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全種目で勝利し、関関戦優勝!

全種目で勝利し、関関戦優勝!

◇第47回総合関関戦前哨戦◇対関学大◇5月26日◇於・関西大学射撃場

 

[新人10㍍AR男女立射60発競技(AR60MW)]
関大1826.4ー1707.1関学大

[旧人AR60MW]
関大1840.0ー1759.7関学大

[10㍍AP男女立射60発競技(AP60MW)及び10㍍BP男女立射60発競技(BP60MW)]

関大2094.0ー1908.0関学大

[50㍍SB男女伏射60発競技(R60PR)]
関大1802.6ー1760.2関学大

[総合結果]
○関大4ー0関学大

今年も伝統ある一戦、関関戦が行われた。今年は、10㍍AP男女立射60発競技が行われず、R60PRが加わり関関戦の幕が開ける。全種目で関大の選手が1位を勝ち取り、各種目の総合得点でも関学大を上回った。撃ち慣れた射撃場で関関戦勝利を果たす。

AR60MWには、古田純大(情4)、阿部実莉(化生4)、旭夏希(経3)、井上杏珠(文3)、山田崇太(文2)、平野佳那(人1)が出場した。ほとんどの選手が600点代を記録する。惜しくも600点に届かなかった選手たちも590点以上を撃ち抜き健闘。その中でも突出したのは旭だ。春関からさらに精度を上げ、自己ベストである627.7点を射貫く。AR60MWで1位に輝いた。

△旭

AP60MWには、上田剛(社4)が出頭。春関の記録を上回る537点を記録した。BP60MWには、井水志穂(経3)、松本唯(社3)、林保ゆら(社1)が出場。春関に引き続き井水が実力を発揮する546点を記録する。自己ベストの550点にはあと一歩届かなかったが、1位となった。

△上田

△井水

R60PRには、木村優世(シス理4)、松浦悠斗(法3)、後藤真依(法4)が出場。1位を手にしたのは関西の中で上位常連の松浦だ。本調子ではなく、605.3点を記録したが、課題や改善点を見つける。日本学生選抜スポーツ射撃競技大会の活躍に期待がかかった。

△松浦

多くの新入生を獲得し、大幅に部員数が増えた射撃部。関関戦での勝利は、後輩たちに頼もしい姿を見せた。この勢いをさらに加速させ、日本学生選抜スポーツ射撃競技大会で関大の名をとどろかせる。【文/写真:滝口結月】

▼旭
「(関関戦を一言で振り返って)一番練習に近い感覚で撃てる試合という感じです。(本日の調子は)自己ベストが出たんですけど、本射に入った時から10点がずっと続いていて。自分の中でも自己ベスト出るかもという感覚もあって、9点を出すという気持ちがなくて、ずっと自信があったという感じでした。(春関と比べて関関戦は)春関はあまり結果が良くなかったので。今日は、最近練習ですごく点数が上がってきていたので、そのまま練習通りに撃てたのが良かったかなと思います。(関関戦に向けた準備は)とりあえず60発撃つというのを練習としてやっていて、シリーズの平均とかを全部同じくらいに、均等に点数を取れるようにという。安定を意識した練習をしました。(新入生が入部して変わったことは)見られる機会が増えたかなと思います。練習の時とかに後ろから見られているという意識があるなって。(見られている時の気持ちは)ちょうどいい緊張感が出るから、試合の時とかも知らない人がいっぱい見にくるので、その感覚に近づけられたかなという感じです。(日本学生選抜スポーツ射撃競技大会への意気込みは)まだ全国大会でファイナルに残ったことがないので、(ファイナルに)残りたいなと思います」

▼井水
「(関関戦を一言で振り返って)楽しかったです。(本日の調子は)最近の、練習している感じで撃てたから、練習通りかな。(関関戦に向けた準備は)とりあえず、本番に似た感じで。本射モードにして、45分で60発撃つので、自分の自己ベストが550点なんですけど、それを越えるように、呼吸まで意識して撃っていました。(春関と比べて関関戦は)自分の学校というのもあってそこまで緊張をしないで今回は撃ててという感じかな。春関はやっぱり色んな大学があるからちょっと色んなところを見ちゃって緊張するけど、今回は大丈夫でした。(新入生が入部して変わったことは)人に教えるのって難しいなと思いました。自分が撃っている感じを言葉にするのが難しいです。(次の大会への気持ちは)次の大会では、ビームピストルじゃなくてエアピストルを持てるようになると思うので、それを初めて撃つのが楽しみです」

▼松浦
「(関関戦を振り返って)定期戦というので、昨年まではエアで、1、2年生の時は出ていたんですけど、今年は、僕がいる時で初めてSB種目というのでできて、日本学生選抜スポーツ射撃競技大会も近づいているなかで試合形式で練習ができたのはいい経験になったかなと思います。(本日の調子は)成績的には良くはないんですけど、次に向けてしっかり課題点とか問題点とか改善できるようなところは見つかったので、そういうフィードバックがちゃんとあったので、結果的には良かったかなと思います。(関関戦に向けた準備は)基本的に、普段とそんなに練習自体は変わらないんですけど、なかなか、SBで大学で記録を取るという印象をしていなかったので、いつもより少し点数を意識して練習したりというのをしてみたりしました。(春関と比べて関関戦は)点数的にも春関の方が結構良くて、春関はR60PRは自己ベストだったので、そういう点では結構差ができてしまったんですけど、正直、春関ではなんで当たったのか分からないということが多かったので、それに比べると課題とかが見つかった今回の方が良かったかなと思います。(新入生が入部して変わったことは)まず、20何人も入ると思っていなかったのですごくびっくりしていて、全然名前も顔も覚えられていないので。しっかり指導もしていかないといけないと思うので、同期とか、先輩、後輩で情報共有してしっかりできたらなと思います。(日本学生選抜スポーツ射撃競技大会向けて)エアと三姿勢とピーロクの3種目出るんですけど、今はどの種目も自分の中では結構いい感触なので三冠目指して、しっかり全種目1位取れるように頑張りたいと思います」

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