったところも見つかり、「エースという存在になれるよう、頑張っていきたい」と前向きな姿勢を示した。
インドアシーズンは今大会で終了し、1カ月後にはリーグ戦が始まる。『全員アーチェリー』で目指すは王座出場。一戦必勝でリーグ戦を戦い抜くのみ。【文/写真:堀内鑑】
▽仲田
「(昨日の予選ラウンド1位を振り返って)自分はその時には自分の中でやりたい射形みたいなのをしっかり定めながら試合に挑むことができているので、自分のやるべきことがこの試合で100%出せた。あと、ちょっと体調を崩していて、思い切ってやらないと弓がかなり引くのがしんどいというのがあって。その自分がいつもビビってしまうところ以上に、勇気を出して打てたかなっていう射が多かった。(今日はどのような気持ちや目標を持って挑んだのか)今日は初戦からだいぶうまい相手で点数を出してきたので、結構緊張はしたんですけど、相手のことをあまり考えずに自分の射で3射の自由っていうのを毎回ちゃんと繰り返そうっていう気持ちでいました。(1/16イリミネーションラウンドはシュートオフまでもつれ込んだ)かなり緊張したというか、なんか初戦ということで、ここで1位通過っていうプレッシャーで負けるわけにはいかない。頑張ってシュートオフは自分の悔いのない1射にしようと。(1/8イリミネーションラウンドを振り返って)1/8は相手が10点に入れてくる選手というか、嫌なタイミングで10点に打ってくる選手っていうのはあって。そこにやっぱり動揺しないように打っていこうかなっていう気持ちで挑みました。(続く1/4イリミネーションラウンドはストレート勝利した)負けそうなところはあったんですけど、自分の今の状態とかを考えると、強気で攻めて打っていかないと負けるなっていうのは、コーチしてくれてた寺村はずっと言ってくれていた。1/4からかなり攻めながらのアーチェリーができていたかなっていう感じです。(1/2イリミネーションラウンドはどのような心境だったか)相手のことを考えないようにっていうのは、ずっと思ってたんですけど。自分が1/2に進むのが初めてっていうのもあって、ここまで来たら決勝まで行きたいなっていう気持ちが強かったのと、攻めのアーチェリーができていたので、気持ち的に結構乗ってたっていうのはあります。(ゴールドメダルマッチを振り返って)やっぱり同期の林若奈ちゃん(同大)が、自分が10点打っても動揺せずに10点を打ってくる選手だったので、結構いい試合はできたかなって思ったんですけど、やっぱりまだその交互打ちも慣れてないっていうのがあって、若奈ちゃんは多分そういうのをいっぱい経験してる。その経験不足と、やっぱり当てにいっちゃいたいっていう気持ちがあって、自分の射がやりきれてない部分もあるのかなっていうのはあります。(良かった点や改善点)良かった点は、自分のやりたいことをやりきろうっていう気持ちをずっと持てたことで、悪かったところは、自分がビビらずに打てばいいところを変に身構えてしまったり。あとはちょっと体調管理をちゃんとできていないことです。(インドアシーズン全体を振り返って)射形自体もいいものになってきてるってコーチから言ってきてもらったので、今は近い距離なんですけど、そこでしっかりいい射形を作り上げたらいいなっていう気持ちで挑めてはいました。(今後の目標)次の時期がリーグ戦と王座になるんですけど、アウトドアになって、さらにチーム戦になってきたときに自分がチームを引っ張れるような存在になって、王座にまずは行くことを目標にしていきたいです。(1カ月後のリーグ戦に向けて)自分が当てるだけじゃダメっていうのもあるので、チームの雰囲気を高めつつ、自分がエースっていう存在になれるように頑張っていきたいなと思います」
▽山田
「(昨日の予選ラウンド3位を振り返って)先々週に全日本室内があったんですけど、その時にやっぱり思うように打ててないところがあった。先週も試合があったんですけど、そこでは思うように打てていて、その感じでいけたらいいなって思っていた。割と前半は思う感じに286点で、その悪くない点数だったので良かったかなと思っていて。後半はちょっと何本かミスもあって、自分でも結構満足はしていなかったんですけど、でも結果3位で、予選通ってよかったなとは思いました。(今日はどのような気持ちや目標を持って挑んだのか)とりあえずベスト8は絶対に入りたいっていう気持ちもあって、でも3位で通ったので、行けるところまでは行きたいなっていうのもあって。仲田ともその決勝まで当たらない、別のブロックに入っていたので、そこまで行って当たりたいなっていう気持ちで正直いました。