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2024関西大学春期トーナメト2回戦◇対関西学院大◇5月26日◇於・関西大学中央グラウンド◇

[前半]関大7-7関学大
[後半]関大0-40関学大
[試合終了]関大7-47関学大

前回、環太平洋大に圧倒的な差を見せつけ勝利した関大。今回の対戦相手は関学大だ。前半は先制点を許すもすぐに同点に追いつきそのまま終了。しかし後半関学大の猛撃を防ぎ切ることができず敗北した。

前半開始10分間は互いに譲らない一進一退の攻防で膠着(こうちゃく)状態が続く。試合が動いたのは前半12分。関学大がトライに成功しさらにコンバージョンキックも決めた。先制点を許してしまった関大。しかし直後の前半15分にFL西山光太郎(人4)が関学大の厚い防御を破りトライに成功。更にCTB立石和馬(人4)がコンバージョンキックを成功させ、同点に持ち込む。

IMG_4682-200x133 後半に勢いに乗ることができず関学大に敗北
△トライをきめる
IMG_4720-200x133 後半に勢いに乗ることができず関学大に敗北
△立石

前半18分、自陣でスクラムから試合再開。少しでも気を抜けば得点されてしまうという場面だ。絶対に通さないという関大とインゴールエリアを目前にし、得点に必死な関学大。しばらく膠着(こうちゃく)状態が続くが、関学大の選手がボールを落としてしまい試合は仕切り直しへ。観客席からは、関大の粘り強いディフェンスに歓声が上がった。

試合終了が近づく前半37分、関大が猛撃。次々にパスを回し関学の防御を抜けようと奮闘する。しかしインゴールエリアを目前に試合終了の合図。得点には至らなかった。そして前半は7-7と同点で終了。

IMG_4683-200x133 後半に勢いに乗ることができず関学大に敗北
△トライしようとする

後半戦は、中川一星(社2)が相手選手の間を巧みに走り抜け、敵陣近くまでボールを運ぶ展開からスタート。しかし攻撃は止められ、自陣近くで関学大側のスクラムによる仕切り直しへ。何とか関学大の得点を防ごうと奮闘するも虚しく、得点されてしまう。

IMG_4719-200x133 後半に勢いに乗ることができず関学大に敗北
△攻め込む

まずは同点に持ち込みたい関大。華麗なパス回しで敵陣近くまで進み、試合は大混戦に。試合がラインアウトにより仕切り直されるも、しっかりキャッチし着々とゴールへ近いていく。しかし関学の防御を抜くことができず。

ボールは関学大の選手のキックにより自陣近くまで戻されてしまう。後半16分、そのまま自陣付近でスクラムによる試合仕切り直し。得点を防ごうとFL小林幹治(政策4)らを筆頭に奮闘するも、突破され得点を許す。さらに後半20分には再度関学大のトライが成功。

これ以上点差を広げたくない関大。前半にコンバージョンキックを決めた立石が関学大の選手の隙間を縫いボールを敵陣近くまで運ぶ。これには観客席も盛り上がり、仲間からは「関大継続!」との声が。フィールド上の選手も吸い寄せられるように敵陣近くまで進む。しかし後半24分、関学大の選手が一瞬の隙をつき関大側に向かって走り出す。自陣付近の防御が手薄になっていたため止めることができず、トライを決められてしまう。更に後半27分にはまたもや関学大の選手に隙をつかれ、追いつくことができず得点を許してしまう。

 

試合終了が近づく後半37分、自陣側でスクラムによる試合再開。これ以上の得点は許すまいと必死に防御するが押し進められ得点される。ここでノーサイド。

IMG_4685-200x133 後半に勢いに乗ることができず関学大に敗北
△整列する

前回、環太平洋大に大量得点で勝利したために、より悔しい結果となった今回の試合。悔しい思いをした選手たちが次戦でどのような試合を展開するのか期待がかかる。【文:長鴫海莉/写真:村中望々】

△石川
(今日の試合を振り返って)そうですね。よかった点については、前半から向かい風の 条件悪い中でもしっかり、自陣の時間は多かったんですけど、しっかりリンスマインドとなって守りきって、同点で終われたことは良かったかな。悪かった点といえば、敵陣入ってもう少しレトライっていう時に、やっぱりミスであったりとか、その決定力がまだ身に付いてないのと、あと、後半相手に勢いつかれてのってこられた時に、それを跳ね返すだけのチームの元気というか、気持ちの部分で完全に今日相手に負けていたかなって思います。(ご自身のプレーはいかがでしたか)ちょっと個人としては主将という立場でチームをまとめていかないといけないのに、少しちょっと自分のことでちょっといっぱいっぱいなった部分があったので、 自分のプレーを100パーセントするのはもちろんですけど、チームマネジメントの部分でもしっかり管理、チームの雰囲気をどうやって上げるかっていうのをもっと徹底してやっていかないといけないなという風には感じました。(試合中印象に残っているシーンは)そのいい意味で、 1本目とった時は、完全に相手の気をつけたのかなっていう、相手が準備してない弱い部分に対して、自分たちが準備してる強い部分を当てれて、簡単に トライを取れたかなっていうのがありますね。悪い部分は、さっきも言ったんですけど、その敵陣入った時のもう少しでトライっていうところで、2本ほど取り切れなかったと思うんで、そこで雰囲気とゲームの流れを相手に持っていかれたので、そこかなと思ってます」

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