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昨年準優勝の東海大に敗北

昨年準優勝の東海大に敗北

◇2024年度全日本学生優勝大会◇6月23日◇於・日本武道館◇

[男子3回戦・対東海大]
●先鋒・広岡侑希(人4)
●次鋒・福田銀次(人1)
●五将・尾古礼夢(人4)
●中堅・河野諒(商4)
●三将・森下透五(経4)
●副将・若林一輝(人3)
●大将・渡邉大虎(人2)
●関大0-7東海大

2回戦は平成国際大に圧勝した関大。続く3回戦は昨年準優勝の東海大だ。全ての試合で一本負け。部員全員が日本武道館に駆けつけ声援を送ったが、強さを見せつけられる結果となった。

先鋒戦には広岡主将が出場。開始早々から相手に技をかけられ、技をかわす場面が多く見られた。しかし、開始30秒で背負投の技ありを決められる。その後は消極的な姿勢であるとみなされ、指導を2つ取られた。後がなくなり足を出し果敢に攻めるも、残り1分46秒時に大外刈で技ありを決められる。先鋒戦は技あり2つで一本負け。

△広岡主将

次鋒・福田は積極的に釣り手を取り、攻める。相手に指導を1つ与えたが、その後に小外掛で技ありを決められた。そのまま押さえ込まれそうになり、何度か相手の技をほどくも上四方固で技あり。この試合も技あり2つで一本負けとなった。

続いては五将・尾古。なかなか組み手が取れず苦戦する。故意に取り組んでいないと判断され、1つ指導を受けた。その直後、足を払われ内股で一本を決められる。

△尾古

中堅・河野は一回り体格の大きい選手と対戦。釣り手が取れず相手の流れで試合が進む。抑さえ込まれそうになるが振り切り、厳しい局面を乗り切った。その後は両者互角の戦いに。残り時間が半分を切ったところで相手に内股を決められ、黒星となる。

三将・森下は背中を持ち、積極的に足を出した。両者技をかけるが互いにかわす。しかし、足を出したところを狙われ、裏投で一本負けとなった。

△森下

残りは2戦。副将戦は若林だ。開始早々、1つ目の指導を受けた。若林はあらゆる角度から相手の隙を探る。背中をつかまれ、思うように試合を展開できない。足を何度も掛けるも、技を決めきれず。残り1分30秒時に内股を決められ敗北。

△渡邉

最後は大将・渡邉だ。相手の素早い柔道に苦戦。足を掛けられ、開始40秒で大外刈の一本負けとなった。

昨年と同様の3回戦敗退となった関大柔道部。今年の優勝校・東海大との対戦で得たことを活かし、8月の関西学生体重別選手権大会で必ず全国の舞台出場権をつかむ。【文/写真:井藤佳奈】

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