◇2025年度PhitenCUP関西大学男女選手権大会 ◇準々決勝、準決勝、決勝◇対京橘大、対龍大、対帝塚山大◇11月16日◇近畿大学記念会館
【準々決勝】
[第1セット]関大25-19京橘大
[第2セット]関大25-23京橘大
[試合終了]〇関大2-0京橘大
【準決勝】
[第1セット]関大25-14龍大
[第2セット]関大25-20龍大
[試合終了]〇関大2-0龍大
【決勝】
[第1セット]関大25-15帝塚山大
[第2セット]関大25-19帝塚山大
[試合終了]●関大0-2帝塚山大
関カレ2日目は準々決勝以降が行われた。秋季リーグ戦でフルセットの末に下した京橘大をストレートで破ると、続く準決勝では春秋敗北を喫した龍大にリベンジを果たす。決勝では帝塚山大に力及ばずも、昨年より順位を一つ上げ、準優勝に輝いた。
準々決勝は京橘大と対戦。昨日とは違い、笹野文乃(文4)がセッターとしてスタメンに名を連ねた。先制点を後山七星(ななせ=政策2)が奪うも、相手が連続得点。しかし、3-4となったところから後山のブロックや鮫嶋優香(政策3)のサービスエースを含む5連続得点で逆転に成功した。その後も常にリードを保ったまま試合が進み、終盤は花岡明里(商1)や土屋美咲(情3)がブロックやスパイクで得点を重ねる。危なげなく第1セットを先取した。

第2セットも序盤から後山や花岡のブロックなど5連続得点で波に乗る。高いブロックに対しても、土屋がブロックの間を抜くスパイクや、花岡のブロックアウトで対応。古和田ひらり(文3)が力強いサーブで相手を乱すと、笹野がブロックで相手の攻撃を封じる。伊関万絢主将(まひろ=文4)もコースを打ち分けたスパイクで多様に得点し、23-15と勝利まであと2点に。しかしここから相手の猛攻を受け、8連続失点で同点に追いつかれた。それでも途中交代の山本向日葵(ひまり=政策3)がブロックとスパイクでチームの危機を救う。接戦となった第2セットを取り、準決勝に歩みを進めた。

続く準決勝は、龍大とのリベンジマッチ。1点目をラリーの末奪われたが、後山のスパイクや鮫嶋のサービスエース、笹野のトスフェイントなどの好プレーで序盤から流れをつかむ。相手にタイムアウトを取られたあともその勢いは衰えず、さらに点差を広げた。20点以降もスパイカー陣が多様に得点。相手に14点しか与えず、第1セットを獲得した。

第2セットは第1セットとは打って変わり、拮抗(きっこう)した展開に。それでも土屋がブロックの上からスパイクを沈めたり、伊関主将がリバウンドから攻撃を決めたりと攻撃力の高さは健在だ。しかし終盤は相手の数点差を追いかける。巻き返したい関大はタイムアウト後、花岡の3連続得点で逆転に成功。相手もタイムアウトを要求するも、勢いそのままに土屋の2本のサービスエースを含む5連続得点で逃げ切る。龍大を下し、見事決勝進出を決めた。

決勝の相手は絶対女王・帝塚山大。第1セットは4点目まで互いに点数を分け合うも、相手の連続得点で2点差に。鮫嶋と後山を絡めた時間差攻撃などを織り交ぜ、必死に相手に食らいつくも点差は広がっていく。粘り強くボールをつなぐも、相手が先に25点目を獲得。大差で第1セットを落とした。

第2セットは伊関主将がエンドライン近くにサービスエースを決めるなどいい雰囲気で始まるも、またも相手の連続得点で差をつけられる。あとがない関大はタイムアウトを要求。直後は伊関主将がサーブレシーブをきっちりとセッターのもとに返し、それを花岡がブロックアウトで得点したり、伊関主将がブロック間に打ち込む巧みなスパイクで連続得点を奪い返す。終盤には花岡や伊関主将がブロックを決めるも、相手の高い攻撃力を封じ切ることができない。反撃叶わず、第2セットを落とし、関大の敗北となった。

1日目とセッターが変わり挑んだ2日目。途中交代の選手を含め各々が力を発揮し、層の厚さを見せた。準優勝を果たした関大だが、すでに視線は2週間後に控えたインカレに向いている。関西2位の実力を、全国の舞台で発揮する姿に期待だ。【文/写真:松嶋奈央】
▼伊関主将
「(今日の試合を振り返って)3試合通してすごくタフな試合だったので昨日も含めて疲れもあったかなと思うんですけど、その中でも結構リーグにはないブロックアウトであったり粘り強く点数を取っていくというのが全セットを通してできていたと思ったので、リーグからまた強い関大を見せられたかなと思います。(龍大に久しぶりの勝利を収めた)苦手意識があるというのが秋リーグの負けた後に反省で出てたので、自分たちが勝ちに行くとか、やるだけだという気持ちを出していこうと言いました。あとは徹底してマークについたり、ブロックでここを締めるのをずっと徹底してやってきたのが出たので、そこが良かったと思います。(インカレに向けての意気込み)勝てていない相手に勝てた関カレの収穫と、負けた時の自分たちの流れの持っていき方であったりまだまだ詰めれる部分はあるかなと思うので、特に全国の相手とトーナメントでやっていく中でその試合の最大限を出せるような練習を作っていけるように、あとちょっと頑張っていきたいです」
▼土屋
「(今日の試合を振り返って)今日は苦手意識があってやりにくいなという龍大相手に対して自分たちのバレーを展開して、そこを勝ち切れたのが良かったと思います。(龍大戦の第2セット、20-20でサーブが回ってきた)あの場面でやっぱりミスをすることもできないし、攻めていかないと点を取れないという場面だったので、自分としてはまずはミスをしないということを一番に、それでも狙う人を決めて打ちました。(見つかった課題は)相手のブロックが高かったり2枚きっちりつかれた時に自分はあまりブロックアウトすることがないので、それがもっとできるようにならないとこれ以上に点を重ねることが難しいと思ったので、そこが課題です。(インカレに向けての意気込み)あと時間が2週間しかない中で、4年生の最後の試合というのもそうですし、今年度自分たちとしての最後の試合でもあるので。やっぱり勝ち切っていきたいなというのと、内容や質を上げていきたいと思います」
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