◇第44 回全日本大学王座決定戦◇6月8・9日◇於・長浜バイオ大学ドーム
【予選リーグ】
[第1戦]
⚪︎関大3-0東北学院大
⚪︎江口・川口4-0佐藤・野崎
⚪︎浅見4-0小池
⚪︎北山・西村4-1佐藤・菊池
[第2戦]
⚪︎関大3-0金沢大
⚪︎江口・西村4-0井原・石黒
⚪︎浅見4-1中田
⚪︎永橋・川口4-0山下・井上
【準決勝リーグ】
[第1戦]
⚪︎関大3-0中京大
⚪︎江口・西村5-3大林・大野
⚪︎浅見4-2田村
⚪︎川口・永橋5-0山本・佐野
[第2戦]
⚫︎関大1-2日体大
●江口・川口1-5村上・左近
⚪︎浅見4-2細田
●永橋・西村3-5五十嵐・原田
【順位決定戦】
⚪︎関大2-0神松蔭女大
⚪︎江口・西村5-4藤井・安田
⚪︎浅見4-3矢野
【最終結果】
3位
春季リーグで各地区2位以内に入った大学のみが参加できる本大会。全国各地から地区予選を勝ち抜いた強豪校が集まった。春季リーグで優勝し、勢いに乗る関大は着々と勝利を重ねる。最終結果は3位入賞となった。
予選リーグ1戦目は東北学院大と対戦。1番手江口咲礼紗(社2)川口まほ(文4)ペアは勢いのあるストロークで相手を打ち抜く。危なげなく4-0でストレート勝ちを決めた。続く2番手浅見今日子(人4)も第1ゲームからストレート勝ちを決め勢いづく。その勢いは衰えることはなく浅見も1番手同様4-0で白星をあげた。勝利が決まった中行われた3番手北山いるみ(商3)西村ゆめ(社3)ペアは第1ゲームを取られるも、その後は連続で4ゲームを勝ち取る。見事3-0で勝利となった。
2戦目は金沢大と対戦。1戦目とペアが変わり1番手には江口西村が登場した。江口の鋭いストロークと西村のスマッシュで難なくストレート勝ち。2番手浅見は3ゲーム目を取られてしまうも、4ゲームを選手。1戦目と同様3番手の結果を待たずして勝利が確定した。3番手に登場したのは永橋舞雪(人3)川口ペアだ。2ゲーム目でデュースが続き試合が長引くもゲームをとる。最終ゲームは相手に1点の得点も許さずストレート勝ちした。
2日目は準決勝リーグと決勝リーグ及び、順位決定戦が行われた。
1戦目は中京大と対戦。1番手には江口西村ペアが登場した。先にゲームを取得するも、相手の鋭いストロークが何度も飛び交い連続での得点は難航する。しかし西村のボレーでの攻撃も何度も決まり互いに譲らない試合が続く。白熱した戦いの末、試合は第8ゲームへ。しかしここで粘り強さを見せ第8ゲームはストレート勝ちで勝利した。
続く2番手には浅見が登場。相手の隙を突く攻撃で第1・2ゲームを取得。その後第3ゲームを取られてしまうも、危なげなく勝利を収めた。
勝利が確定した中行われた3番手の試合には永橋川口ペアが出場。息のあったプレーで相手の得点を許さず見事1ゲームも落とさず勝利した。
2試合目は前回の全日本インカレ王者である日体大と対戦。1番手には出場したのは江口川口ペアだ。先制点を得るもそれ以降得点できず第1ゲームを落とす。その後も相手の勢いは衰えることを知らず、1-5ゲームセット。勝利は2番手浅見に懸かる状況に。中京大戦と同様相手の隙を突く攻撃で第3ゲームを獲得。結果は4-2で勝利。強敵を打ち破った浅見に対し仲間からは大きな歓声が沸いた。結果が決まる3番手には永橋西村ペアが登場。相手に第4ゲームを取得され、もう後には引けない状態に。しかしここから猛撃が始まる。永橋の鋭いストロークで攻撃し、西村の機転のきいたボレーで得点を重ね第6・7ゲームを獲得する。しかし勝利をやすやすと譲る相手では無い。第8ゲームはストレート負けとなり最終結果は1-2。優勝という目標はここで消えてしまった。
順位決定戦は、宿敵神松蔭女大と対戦。1番手には江口西村が登場した。互いに譲らない強気のプレーで試合はファイナルゲームへ。しかしファイナルゲームでは先制点を許したものの、連続で得点し、7-2で勝利を飾った。
2番手浅見もファイナルゲームまで持ち込む白熱した試合を見せる。長いラリーが続き、少しでも気を緩めれば得点されてしまうという重要な場面であったが、仲間の「1本集中」との声もあり最後まで粘り強いプレーをみせ見事勝利。3番手の結果を待たずして3位入賞を決めた。
9月に行われる全日本インカレに先立ち全国の強豪と戦うという経験を積んだソフトテニス部女子。今回の大会で得た経験を次からの試合に活きるだろう。
【文/写真:長鴫海莉】
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