(1/16イリミネーションラウンドはストレート勝利した)1/16は27点も2回打って、そんなに悪いわけではなかったんですけど。自分の中でもちょっとあまり納得できてないとこもあったんですけど、結果ストレートで勝てたのでよかったかなと思います。(続く1/8イリミネーションラウンドを振り返って)1/8は割と自分の中では結構良い点数だったんじゃないかなと思っていて、29点と30点とか。その1回戦の時よりかは自分が思うようにやっていたのかなとは思います。(1/4イリミネーションラウンドはどのような心境だったか)やっぱりベスト8入れたっていう嬉しい気持ちはあったんですけど、緊張してしまって、自分の思うように打てないみたいなことが結構あって。引き戻しはあまりしたくないんですけど、結構引き戻しちゃって、そこがやっぱ弱かったのかなって思っていて。そこをしっかり最初から強い気持ちで打ち切れてたら勝てたというか、もうちょっといい点数にはなったのかなと思うので、ちょっと悔しい思いがあります。(良かった点や改善点)良かったところは、その1/4の時はあまり良くなかったんですけど、1/8やってる時は結構自分の中でも満足いく感じで強く打ててたっていうところがあって、そこは強く打てた射もあったので良かったかなとは思います。でも改善点もやっぱりそこで強くいけないとか、ちょっと緊張してしまって、エイミング長くなって引き戻したりとかが多かったんで、そこをしっかり攻めきれて、ちゃんと強く打てたら、多分安定した点数にもっと繋がるなって思ったので。強い気持ちで強く打つことを目標にして頑張りたいです。(大学生最後の試合を振り返って)やっぱり大学生最後の試合っていうのもあって、結構頑張ろうと思っていたので、ベスト8で終わってちょっと悔しいっちゃ悔しいですけど、でも次には繋がるかなと思っているので。これからも競技は続けるので、もうインカレは終わりですけど、全日本選手権とかあるので、そこに向けて来年にも繋がる試合になったんじゃないかなって思っています。(4年間で成長できたこと)特に今年になって結構いろんな成績も残せることができて、メンタル的にも強くなったのかなと思ってて、トーナメントで初めて勝てるようになったのも今年からだったので。大学から始めて、正直ここまで来れるとは思っていなかったので。でも今年は特にリーグ戦から始まって、結構自分の中で満足いく試合が多かったので。ここまで来れて良かったなって感じます。(今後の目標)今後は全日本選手権とかあるので、そこでしっかり勝てるように。今年度の全日本選手権は予選は通ったんですけど、トーナメントで1回戦で負けてしまって、そこも悔しかったので、そこを勝ち進んで全日本選手権とかで上目指せるように頑張りたいっていうのと、チーム選考会も今年出たんですけど、やっぱり落ちちゃって。そこもしっかり入れるように安定した点数を出して、今年よりもいい成績を残せるように頑張っていきたいなって思います」
▽竹中
「(昨日の予選ラウンド27位を振り返って)自己新が出そうだったなっていう後悔もあったし、自分が思ってる射形で打ててなくて。通ったのはいいんですけど、自分的にはすごく違和感というか、あまり納得できてはいないです。(今日はどのような気持ちや目標を持って挑んだのか)昨日はもう緊張で腕が震えてて。今日は特に個人戦になってくるので、もっと震えるって思ったので、もう押し手を絶対にずらさないっていう気持ちでやってたらだいぶ良かったので、それは良かったです。(1/16イリミネーションラウンドは最終セットまでもつれ込んだ)相手も強いのを知ってたので、自分は絶対に毎回1点は取るっていうのを目標にやってるんですけど、強敵相手にもしっかり自分の目標を持ってできたっていうのが1番良かったかなと思います。(良かった点や改善点)良かった点は、点数が出れば勝てる競技ではあるので、やっぱり大きく外さなかったっていうのは良かったかなと思うんですけど、やっぱり試合ってなって肩とかいろんなところが震えてきて、それで自分の射形が綺麗にできなかったっていうのはあんまり良くなかったかなと。(今後の目標)安定していろんな試合でイリミネーション突破できているので、やっぱりそこから個人戦で勝ち上がるっていう、その安定感っていうのをより付けていきたいなと思います。(1カ月後のリーグ戦に向けて)リーグ戦も王座に向けて、もちろん点数出さなきゃいけないので、もっともっとチームを引っ張れるような点数を出していきたいと思います」
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